例年通り、4問の出題だ。
1番 定積分の誘導問題。
2番 指数関数と対数関数のグラフ問題。
3番 二項定理、フェルマーの小定理、合同式関連の問題。
4番 遷移確率の誘導問題。
解答順序は1,3,2,4がお勧めか?
1番は類題も多く、演習の時間にやりたしたよね?
2番は丁寧な論証が必要です。
3番は手堅く二項定理で攻めよう。
4番はひたすら誘導に乗ろう。
1番3番を手早く解答。2問で30分以内を目指す。
残り時間120分をフルに使って2番4番を解こう。
医学部はこの4番の出来具合が合否を左右するだろう。
1番3番を手堅く解き、残りで部分点を確保出来た人が合格するでしょう。
合格ラインは
医学部で80%以上、それ以外の工学系、理学系で70%弱でしょう。
定番の問題をソツなくこなすとこが望まれてきます。
4番は誘導に従って、具体的な場合を良く分析することが大切です。
近年になく、手をつけやすい問題です。
今年、東大理系数学で確率が7年ぶりに出題されませんでした。東大理系風の問題が名大理系に出題された形です。