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キルギス人質事件とISIS人質事件の政治利用

2015-01-29 23:44:15 | 政治
中々解決の糸口が掴めないままに時間だけが無情に過ぎていくISIS人質事件ですが、
湯川はるな氏が拘束されたのが2014年9月、未だ拘束中とされる後藤健二が拘束されたのが10月下旬だと
みられている。

恐らく殺害されているであろう湯川はるなに関しては5ヶ月が経過した。   2015年1月現在。
まだ生きているであろう後藤健二が拘束されてからは2ヶ月半が経過した。      ∥

ISISの要求は2億ドルから湯川はるなの殺害を境に新たな引き換え条件として
後藤健二とヨルダン軍のパイロット2人の人質を解放する代わりに
ヨルダンで拘束されているサジダ・リシャウィ死刑囚の解放を求めるように要求内容が大幅に変化した。

ここから硬直状態に入り、未だその経過と交渉の内容が一般人には全く見えない状態で進行している。
国内の政治に至っては面前から現実逃避をするかのように新たな法案の制定へと国会が動くように見えているが
実際には手の尽くしようが無い不甲斐ない政治を行っていると思われる。

現在外務省が中心となって進めている交渉がどのようなものであるかは機密事項の為に洩らされる事はそれ程ない。
以前のウズベキスタンでの人質解放を巡っては大蔵省官僚であった中山恭子(次世代の党)が特命全権大使として
ウズベキスタンの人質事件を担当したことがある。

外務省ではなく大蔵省人選での対応の人質事件のキルギス日本人誘拐事件。1999年
この時は約2ヶ月程人質は拘束された後に解放された。このように人質解放交渉が必ずしも外務省でイニシアチブを
握るという事では無い。場合によっては防衛相からの派遣で解決に進むこともある。

しかし色々参考になる所もあるのではと調べてみたが中山恭子のキナ臭い話ばかりが出てきて本題の交渉の状況は
掴めない。要は、人質解放に向けてテロリストと直接交渉する高橋ルートで人質解放に向けて努力していたが、途中で
対策本部とキルギス政府主導による解放ルートに変更され身代金3億円を払い人質解放したというものだった。

そこで中山恭子はテロリストと直接交渉している高橋ルートの内容を本部にリークするよう求めていたそうだ。
本部の裏側には高橋ルートでの人質解放の手柄を対策本部が奪う為の私利私欲な自らの出世に利用する悪だくみを
キルギス政府と中山恭子率いる対策本部が共謀して陰ながら税金である解放資金を使って成立させたような内容だ。

しかもそこにはこの人質事件を国家の一大事な危機として扱う為に態と早期での人質解放を日本側が失敗したような
節が幾つもある。その内容については解放後人質となった日本人4人も多くを語ろうとはしない。

対策本部の中山恭子にしてみれば、その理由は幾つでも造れる。「テロリストの不当要求には答えられない。」
「身代金が法外に高額である。」「人質解放を装った罠である可能性がある。」

「人質解放を装った罠である可能性がある。」
「人質解放を装った罠である可能性がある。」
「人質解放を装った罠である可能性がある。」
「人質解放を装った罠である可能性がある。」

よって犯人グループと接触することは危険なので人質解放のタイミングは細心の注意を払わなくてはいけない。
少しでも危ないと思ったらそれは罠だと考えるのがベストな選択だ・・・・・

(私が何が言いたいのかは大体解るように書いてみた)

この事件は大分風化されてしまっているが、このキルギス日本人質誘拐事件は一度、高橋ルートで人質解放まで進んでいたのである。
それを人質が解放されても保護することなく、受け取りを拒否し再びテロリストが拘束する嵌めになった事実はこの事件の被害者の
心を深く傷つけることになった。そして被害者は固く口を閉ざしたままである。

