風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

スペインの旅、アンドラ/フィゲラスとジローナ

2011年06月29日 | スペインの旅
5月10日 アンドラ公国

少し、マニアックなようですが、スペインとフランスの国境にあるアンドラ公国を訪れました。
石川県ほどの広さの小さな国で、関税がなく、観光立国の国です。
同時に、古代ローマ・共和制時代の民主国家的執権体制[執権の年ごとの交代制など]を敷いているとも聞いています。
朝10:30バルセロナを出発、3時間後にアンドラに入り、17時のバスで3時間後の夜9時にバルセロナに戻りました。
バルセロナ・北バスターミナル正面[ALSAのバス、バス代は往復で46.25ユーロ]
 

入国・出国は、高速道路の料金ゲートのようなゲートをバスで通るだけ、パスポート審査などなくあっという間です。
 
バスを降りて、中心地のロトンダ広場に行き、インフォメーションで地図をもらい、市庁舎の場所を聞いた。
モニュメントの後ろがインフォ、その前のメイン広場に立つモニュメント
 
BARで食事をし、市内を散策しました。
 
免税のため、ガソリンスタンドがやたらに多く、家電や化粧品や煙草やお酒など高額商品のお店が多かったようだ。
私は、日本のデジカメの値段がどの位か見たら、驚くほど安く、30ユーロのものもあった。
でも、それはどうも安くするためだけの製品で、輸出限定品のような気がした。
                                    これは日本人のお店か?
  
                                    これは郵便局
 
スペインでは、車のナンバープレートは"ユーロを示すE"が多かった。
その他、スペインもあったが、ここアンドラは"AND"だった。[イタリア・フランスでは気がつかなかった]   これは郵便配達
  
メインストリート
 
    
 
 
  
 
  
 
 
墓地
   

取り立てて見るべき観光スポットはなく、市庁舎を見た後、ちょっと脇道に入ったのが失敗のようで、行き過ぎてしまい道に迷ってしまった。
道を聞こうにも人は歩いていないし、やっと人にあったら、英語が通じず、であった。
だが、大きな川が流れているので、川にぶつかれば後はOKだった。
帰りは、泊まる停留所が行きより多いようで少し時間がかかった。
ただ珍しい国に行って、ランチを食べて、道に迷って、と言うだけだったかもしれないのだが、こんな旅もいいかもしれない。
バスは、もちろん高速道路と言うより自動車専用道路を時速100kmほどで走るのですが、時々バス停に止まります。
バス停は、日本のように自動車専用道路上ではなく、そこから降りた一般道路所にあります。
一般道路に出る時、日本のように料金所のゲートのような物はなく、その両者の区別はとてもリーズナブルなようです。
乗客もそれほど多くなく、車窓を楽しんだり、飽きたら寝、またバス内にトイレもありました。
これは、国境の警備員かな、写真を撮る暇もないほどあっという間に通過です。
 
夜9時過ぎにバルセロナに着いたのですが、まだ昼のように明るく、街は賑わっているので心配はいりません。
でも、明日は早いのでサンドイッチ・ビール・牛乳・果物を買って、ホテルで食べました。

アンドラは、何が何でも訪れたいスポットではないかもしれませんが、行って見ても良いかもしれません。

5月11日 フィゲラスとジローナ
バルセロナ観光局が主催する『フィゲラスとジローナ1日観光ツアー』(71ユーロ)に参加した。
フィゲレスは、フランス国境近くの落ち着いた町で、ダリが生まれ、晩年を過ごし亡くなった町。
ジローナは、海岸のバカンス町で、大聖堂やユダヤ人居住区跡が残っている町です。
集合場所は、カタルーニャ広場内にあるバルセロナ観光局インフォメーションの前、バルセロナ一の巨大スーパー:エル・コルテ・イングレス前、
集合時間は8:30分と早いけど、カタルーニャ広場までは歩いて10分。
前日に買って置いたサンドイッチやヨーグルトやバナナなどで朝食を済ませ向かった。
バルセロナの朝晩は少し寒いほどなので、トイレに行きたくなった。
これだけ広い公園なのに公衆トイレはないので、広場前、スーパーの目の前の"キリマンジャロ"というBARに入り、
トイレを頼んだ。1ユーロ出したが、従業員は受け取らず、貸してくれた。
ツアーには、30人以上の参加者がいた。
添乗員のカルロスは、英語・スペイン語の順で話すので、ずうっと早口で話しっぱなしであった。

ジローナ
ジローナに着いたのは10時ちょっと過ぎ、そこでガイドが来るまでしばらくトイレ休憩し、約2時間ガイドとともにジローナの町を歩いた。
ジローナの町はフランスからバルセロナに至る交通の要衝にあり、ナポレオンに抵抗したという自負を持つ。
イスラム・ユダヤの小さい遺跡も残っている、と言う。
 
 
折しも、この一週間"お花祭り"で、たくさんの所に花のモニュメントが作られ、観光客もとても多かった。
 
 
 
 
暫く英語ガイドで市内を観光。
カテドラル
  
  
 

これは、確かアラブ浴場跡と思うのだが。
  

貝殻の化石跡が残る壁石
  
                                           以下、土産屋です
    
 
映画博物館
 
道路の飾り                                                   郵便配達人
  
公園のモニュメント


フィゲレス
フィゲレスまでは1時間。
フィゲレスさらにフランスに近い、小さい町だが、サルバドール・ダリが生まれ、亡くなった地で、ダリ美術館がある。
ダリ美術館は、楽しく、ちょっとわくわくする美術館で、撮影も自由である。
ダリ美術館は、本館・新館の二つが隣接している。
 
こちらの方が有名かも                         もう一つの入り口
 
 
 
 
 
  
     
 
 
 
  
  
   
  
                                    階段を上って、マルの覗き穴を覗くと、次のように見える。
    
この穴を覗くと
 
  
  
 
 
  
   
 
 
 
 
   
 
 
   
  
  
  
 
   
 
 
  
 
 
ダリさんの作品は、見る物見る物奇抜で、面白くみんな写真に撮りたくなるほどで、こんなに多くなってしまいました。
18時まで自由時間なので、ダリ美術館の後、市内を大急ぎで散策した。
 
アンポルダ美術館                             カタルーニャ玩具博物館[玄関には鯉のぼりが]
 
 
                                     裏に回ると
 
市庁舎                  一般の建物                              お店の看板
  
  
 
教会の入り口                             お店の商品
 
 
ダリさん町では、落書きもこんな
 

夕食もちょっと弾みました[30.77ユーロ]。
 
フィゲラスは小さないなか町です。通りもきれいで、町全体にダリさんの遊び心のような物が感じられてとても楽しかったです。  【続く】

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