小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

サタデー・プログラムに行ってきました。OBのX君とも久々に会えました。

2014-06-30 | X君へのアドバイス
久々に、X君に会えた。
 X君は現在、京大の3年生。機械工学を専攻している。
来名すると、本ブログを見ていますとのこと。
専門課程に入って、講義ノートだけではなかなか分かりづらいとこぼしていた。

当たり前です。講義ノートだけで勉強は済むものではありません。

流体力学のお薦めは、今井功先生の「流体力学(前編)裳華房」につきます。(なお後編は未出版です。)
「ベクトル解析」は安達忠治先生(培風館)がお薦めです。
「熱力学」は谷下一松先生(裳華房)が良いです。(すでにお持ちか?)
TeX live2013 を導入して、論文を書く下準備をすること。
技術評論社「美文書作成入門 LaTex2ε」(奥村著)の巻末付録のDVDでインストール可能。(windows Apple Linux いづれにも対応)
なお、アカデミック・スキルについては、慶應義塾大学アカデミック・スキルで検索すれば、適当な文書、動画が得られます。論文の書き方、ノートのとり方など参考になることが満載です。
それから、参考になるのが、OCW(オープン・コース・ウェア)でMITのOCWが特に優れものです。参考にしてください。もちろん講義は英語ですが・・・
生協のお手伝いと、教学社(赤本編集)のアルバイトで忙しいとは思いますが、本業を忘れず、アカデミックな学生生活をお送りください。
ではまた。See You!




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数学オリンピックの問題の質的変化について、気づいたこと。

2014-06-27 | 数学研究
 この2、3年で予選の問題レベルに大きな変化がありました。
12問のうち、1題目から10題目までの問題の難易度がなだらか、あるいは平均化されたように思います。以前だと、簡単すぎる問題が2,3題あったが、それが姿を消し、レベルアップした問題に変わったことです。
実力差が出やすい問題に変わり、純粋に「数学試験的」な問題が増えてきました。それに伴って、いわゆる受験校の予選通過者が増えたことと、予選通過者の人数も倍増したことです。地方進学校の躍進が目覚ましいことも特徴的です。気のせいかSSH指定校が健闘しているようにも見えます。

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1学期末試験も近づいてきました。高3生はこの夏休みが天王山です。

2014-06-27 | 大学受験
 あらまほしきは、良き指導者なり。
指導者の資質により、生徒の実力伸張は大いに左右されるところなり。
古くは吉田松陰の松下村塾。名前を模した末j下政経塾。そもそも幸之助さん自体が吉田松陰の熱烈なファンであったことが、松下性を名乗るきっかけだったのであろう。
在日の彼が、日本の将来を背負う人材を育成しようと晩年に設立したのが松下政経塾。
ことの成否は歴史が自ずと物語るので、コメントは差し控えよう。

 関西同友会だったかに、とうとう最後まで加入を認められなかった松下幸之助氏。
晩年のかれは、私財を多方面に寄付をした。
慶應義塾大学理工学部には5億円を投じて、松下記念図書館が建設された。
また、トロンプロジェクトには積極的に協力していただいた。
彼にとって、国籍などはどうでもよい問題だった。大切なのは、人類、社会の発展であって、その一翼一端を担うことができること。それが松下幸之助氏自身の目的だったのではないかと思う、今日この頃。
 新製品をどのタイミングで買うのかを問われた幸之助氏が答えていわく。
「後から買えば、もっと安くて、品質の良いものが買えるかもしれません。しかし、速く買う人がいてくれてこそ、技術革新のための蓄積が出来るのです。社会の進歩のためと、他の人より恩恵を早くうけれれるための先行投資と考えれば良いのではないでしょうか。」至言のお言葉ではないでしょか。


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いよいよ明日はサタデー・プログラム(東海・中学高校)です。

2014-06-27 | 日記
 恒例のサタデー・プログラムが明日28日(土)車道の東海中学高校で実施されます。詳しくはネットでお調べlください。
時間の都合がつけば一度、覗いてみてはいかがでしょうか?
 期末試験もありますが、いい息抜きになるかと思います。

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最近の集合住宅の進歩はスゴイ!?

