ノーベル賞受賞の翌年は入学希望者が増加する傾向が強い。従って、東大理系は若干の希望者増加が見込める。名古屋大学は野依さん以降、ノーベル賞受賞者を堅調に輩出している。元々理系大学であるが、その影響が顕著である。またトヨタ自動車はじめ日本を代表する製造業が控えており、卒業生の就職も順調である。さらに、MRJの製造で一躍脚光をあびる三菱重工もあり、今日本で一番元気があるのが中部地区かも知れない。そうした中部地方の企業にとって、人材の供給源としての名古屋大学は実に頼りになる大学だ。こうした環境であるので、名古屋大学の卒業生の地元志向は他地域よりも強い物がある。理系人気でもあり、名古屋大学の理工系は元気が良い。日本経済の先行き不明な点もあるが、安定成長を旨とする中部企業をバックに、しばらくは名古屋大学理系の独走は続くとみられる。中部圏の高等学校に根強い人気の名古屋大学を目指すなら、併せて東大も視野に入れた学習を心がけてはどうだろうか。モチベーションが高くなり、良い結果を生むケースが多いこと請け合いだ。
あと一日。最後の最後まで諦めずに努力しよう。
あと一日。最後の最後まで諦めずに努力しよう。