小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

約束って重いよね。「言ったまで。」では済まされないことってあります。言動にご注意を。

2013-12-21 | 日記

 世の中には、口から出まかせの人っています。苦し紛れの言い訳、その場しのぎの言い訳。そういった類が多いので、他人の口車に乗らぬ注意が必要です。相互の信頼関係で成り立っているのが世の中。しかし、ついつい目的を達成するために言ってしまった言葉もあります。約束をしたら、文書に残しておく必要があります。男女間なら婚姻届が大切な文書となります。契約によって世の中は成り立っています。後々のトラブルをなくす意味で、契約文書を取り交わすわけです。では、口約束はすべて無効かというと、そんなことは在りません。リーガル・ハイの堺雅人さんに、一度このあたりの実例をドラマ化して欲しいところです。社内規定は私法であり、大前提で民法、そして憲法の順に優越します。参院選の定数不均衡問題は、憲法に触れる事態なのです。どうかみなさん、日頃から、リーガルマインドを養成しましょう。これには、文系、理系は関係ありません。法律は権利を主張するものではなく、相手の人権も含めて双方の妥協点を見つけるための、判断基準なのです。日頃から、それはリーガルか、イリーガルかを判断できる人になりましょう。その訓練が将来に渡って、貴方自身を助けることになります。

 

 


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教科書採択について。(再び)教育委員会制度とのからみで、今後どう変化するか注視が必要です。

2013-12-20 | 教育制度について

 沖縄県の八重山地区で竹富町だけが別の教科書を使い続けていることについて、中教審=中央教育審議会は、地区ごとに同じものを使うようルールを明確にするという文部科学省の方針に理解を示す一方で、今後、制度自体の見直しも検討するよう求めました。

小中学校の教科書は地区ごとに同じものを採択するよう昭和38年から法律で定められていますが、沖縄県の八重山地区では竹富町だけが別の教科書を独自に使い続けています。
文部科学省はルールを明確にするため、地区の決定が市町村教育委員会の採択より優先されることを明記して法律を改正する方針で、これについて、16日、中教審の分科会で2回目の議論が行われました。
中教審としては、当面の混乱を防ぐためルールを明確にするという文部科学省の方針に理解を示しました。
一方で、委員からは「教科書の調査研究は地区共同で行い、採択は市町村ごとにできたほうがよい」とか、「将来的には無理な一本化を求めず柔軟な制度にすべきだ」といった意見が相次ぎ、制度自体の見直しも今後、検討するよう求めました。
中教審での議論はこれで終了し、文部科学省は来年の通常国会に法律の改正案を提出することにしています。

 

以上、NHK NEWSWEBより。「教科書採択制度見直しも検討を」(12月18日16時16分)

教育委員会制度をどうするか、道徳教育をどうするか。手をつける部分、そのまま存続させる部分はあるかと思います。

また、英語教育の小学校段階での必須科目化(5,6年)、3,4年での初期指導開始が規定路線化されています。

この点については、また項を改め、別の機会に取り扱おうと思います。

他方、厳しい高等教育の国際的な評価に耐え抜くための大学、大学院教育の質保証の問題もあります。

大切なのは、きちんとした議論の後に、確たる制度設計を行うことです。

 教科書を規定する教科書検定制度も見直しをする必要がありますが、文部科学省はこの点に関して、柔軟な姿勢を見せています。「ゆとり教育」からの脱却が図られた直近の教科書改定では、指導要領はガイドラインとしては、最低レベルであるとし、より進んだ内容を盛り込んでも可としたことです。つまり、標準学習と、発展学習の2階建てを始めて認めたことです。実際に算数、数学の教科ばかりでなく、すべての科目で、このことは実行されています。現在の小学校の教科書をみれば、その辺の事情は一目瞭然です。先行する学年で習ったことの復習も用意され、学習のレベル設定は、現場の教師に任されることになります。お陰で教科書は以前の3割増しの分量となっています。地域によっては、教科書全てを教えるところもあれば、標準部分までを教えて終わる地域も当然あるだろう。教育レベルの単一化ではなく、多様性を認めたところに、文部科学省の姿勢の柔軟性を見る思いがします。

 


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教科書採択について。(中央教育審議会答申より)広域から市区町村レベルでの採択への変更。

2013-12-19 | 日記

 教育委員会制度の見直しを行っている中央教育審議会から、教科書採択を地域レベルから、市町村レベルに変更してはどうかという答申が先頃提出された。広域採択から市町村レベルへの採択への変更だ。これは現場に相当レベルで混乱を巻き起こす恐れがある。先生の転勤、生徒の転居によりその都度教科書が変わる可能性があり、先生・生徒ともにメリットが無く、大きなディメリットがあるのです。広域採択を止めることは無いと思うのですが、如何でしょうか。

 

 


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猪瀬氏、東京都知事をいよいよ辞任。出版されたタイトル通りに「勝ち抜く」ことはできなかった!?

