<続き>
<第2章 6世紀後半の出雲西部の古墳>
6世紀後半になると、突然、大型の古墳が出雲平野に出現する。それが大念寺古墳と妙蓮寺山古墳である。その両古墳に関する展示物を紹介する。先ず出典図録より。
以下、展示物の紹介である。
残念ながら大念寺古墳の飾履は原形を留めていない。そこで写真のパネルで紹介されている大阪府一須賀WA1号墳(大阪府立近つ飛鳥博物館蔵)の飾履を過去にみたので、紹介しておく。
この飾履も朝鮮半島から伝播したと云う。これらの品や馬具をみていると、騎馬民族が遣って来たとしか思えないのだが。
<続く>