お節料理に飽きたら棒棒鶏。

お節料理に飽きたらカレーライスを食べる事が定番化している日本のお正月ですが、

この正月後のカレーライスに意義を申し立てる。いやいやお節の後はカレーでは無い。

伝統的で由緒正しきお節といえども日本的過ぎる味付けのパンチの利いた品々のコンビネーションが、

３日も続けば、まさしくボディブローのように効いて来て、スパイスなどの海外からの舶来ものを

食べた記憶さえも喪失させる。まさしく枯渇した味覚を甦らせるように理に適った豊富なスパイス風味の

『お節に飽きたらカレーライス』に走る献立に一石を投じてみる。



例え、伝統といえどもお節料理は糖分と塩分の宝石箱だ。決してバランスのとれた栄養を

揃えている訳では無い。そこで新提案として栄養バランスの面から糖分と塩分を控えて

尚且つ味覚をサッパリとさせる

『鶏棒棒鶏(とりばんばんじー)』を挙げてみる。

ましてや今年2017年は酉年だ。それならば尚更にバンバンジーに挑戦する良い機会だ。


≪新年酉年鳥バンバンジーレシピ２０１７年Ｖｅｒ≫

【材料】２人前
鳥もも肉　　×１枚
モヤシ　　　×1袋
キュウリ　　×１本
ニンニク　　×１かけ
生姜スライス×2～3枚
ドレッシングお好みで。


①モヤシは洗って軽く茹でておく。キュウリは千切りにする。

②鍋に水６００ｍｌを沸騰させる。

③鍋にニンニク、生姜スライス、鳥もも肉の材料を同時に入れ蓋をする。

③鍋に蓋をしたら直ぐに火を消してコンロの上に置いたまま
　動かさずに３０分～４０分程の間余熱で火を通す。

④茹でたモヤシとキュウリを和えてその上に切った(手で裂いた)鶏肉を
　盛り付ける。

⑤買ってきたドレッシングをかけて出来上がり。

※ポイントは鶏肉を火にかけるのではなく、余熱を使い低温調理することです。
　　茹でる際に１００℃のタイミングは蓋をするほんの数秒しかありません。