小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
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第5波の収束も近し?

2021-09-30 | 武漢発パンデミックからの脱却
緊急事態宣言解除。
完全な収束には、まだ2年弱の年月が必要か!?


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共通テスト「情報」、浪人生に別問題 初出題の25年 文科省方針

2021-09-29 | 情報Ⅰ

 2025年の大学入学共通テストで初めて出題される教科「情報」について、文部科学省は、浪人生向けに別の問題を出題する方針を決めた。現役生として25年の共通テストに臨む学年と、それより上の学年では「情報」の授業で学ぶ内容が異なるためで、この年に限って経過措置として浪人生向けの問題を用意する。

 教科「情報」は、来年度の高校1年生から順次適用される新学習指導要領に基づき、プログラミングやデータ分析などを学ぶ「情報Ⅰ」(必ず履修する科目)と、発展的な内容の「情報Ⅱ」(選択科目)に再編される。一方、今の高1以上が学ぶ現行指導要領では、プログラミング学習やデータ分析は必修でない。

 文科省は、来年度の高1が高3になって臨む25年の共通テストから「情報Ⅰ」を出題科目に加えると今年7月に発表。そのうえで、大学・高校の関係者らと、同年の共通テストでの浪人生の取り扱いについて協議を重ねてきた。その議論が28日までにまとまり、現行の指導要領に基づいた「情報」の問題を浪人生向けに用意し、この問題と現役生向けの問題を選べるようにすると決めた。現役生は、浪人生向け問題を選ぶことはできない。

 指導要領の改訂に伴う浪人生への経過措置をめぐっては、15年の旧大学入試センター試験で、数学・理科で旧指導要領の内容を反映した別の問題が用意されたことがある。

 25年の共通テストでの「情報」の扱いについては現在、国立大学協会(国大協)で議論が行われている。国立大の受験生に対し、従来の5教科7科目に「情報」を加えた6教科8科目を課すのを原則とする案が浮上し、賛否両論がある。国大協は11月にも方針を決める見通しだ。

以上朝日新聞デジタルより




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情報処理学会作成 高等学校 情報Ⅰ用研修動画 第4章ストーリー①を視聴できる。

2021-09-28 | 情報Ⅰ
第4章ストーリー1 情報システム

出演:大場 みち子(公立はこだて未来大学)、中野 由章(工学院大学附属中学校・高等学校)

教材:高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材 第4章 情報通信ネットワークとデータの活用

https://www.mext.go.jp/content/20200722-mxt_jogai02-100013300_006.pdf



1.情報システム(1)情報システムとは
https://youtu.be/vhzigKXFhz0

1.情報システム(2)情報システムの具体例
https://youtu.be/JKVX0v6Xw_Y

1.情報システム(3)情報の活用
https://youtu.be/ZfAxhLMjHqc

1.情報システム(4)オープンデータとは
https://youtu.be/-mRm6zeV8S8

1.情報システム(5)オープンデータの活用
https://youtu.be/Qf4oB_9BrNo

1.情報システム(6)オープンデータの組み合わせで
https://youtu.be/KzoemRhGw9g


イラスト:山本 優歌

音楽:辰己 丈夫(放送大学)

台本:大場 みち子(公立はこだて未来大学)、安田 豊(京都産業大学)、中野 由章(工学院大学附属中学校・高等学校)

監督・制作:大場 みち子(公立はこだて未来大学)、安田 豊(京都産業大学)、奥村 晴彦(三重大学)、辰己 丈夫(放送大学)、高橋 尚子(國學院大學)

※ 以上の内容をwordにコピー&貼り付けてご使用下さい。


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教科「情報」87大学が入試で使う意向 共通テスト初出題の25年度

2021-09-20 | 共通テスト


 大学入学共通テストに「情報」が初めて出題される2025年度入試で、受験生に「情報」を課す大学が何校あるか朝日新聞と大手予備校の河合塾が調べたところ、全国で87大学が、共通テストか個別試験、または両方で課す意向を示した。ただ、大半の大学は判断材料が不足しているなどとして、「検討中」「わからない」と回答した。(桑原紀彦、編集委員・増谷文生、同・宮坂麻子)

 朝日新聞と河合塾は全国の大学を対象に共同調査「ひらく 日本の大学」を11年度から続けている。今年度は6~8月、国公私立の775大学を対象に実施し、655大学(85%)が回答した。

 教科「情報」は、高校の新学習指導要領に基づいて来年度から、プログラミングやデータ分析などを学ぶ「情報I」(必ず履修)と、発展的な「情報II」(選択)の2科目に再編される。来年度の高1は、この指導要領のもとで学ぶ最初の学年となる。この学年が高3になって臨む25年度入試では、共通テスト(25年1月実施)に「情報」(科目は「情報I」)が追加されることが決定しており、共通テストや個別試験で「情報」を課す大学がどれだけ出るかが焦点となっている。

 共同調査では各大学に対し、25年度入試(一般選抜)での「情報」の取り扱いを質問。共通テストと個別試験それぞれについて「一部の学部・学科・入試方式での対応も含め、必須科目または選択科目として課す・課す方向」「課さない・課さない方向」「検討中」「わからない」の中から当てはまるものを選んでもらった。

