まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

世界経済と日本株

2009-01-25 | 発言
リーマンショックといわれた昨年10月25日には米国の株が8175ドルに下落し、日本の日経平均も7160円と1982年秋・第二次石油ショック後の最安値7400円をも塗り替えた。その後、実需経済に大した影響はないのではという観測から、米国ダウは9600ドル台、日本株も9500円台に回復したが、ここにきて、アメリカの銀行や保険会社の不安、自動車の不振、日本においては、トヨタ・ソニーの大赤字と、実需経済に予想以上の深刻さが出てきている。1月23日にはオバマ新大統領の就任にも関わらず米国ダウ8077ドルと下落し、日本株も7745円をつけた。中国の成長も鈍化し、ECもアメリカも日本も底が見えなくなった。ぼくは、去年から始めた株を一昨日、トヨタ自動車、東京電力、東レ、武田薬品など、損を覚悟で売った。27万円の損失が出たが、ワタミとしまむらの値上がり分で、損失は十数万円にとどまった。まだ、伊藤忠商事、ハウス食品、NTTデータの株を持っているが、ころあいを見て整理するつもりだ。まあ、損した分は初めて株を始めたぼくの勉強代みたいなものだ。しかし、どこをみても明るい材料はまったくないし、不況の底は、2010年、二年後くらいではなかろうか。それまで、日本の景気はどんどん落ち込み、株価も5000円台くらいにまで落ち込むのではないか。世界恐慌の名にふさわしい様相を呈してきている。


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