2014-06-26 | 日記
 新しい集合住宅に変わって、大きく環境が変わった。たとえばTV。地デゾ、BS、CSと統一ケーブルでの転送となり、受け側で分配機器によりラインを接続すれば、それでOK。便利な時代だ。(分配機器も2000円そこそこで入手可能)
引越しの際、大物は何といても冷蔵庫、洗濯機あたりです。洗濯機は最初業者に頼んでいましたが、要領が分かり、今では自分で設置出来ます。最後にマスターすべきはクーラーの設置と取り外し技術かも知れません。これさえ出来れば、大丈夫。若い学生ならば、アルバイトでエアコン設置を体験することも実益があるかもしれません。ポイントは、ガス抜き作業だそうです。
 また、感心するのは「エコジョーズ」
シャワーの心地よさは抜群です。
時代は劇的に進歩しています。



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思えば年をとったものだ。

2014-06-26 | 日記
かっての教え子も齢(ヨワイ)五十路を過ぎている。
思えば年をとったものです。
こし方を振り返ると、数学、コンピュータ、教育の3分野に明け暮れていたようにおもいます。そして、余暇にはいい音楽を聴くこと。
なんと、贅沢な人生だったのだろうと、つくづく思う今日この頃。
後進の後押しをとお引き受けした、数学コンクールの出題委員もかれこれ10年。
幸いに多くの問題を採用して頂きました。
若い芽の才能を発見し、すこしでもその成長に役立てればと問題を考え続けてきました。
身近にある数理的な問題を定式化し、深く考察してもらえるような問題を常に意識しています。数学的な発想を重視した問題を今後も作り続けられればと思っています。

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学校の施設案内で構内を見学される方が散見されました。

2014-06-25 | 日記
 PCが新しくなり、再びAV教室での授業が復活しました。
一日4時間の授業をAV教室で実施しています。授業の合間に、教室をのぞかれる来校者がときどにみえます。ご質問等にはその場でお答えいたしております。プロジェクターで表示されているのは、教科書をスキャンしたものかどうかの質問がありました。教科書作成会社が、教材データをすべてデジタル化しているので、データをそのまま表示していますとお答えしました。
ここ名古屋中学、名古屋高校は熱心な先生方が多く、とても「面倒見の良い」学校だと思います。
今や名中・名高の名物となった「確認テスト」
スポーツで体を鍛え、確認テストで頭脳を鍛える。

 みんな、「立派な紳士に育ってくれよ!」 そんな思いを日々胸に、今日も生徒を鍛える私であった。

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6月28日(土)はサタデー・プログラム(東海中高) 1学期末試験は近いけれど・・・・

2014-06-25 | 日記
 東海名物、サタデープログラムが実施されます。
第25回を迎えました。講座数が以前より微減ではありますが、興味を引く講座があれば是非参加を。

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日本対コロンビア 1対4 前半互角、後半は力負け?

2014-06-25 | 日記
 多くの課題を残して、日本は一次リーグ敗退が決まった。
世界のサッカー技術進歩は目を見張るものがある。
日本の課題はどこにあるのだろうか。
ひとつ参考になるのが、ドイツの若手ではなからおうか。
3人がお互いを確認しあいながら、戦局をリアルタイムで分析し、最適な球出しのタイミングを計るなど、縦横無尽な布陣を敷いている。大いに参考になるでしょう。
 その他、走る、飛ぶ、蹴るの絶対的なスピードが違った。ヘッディングのスピード、角度はずいぶん参考になった。

 コロンビア戦、最後はお株を奪われるような戦いぶりであったように思います。
日本の建て直しのキーポイントはどこにあるかの検討が急務です。

 とはいえ、選手のみなさん、スタッフのみなさん、応援したすべての人々にtがいしては「ご苦労様でした。」の一言です。

 新生ジャパンの活躍を心より望みます。

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ソフトウェアのインストールをして感じたこと。

2014-06-24 | コンピュータよもやま話
 本体上のソフトウェアの実行速度はハードウェアの進歩により格段に速くなった。
重いwindows上でもサクサク動作するようになった。しかし、外部との入出力はそれほど進歩していないことが判明?
 TeXlive2013をインストールしてみると一目瞭然でした。
富士通のノートパソコン5年前と最新モデルにて、同一のソフトをインストールしてみるとインストール完了時間が1時間20分と50分。差があるといえばあるし、ハードの進歩の具合からするとそれほど改良されていないともいえる数値です。
Windows XPと7の入出力においての差がこれほどで小さいとは、少々以外でした。

 これからTeXを学ばれる方は、是非Tex1live2013およびそれ以降をお使いください。
特に、理工系の学生さんは、レポート、論文を書くときに必ずお世話になることが予想されるソフトなので、今のうちから慣れてください。
 技術評論社から出ている奥村先生(三重大学教育学部)による『LaTeX2ε美文書作成入門』がお薦めです。(名古屋大学の理系生協書籍売り場には平積みしてあります。)
以前にも紹介したことがあるので、ご記憶の方も見えるでしょう。ドクター・クヌースによるTeXを身近に使用できる時代になりました。本当にいい時代になったものです。
数理科学、コンピュータサイエンスを志す人には必携ソフトです。
(私の中高時代にこのソフトがあったら、間違いなくインストールして日々愛用していたでしょう。)

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