風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

三里塚闘争50年の集い

2016年07月20日 | 学習

東京、文京区の文教シビックセンターで『三里塚闘争50年の集い』が行われました。
50年前、佐藤栄作内閣は新国際空港を成田三里塚に建設することを閣議決定しました。
旗の三つの輪は、農民・社会党・共産党の連帯を意味しているそうです。右は、反対同盟の代表世話人の柳川秀夫さん。
半世紀の時が流れ、世界は、今大きく揺れ動いています。
先日(7月15日)、トルコでクーデター未遂事件が起きました。
少し前、イギリスは国民投票でEUからの離脱を選びました。
日本の国民は、改憲を歌う安倍自民党保守=現状維持を選びました。
柳川さんは、「腹八分」を言いました。
100%、All or Nothing、原理主義からは良いものは生まれない、と言うことでしょうか。私は賛成です。
私は、もう少し緩やかに「腹七分」という所でしょうか。
ところで、私は、トルコが大好きです。トルコのクーデター未遂の報道に大きなショックを受けました。
トルコは古代オリエント以来大国でした。近世になって弱体化します。
現代トルコの建国の父と言われるムスタファ・ケマル(アタテュルク)さんは、イスラム国にありながら
宗教と政治を分離する世俗主義で現代トルコの礎を気づきました。
町のレストラン、カフェでお酒が飲める数少ないイスラムの国です。
トルコは、今もまさにアジアとヨーロッパ、キリスト教文明とイスラーム文明の十字路、であり続けています。
エルドアン大統領の「反対派弾圧・イスラム原理主義への傾倒」を私は憂慮しています。
2013年ヨーロッパとアジアを直通する列車が開通しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
集いの前に、文教シビックセンター25階の展望台に上りました。無料です。
 
  
 
 ←Googleマップの引用 
展望台に上るのは二回目です。区役所にこんな巨大施設が必要なのでしょうか。
江戸時代の城の天守閣のように庶民を見下ろし、威圧しているようです。
集いの最中に、茨城地方に地震があり、東京は震度3でした。高層建物なのに大きく揺れなかったのには驚きました。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画/最愛の子、ビューティ・インサイド | トップ | 映画/モヒカン故郷に帰る »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

学習」カテゴリの最新記事