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世界の金の売りオペからの~米国の金の買いオペの前段階。

2015-08-27 23:23:22 | 経済
中国経済の減速からバブルが弾けて世界同時株安が起こったのが8月20日と
暫定的に仮定したとして今日で1週間が過ぎました。金価格の方は落ちたり上がったりを
万遍なく繰り返しながら徐々にその価格を下げて行ってます。この流れはここ数年の
間に何度も繰り返してきた現象なのでイチイチ書く必要もない。

しかしリーマンショックの時は株安が起きて約3週間目には大きく金価格が下落する
傾向を強めたので、この時のトレードを参考にすると金価格の下落はあと2週間は
油断を許さない状況となります。9月の中旬まで今の価格を維持できれば良しと判断できる。

金価格の見極めが必要となる9月の中旬にはFOMCも予定されており、この時に
金利政策の見直しによる金利上げが行われるのではないかと予想もされていた。
しかし最近の傾向だと金利引き上げの説得力が減ったとの評論が増えてきている。

それにしてもこの世界同時株安が起きてから平気で米国の低金利政策の継続を期待する
強かな経済論者もいるようで、この株安被害に雨降って地が固まるように解釈するのも
変だと思う。決して楽観視できるものでは無いと思われる。

株価の方は少し回復の兆しがあるが元値の2万台を回復するには多少時間がかかる見方が
有力だ。この株安から目を背けるように言葉数が一気に減った政権与党の動向に大きな動きが
ない、「予想できなかったリーマンショックとは質が違う。」と話しただけだった。

いやいやリーマンショックも今回と同じように原油価格と為替安が進行して多くの投資家から
予想されていたものだったんですけどね、日本の麻生政権時代が予想できていなかっただけだ。

おまけに今の自民党の現実逃避には目を見張るテクニックさえ感じる。
この世界同時株安の責任や原因の擦り付け合いの小汚い言い争いが注目されている。
・中国の景気減速が原因
・米国の利上げ警戒感が原因
・日本のアベノミクスが要因

どの原因にしても其れなりに的を得ているように聞こえてしまう。

今の世界同時株安による金価格の下落を防ぐには実は日本株を売って資金にした方が融通が利く
利益確定時期でもあり、オリンピックに向けた短期国債に乗り換える最電の時期でもある。
この日本株売りで世界の投資家が回復の為の資本を手に入れた場合、金を売却する必要性が減り
金価格の下落を妨げるものになる。

しかし金価格が下落しなければ、米国にとって9.11以降に世界中に流出した金を取り戻すことが
難しくなる。となれば、金価格の維持は米国にとって不都合な要素となる為日本株を売り払い資金に
することを防ぐ工夫が必要となる。 

もしも日本政府の親米派が強ければ日本株を維持して金価格が下がることを容認するだろう。
反米主義が強ければ、金価格を維持させるために日本株を売らせるだろう。

今の日本の立ち位置は非常に面白い。原因はどうであれ日本は米国の金価格の買いオペ予定の
前段階でボールを持っている。9月の中旬が待ち遠しい。
一番の原因は米国が未だに金を買い戻せていないことが要因としてある。




コメント
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