再起動は計画的に?
この現象は波及の速度の差かな。発端は人間界で悪魔への波及は遅め、女神は元々耐性あり、かあるいは
事態の中心にいる者の方が効果が弱くなるとか。桂馬の場合は肉体は過去に属するので影響しないが魂は
そうはいかず、現在の方の肉体はむしろ魂の方が保たせているのかも。ただしそれで精一杯とかかな。
そして再起動の方は逆順で作用、かな。因果がつながったところに中心軸の桂馬から再生、残りは順次
ゆっくりと、とかになるのかも。こちらの影響は近いものほど大きそう。白鳥祖父などには影響が出るが周囲は
何事もなかったように再生、とか。二階堂とかは都合よく元通りとかにもなりそう。リューネとは別々の場所で。
何者かの意図、は当然ウルカヌスは知らず、ただし他の女神、特にディアナは知っている可能性はありそう。
ただし首謀者はまた別、今のところ候補はデメテルか「強い悪魔」かな。ウルカヌスに修理可能なところから
女神に近い者ではありそう。他にメルクリウス辺りにも可能っぽいが他は関係技能が不明。機械音痴もいそう。
世界はほぼ地平線しか見えず皆かなりの距離で散り散りになっていた。そこに比較的まっすぐ合流できたのは
やっぱり機械の誘導が効いていたっぽい。特に機械の近くに飛ばされたのはウルカヌスが多少出ていたせい
だったり。桂馬は多分歩美が確保、肉体が保ったのはそちらの影響もありそう。ルナと違いきっちり確保できた?
様子から機械の本体はルーンっぽい刻みのある輪っかと、ついでに外輪らしい。玉は別口の通信機、ただし
こちらも機械扱いの様子。特に内輪は初めからほぼ無傷だしかなりの特別性っぽい。そして移動機能は外輪
かな。そして残りは土台や外枠扱い。予想される仕様上機能の修繕を急いだためにこの方法になったのかも。