風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

映画/ポー川のひかり、ジェイン・オースチィン

2010年02月13日 | 映画

主人公のイタリアのボローニャ大学の哲学教授は、宗教では世界を救うことはできないと
図書館の古文書に釘を打ち込んで大学を去り、ポー川の岸辺に廃屋を見つけて住み始める。
本を読むより友人とコーヒーを飲むほうがいいなどと言って人々と交流を始める。
県はポー川の工事をすることになり、住民は立ち退きを迫られる。
その時、彼はクレジットカードを使い、身元がわかってしまい、警察に逮捕される。
これで映画は終わり、彼はその地に戻らなかった。。
あれこれ屁理屈を付るが、所詮、インテリの頭でっかちの独りよがりな自己満足でしかなかった。
村の娘と恋仲になりながらそのままトンズラ、何とも後味の悪い映画であった。
佳作とはとうてい言えない。
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イギリスの作家、ジェイン・オースチィンのラブロマンスを描いたと言う、ただそれだけの映画。
アン・ハサウェイは超美人とは言えないのだが魅力的に綺麗で、映画全体に流れるイギリス英語の音は美しかった。
それにつけてもイギリスの建前だけの上品さは鼻持ちならない。
その暗喩的批判が刺身のツマほど描かれる。
【2月10日、飯田橋ギンレイ、天気悪し】

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