
中田観音
29日
午前中から雨というので、また予定を変更し、朝一番で中田観音に行くことにしました。
魅力的なところですが、やはりアクセスがすごく悪いのです。7:41七日町駅発会津川口行きの電車に乗り、
根岸駅に向かいました。次の電車は13:10です。電車は、高校生でいっぱいでした。通学にはこの電車1本しか
ないわけです。思い切って、隣に座った男子学生に聞くと、始業時間は9時ということでした。地方の学生は、
大変だなと思いました。根岸駅8:07着、上りの時間は8:35、次は10:08です。8:35に間に合うよう大急ぎでした。
そんなわけで、昨夜は10時就寝、6時起床、6:40からホテルのレストランで朝食を慌ただしく食べ、出発しまし
た。ホテルの貸し傘は小さいので、コンビニで大きな傘を買いました。
240円、無人駅なので車内で車掌から切符を買います。

只見線根岸駅


中田観音に向かう道で


弘安寺・中田観音堂 本堂は、冒頭の写真です。
山門




旧だきつき柱


弁天堂


駅から、すぐでした。十分間に合い、良かったです。帰りの電車はガラガラでした。
白鳥だそうです。

10時過ぎに七日町駅に着き、巡回バスで鶴ヶ城に向かいました。今日のコースは、雨が降っても歩くことが少ないこと、
移動にはバスを利用するので、巡回バスの一日券・600円を求めました。一回210円ですので3回以上乗るとうんとお得
です。でも、この切符、バス内では買えないので不便です。
鶴ヶ城周辺
山鹿素行生誕地 会津藩校日新館天文台跡


西出丸から入ると、綾瀬はるかさんのメッセージありました。


鐘撞堂 武者走り


天守閣、天守閣入場料は茶室・麟閣ともで460円、天守閣内は撮影できません。






御三階跡(阿弥陀寺に移転) 御三階跡は阿弥陀寺本堂の左の建物


茶室・蒲鶴亭麟閣入り口


躙り口(にじりくち) 蹲踞(つくばい)




馬洗石


表門(鉄門) 桝形


シルクロード文明観 桜ケ馬場跡(鶴ヶ城会館)


照姫稲荷


福島県立博物館(巡回バス一日券割引で220円)






12時半ころ博物館を出るとかなりの雨が降っていました。博物館の入り口で、バスを待つ間お昼を食べました。
バスで、会津武家屋敷へ。家老(西郷頼母=戊辰戦争で一家自刃)屋敷跡、割引で750円、屋敷内に入ることはできず、
羊頭狗肉の感です。


トイレ


雨戸を90度回転させるために金具 風呂


水車で脱穀するところ




ここから覗くと城が見えます。


射的コーナー 弓の試技場




会津天満宮

室井東志生の宗教画を展示する心の美術館

バスで大龍寺へ
大龍寺・臨済宗




長命不動堂


山本(新島襄の妻の実家)家の墓


小笠原長時(馬術・礼儀・弓)の祖の墓




バスで白虎隊記念館(320円)


この付近で、こんな表札が目に入りました。 白虎隊伝承史学館


バスで七日町・白木屋資料館前に戻り、ホテルで少し休憩し、周辺を少し散策しました。
鍵型交差点(敵の進出をさせにくくする城下町特有の交差点) ホテルの部屋から


イエス・キリスト末日聖徒教会 八角神社


若松城甲賀町口部門跡 会津若松市役所


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写真が多くなりすぎました。移動した距離は、長いですが、雨なのでバスで移動しました。
中田観音は見ごたえがありました。早朝でもあり、参拝者は私一人でした。
鶴ヶ城の石垣などは見事でした。天守閣内は残念ですが撮影できません。
福島県立博物館は、その建物の巨大さに驚かされました。展示も豊富でした。特記すべきは、前方後円墳などの文明が
栄えていたことです。私は、知りませんでした。おそらく阿賀野川の河川なども使って各地との交流も盛んだったの
でしょう。青森の三内丸山遺跡をはじめ平泉などの東北や蝦夷地は豊かな古代文明を作り上げていたことは間違い
ないと思います。
私は、戊辰戦争時の少年兵や武士家族の自刃については、共感を覚えません。明治維新、戊辰戦争については勝者か
らだけの歴史記述と天皇制の作り事の蔓延にはそれ以上の違和感お感じます。興味深い歴史ではありますが、私に
はちょっと難しすぎて手に負えません。
会津武家屋敷は、屋敷内に入れないので、欲求不満が残ります。冬の寒さをどう過ごしていたのでしょう。
雨の予報でしたが、午前中は晴れでした。冒頭にも書きましたが、地方の学生のハンディキャップは想像を絶します。
大学入試に際して、地方学生には若干のプラスポイントが絶対必要です。 【10月29日3日目終わり】