私の剣道の最初の師匠だった鹿嶋孝先生は、名古屋に昔からある、山岡鉄舟命名の剣道場・精勇館館長・鹿嶋清治先生の弟に当たる方です。小学生の頃、担任だった先生の剣道部に半ば強引に入部を勧められて、嫌々入ったはずが、性に合っていたのか、卒業するまで続けて、高校でも同じように剣道部に入部する気持ちになれたのは、恩師のお陰でした。高校の剣道部で教えて頂いたのも、精勇館の指導を手伝われていた岩田先生ということで、私は大学で鷹尾先生に出会うまで、ずっと精勇館の鹿嶋流剣道を学んできました。そして、今年息子が通う中学校に、精勇館で剣道を学んでいる先生が赴任して来ました。私にとっては兄弟弟子みたいな関係です。もし剣道部が実現すれば、親子そろって鹿嶋流剣道の繋がりが出来るわけです。
今日は敬老の日だったので、それぞれの実家へ向かう途中に、近くを通りかかったので、精勇館の前を通って写真を2枚。趣のある建物で歴史を感じます。私の大叔父・故・東春雄範士八段もここで学んだことがある剣道家でした。繋がりを感じながら、我が子達に我が家の剣道の歴史を語ると、嬉しそうに聞いてくれました。偉大な大叔父を持ち、偉大な師匠に教えを受けながらも、全く芽が出なかった私ですが、大好きな剣道を、身体が動く限り続けたいという思いは、日頃から背中で見せているつもりでいます。今回二段を受けられなくなった長男も、この気持ちだけは繋いで行って欲しいと思う、今日この頃です。次男と長女は、今のところ下手なりに頑張っているんですけどね…。
私、東春雄の孫になります。
貴殿の記事を拝見させていただき私の知らない祖父のお話を知ることが出来まして、感謝いたします。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
色んな知らない事書いてあってびっくりしました(^o^ゞ僕は祖父に、剣道、居合い、書道を教えてもらいました。