2013-12-19 | 日記

 やはりというべきか、猪瀬氏は辞任を決めたようだ。徳州会からの5,000万円受け取りが単なる借入金でないことは、誰の目にも明らかだった。残念というほかない。猪瀬氏をTVで初めて拝見したのは、田原総一郎氏の「朝まで生テレビ」であったと記憶する。あれから約20年。作家から東京都知事まで上り詰めての最後を汚してしまいました、


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現代数学社発行の雑誌「現代数学」について。

2013-12-18 | 数学よもやま話

この4月から、「理系への数学」改め「現代数学」となった月刊誌にゆいて。

現代数学社発行の月刊「現代数学」は雑誌の名前を以前の「現代数学」へ復帰させた。時期的なことは定かではないが、誌名変更にまつわるお話を。

筆者がまだ中学生の頃、既に現代数学社発行の「現代数学」は既に存在した。「代数、解析、幾何あるいは、群論、位相空間、ε-δ論法など」といった用語は既に中学2年で目にしていた。当時数学を担当してくださった、I先生に分からないことを質問すると、いつもにこやかに教えてくださった。何を着ても的確に教えてくださる先生を心から尊敬していた。この先生のお陰で、今の自分があるように思う。準同型写像や群論の初歩を分かりやすく教えてくださった。もちろん学校の勉強はしっかりこなした上での特別な勉強だった。高校生の頃は京都大学の森毅先生の「位相のこころ」「現代解析のこころ」を読んでいたように記憶する。(隠れ森ファンにこのころなった。?)

この間、ずーと雑誌のタイトルは「現代数学」だった。大学在学中も、卒業後もしばらく雑誌はとっていた。コンピュータ関係の仕事をしている時期に雑誌を取らなくなった。何年か前、雑誌タイトルを「理系への数学」に変更して存続していることを知る。そしてこの4月、再び雑誌タイトルをもともとの「現代数学」に改めた。自分にとって思い入れの大きな雑誌だった。(もちろん、数学セミナーも同じくらい大切な雑誌です。)

理系離れが激しいときに「理系への数学」と誌名変更し、本格的に数学を学ぼうとする人々を増やす目的で再び「現代数学」へと誌名変更したとしたら、時流を読んだ名編集者の特大ホームランといったところだ。いずれにせよ、数学好きには朗報といえる「現代数学」復活でした。

ありがとう、現代数学社!!

 


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大学生の就職について。企業採用者の本音を知れ。

2013-12-16 | 日記

 企業の採用担当者の本音。(ブラック企業ではなく、ノーマルな会社の場合)

 1.できればいい社員を採用したい。(いい社員とは?)

 2.すぐに止められてはかなわない。(無駄な採用コストは掛けたくない)

 3.会社の将来を担う人材は、数名でも確保したい。(砂金を見つけること)

 4.兵隊さんも必要だ。(城は人垣というではないか。)

 5.協調性のある人材が必要だ。(協調性さえあればなんとかなるよ。)

 6.国際市場でも折衝その他、コミュニケーションが取れる人材が欲しい。(グローバル化に対応できる人材)

 7.飛びぬけたアイデア、思考のできる人材も必要だ。

 8.活力に溢れた人材が必要だ。

 9.リーダーシップがとれる人材が欲しい。

10.少々のことでへこたれぬ人材が欲しい。

11.イノベーションに前向きな人材が欲しい。

12.豊かな人間性と計算高さを備えた人材が欲しい。(そんな人材いるんかい?)

13.プレゼンテーション能力のある人材が欲しい。

14.エントリーシートはいちいち見ません。出身大学名で絞込みをかけて、上位校(15大学から30大学)に絞って、

   企業説明会をしよう。

15.就職内定後のつなぎとめが結構大変だ。(心変わりをしないでね。)

16.AO入試、推薦入試合格者はとりあえず、選考対象からは、避けておこう。(エグイ本音です。)

17.馴染みの大学研究室からお世話願うのが無難で、失敗が少ない。(けれど何人に一人は、教授のたってのたの

  みだもんな。多少ヘボでも採用せねばならぬこともある。そこがツライ)

18.運動系、体育会系大いに結構。(丈夫で長持ちが喜ばれます。)

19.特定大学にあまり偏らないように、人選しています。

20.内定を断ってきたら、次年度はご遠慮願いますね。はい。

以上が採用担当者の大多数の本音です。

どう対応するかは、貴方次第です。

 

 


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便利さに潜む危険性にご注意を!

