松実ブログ

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気づくとき。

2008年06月03日 20時37分45秒 | Weblog
人とのつながりってなんだと思いますか?

中学を卒業して、高校を卒業して、大学を卒業して。色々な別れを経験して、ふとそんなことを考えました。

高校生の時の私だったら「携帯電話」と答えるのではないかな。

朝から晩まで、ずっとメールをしていました。今思えば、電話をして直接声を聞いて話せばよかったのに。次に会った時に顔を見ながら話せばよかったのに。そう思います。

でも、その時の私には必要だったんだろうな。何度も、メールの文章で救われたんだろうな。

今はそんなものなくても人とのつながりを信じられるようになりました。メールなんかしなくても、「元気かなぁ」と思い出します。「会いたいなぁ」と思います。

つながりってそういうことなんじゃないかな。会っていない時、電波でつながっていない時、ふと思い出すのがつながりなんじゃないかなって思います。

でも、このことに気づいたのは高校生の時の自分がいたから。

「メールなんてやめなさい」「今の若い子はメールばかりして」

こんなセリフにうんざりしている人、いませんか?高校生の時の私は、うんざりしていました。理解できませんでした。でも今は、自分がうんざりしていたセリフをみんなに言っている気がします。

人ってそういうものなんですね。周りが何を言ってもわからないことって、自分で気づくしかないのかもしれません。

今必要なことは大事にすればいい。信じてみればいい。それが間違っていることであれば、みんなはいつか必ず気づくから。

もえ