■共通テストと個別試験の両方で課す意向の大学も

 共通テストか個別試験、または両方で課す方向と答えたのは87大学。このうち京都府立医科大、東洋大など18大学は両方で「課す・課す方向」とした。「共通テストで課す・課す方向」としたのは金沢大、立教大など66大学。「個別試験で課す・課す方向」としたのは3大学だった。

 一方、奈良県立医科大など57大学は、いずれでも課さない意向を示した。

 ただ、共通テストも個別試験も、およそ4分の3の大学が、判断材料の不足などを理由に「検討中」「わからない」を選択。高校で「情報」を教える態勢が整っていないことを懸念する大学が複数あった。

以上朝日新聞デジタルより


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コロナ新規感染急減の理由は? ウイルスの「生存戦略」という見方も

2021-09-20 | 武漢発パンデミックからの脱却

 この夏猛威を振るった新型コロナウイルスの感染「第5波」。大阪府では9月1日をピークに新規感染者が急減している。全国的にも同様の傾向で、政府新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は理由を「複合的」と表現した。幅広い専門家に聞くと、夜間の人出抑制、ワクチン効果などを挙げる意見の一方で、ウイルスの「生存戦略」を指摘する見解もある。メッセージは「警戒を緩めるな」だ。

人流の変化が関係?

 府内の1日当たり新規感染者数は9月1日に過去最多の3004人を確認。初の3000人台で同日の東京(3168人)に匹敵する数字だった。しかし、1週間後の同8日は2012人、2週間後の同15日には1160人に減った。

 「考えられる要素は複数あるが、これは、というのはない」。9月9日に開かれた大阪府新型コロナ対策本部会議で、感染者減少の理由を問われた藤井睦子・健康医療部長はこう説明し、「これまでの波のように、何らかの自粛要請をきっかけに急減していく分かりやすい現状になっていないのは事実だ」と吐露した。

 データで関連性がうかがえるのが、いわゆる「人流」の変化だ。筑波大の倉橋節也教授(社会シミュレーション学)によると、東京や大阪では夜間の人出が感染者数と相関関係があるという。

 ソフトバンクの子会社「アグープ」のデータを基に分析すると、大阪府に4回目の緊急事態宣言が出た8月2日以降(9月8日まで)の梅田駅の午後9時台の人出は、第4波の感染拡大前(3月1日~4月4日)の同じ時間帯に比べて約30%減少した。SNSの分析では8月以降、カラオケや飲み会、バーベキューの投稿が4分の1程度になったという。倉橋教授は「東京五輪の閉幕(8月8日)後は、コロナによる医療逼迫(ひっぱく)などが多く報じられるようになった。お盆中の長雨もあり行動抑制につながった」と分析する。

 大阪大感染症総合教育研究拠点の中野貴志教授(原子核物理学)は「職場や家庭など身近な所まで感染者が出ると、普段会わない人と接触を控えるなど行動変容が起きるのではないか」と推測。「これまでも一定期間で感染は収まっている。ただ、ピークアウト後の感染者の減少速度は第1~4波はほぼ同じだったが、今回は10%以上速い」と指摘し、ワクチン接種が進んで感染しやすい人が減ったことを理由に挙げた。

気温の変化も要因の一つか

 患者の治療にも携わる関西福祉大の勝田吉彰教授(渡航医学)は、気候が生活環境に影響を与えたとみる。大阪市の最高気温は8月中旬以降、平年を下回ることが多かった。「冷房中は周囲への気兼ねもあり部屋の窓を開けにくいが、涼しくなれば抵抗感も薄れる。換気の効果があるのでは」と考察。また、百貨店の地下食品売り場でクラスターが相次ぐなど身近なニュースもあり、「一人一人が考えて外出を控える行動につながったのでは。マンネリとされる緊急事態宣言の効果もゼロではなかった」と言う。

 これらは「人」に着目した見方だが、昼間の人流が抑え切れていないなど疑問も残る。今回の事態をウイルス側から考えるのが、ワクチン開発に長年取り組んできた大阪大感染症総合教育研究拠点長の松浦善治教授(ウイルス学)だ。

専門家「新たな波は来る」

 ウイルスは生きた細胞の中でしか増殖できない。感染した細胞(生物)が死ぬほど病原性が高すぎると、ウイルス自体も効率的に増えられない。そのため、絶えず変異を繰り返して感染力や病原性を変化させ、生き残りを図る。その過程で感染の増減も起きる。

 多様なウイルスと格闘してきた松浦教授は「インフルエンザは季節性で新しい変異が少し入りながら冬に流行する周期を繰り返すが、新型コロナは非常に変異しやすい」と説明。「人間界に広がってまだ間もないので、人とウイルスがお互いに探り合いながら落としどころを探しているプロセスなのでは」と推察する。今回の感染急減も収束と拡大を繰り返す局面の一つと考えられるとし「感染が一時的に減少しても新たな波は来る」と警鐘を鳴らす。【松本光樹、高野聡、近藤諭】

以上毎日新聞より

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