2013-12-15 | 日記

普段何気なく使っているもので、無料のもの、ありますか?

IT関連では、結構無料ってあります。

通話無料、メール無料で利用している、サービスはないですか?

一度、⭕⭕⭕⭕ 危険 と検索をかけて下さい。

その企業が何で利益を上げて居るかが分かると、無料の危険性に気付きます。

自分の大切な、家族、親族、友人、仲間の個人情報が本人に無断で売買されている事実に、貴方は、驚愕するだろう。

今すぐ、検索を!


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教育委員会制度の見直しについて。

2013-12-13 | 日記

 現在、教育委員会制度の見直しについて、中央教育審議会からの答申が昨日発表された。各自治体の首長に権限を与えるかどうかで、審議会委員の中でも意見が相違したという。

 歴史的に見て、地方自治体の首長に権限を与えることの是非が検討され、戦後現在のような制度になった。政治との中立性を担保するためには、やはり首長に権限を与えることには問題があるように思うが、特定秘密保護法と同じように、議論審議を尽くさずして、暴走すれば、拙速のそしりは免れかねない。

 

 


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北朝鮮のNo.2の処刑に驚き。フランス革命並みの過激な行動(!?)

2013-12-13 | 日記

 国情の違いとはいえ、恐怖政治の北朝鮮。あるぬ方向への暴走をただ心配するのみ。

義理の叔父を排除して処刑。普通の精神の持ち主なら、かなり参ってしまうだろう。

異次元の国、それは北朝鮮。親日派だった、キム・ジョンウイルとの違いが今後より鮮明になると思います。

 

 


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当たり前のことを、当たり前にこなせば、それが入試対策になっています。まず授業を大切にしよう。

2013-12-12 | 大学受験

 平常の授業は授業であり、大学受験の準備はまた別のものとお考えの方、「それ、誤ってますよ!」

授業で習うことを確実にこなしてこそ、入試問題も解けるのです。小さなことの積み重ねがより重要なのです。

1.予習などと大げさに構えずに、次回授業であつかう内容を予め下調べしましょう。

 ・英語ならば、分からぬ単語、熟語、構文を調べておきましょう。もし意味が捉えにくい箇所があれば、チェックしてお  

  きましょう。(なお訳文はしっかりノートに書いておきましょう。授業中に先生の解説を聞いて添削しましょう。)

 ・古文ならば、重要古語を調べておきましょう。

 ・漢文ならば、重要句型を覚えておきましょう。(句型は例文とともに覚えておきましょう。)

 ・数学ならば、例題にしっかり目を通しておきましょう。普段からチャートなどで先取り学習をすると良いです。

  (今習っている単元の1つ2つ先の単元をチャートで予め予習しておくのです。)

 ・現代文では、不慣れな用語をしっかり調べておきましょう。用語は、著者の定義に従うことです。

 ・読書スピードを上げる努力を常にしましょう。

 (一瞥で見られる範囲、アイ・スパン、を拡げえう努力をしよう。読書スピードが格段に速くなります。)

 2.習ったことを徹底的に理解し、記憶にとどめよう。「忘れたら覚える」のサイクルを何度でも繰り返してください。

  ・5感をフルに使って、効果的に物事を覚えよう。

 3.基礎事項の積み重ねが大切です。基礎事項を組み合わせて物事に対処すべきことを学んでください。

  ・基礎事項を覚えるだけではだめです。試されるのは知識の運用方法なのです。そのことを忘れないで下さい。

 4.センター試験と2次試験は別物ではありません。センター試験の向こう側に二次試験を見据えることが大切なの

   です。センター試験で基礎事項を固めておけば、それが二次試験の効果的な準備になる事実に注目してくださ

   い。センター試験と二次試験は別物ではないのです。しっかりした基礎知識のもとに強靭な思考力を養うのです。

 5.「解等力」のUPに常に心を砕こう。

 ・答案は、受験生から採点者への唯一のメッセージなのです。効果的に考えを伝えることは、コミュニケーションの

  原点です。細心の注意を向けて、答案作成に臨もう。

 

 

 


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