一度目のテロリストとの接触の場所で人質は6時間以上保護に来る日本側の人物が現れるのを待ったが来なかった。
その様子を対策本部が遠くで見ていたというのだからその悪質性は最たるものであった。
交渉が決裂してしまった失敗を中山恭子は人質解放に向けた事前の確認がなかなか進まなかった為だと発言している。

それから40日遅れて日本側はキルギス政府と中山恭子対策本部の協力によって人質解放を成立させたのである。


そんな中山恭子の活動の不審さは政界では多く知れ渡っているのだが、未だに何食わぬ顔をして北朝鮮拉致問題を売名行為のように
利用するそんな政治家など必要ない。

因みに拉致被害者の曽我ひとみさんは日本の拉致被害者に認定されていたのではなく、米軍に所属していた夫ジェンキンスさん
絡みの救出劇なので日米安保理担当の政治家が取り組むのが適切な術である。

米国は早くから曽我ひとみさんがジェンキンスさんの夫人であることを突き止めており、それに伴う日本側の対応として
拉致被害者リストに加えるように指南したのだが、それを行わず、曽我ひとみさんが行方不明の事故死扱いになっているのを
良い事に家族には直前まで知らせず政治的な材料として利用したのである。


ネット情報では「政局に利用する左翼」と銘打って安倍政権批判がタブーとなっているが、そもそも人質事件は上記の
中山恭子のように政治利用されることが必然なのだ。この事件の人質解放まで達成したらば、安倍総理の株が上がっただろうに。
それだけに日米同盟違反だけにはくれぐれも気を付けてくれ。












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錦織選手の活躍。全豪オープンテニスベスト8

2015-01-29 21:30:52 | スポーツ
NHKがテニスファンのみならず日本全土の視聴者の熱き要望に応えて買い取った
全豪オープンテニスの放映権。嫌でも日本代表の錦織圭選手の活躍に期待がかかった。

だが、残念ながら錦織選手惜しくも準々決勝でスイスのワウリンカ選手に3セットのストレート負けを
してしまった。悔しいのぉーー。

最近は膝に負担がかかるとして代名詞であるジャンピングボレーを封印して手堅く勝ちに行くスタイルで
メキメキとランキングを伸ばし5位にまで上昇中である。

テニス界ではランキングが8位以内に入るとトッププロの中のプロとしてエクセレントリーな扱いを受ける
紳士なスポーツです。その中に錦織選手が居ることは非常に素晴らしいことです。

再び日本のテニス界からの注目を浴びる選手が出てきたのを嬉しく思う。

以前のテニスブームは熱血漢の松岡修造や世界的な活躍を見せた米国サンプラス選手などの
大型選手の強力なサーブ&ボレーを中心とするフィジカルが中心でしたが、今ではそのスタイルも変わり
オールマイティーにストロークが熟せないと活躍できません。

特にバックハンドは一時期の片手で弾き返えして繋げられるほど甘くは無い。男性でも両手バックハンドで対応しないと
緩くなった所を付け込まれる場合もある為にフェデラーを除くほとんどの人が両手バックハンドを使っている。
ボールの弾みや走りが吸収される土クレーコートでは片手バックハンドは不利とされている。

ここが今と昔のテニスで大きく違うところですが、大体の選手は片手、両手どちらのバックハンドも使えます。
錦織選手はマイケル・チャンをコーチに迎えて非常に上達した。モチベーションも高く保てている。
チャンコーチは現役時代に他の選手よりグリップの長いラケットを使用しサーブでの体格的な不利をカバーしたのだが、
その分、長いラケットはストロークでは普通の選手では使いこなし難いデメリットを技術でカバーした。

全米オープンで決勝まで進んだ錦織選手だが全豪ではベスト8止まりだった。
堅いハードコートの全米と比べて全豪は柔らかいハードコートなので錦織は若干有利な点の多いが、
下半身の安定に着目した場合、スイングモーションに入る時下半身を一瞬固めてしまう日本人独特のスイングは
片手バックハンドと同様に若干不利になってしまう。

上半身の柔らかいスイングに定評のある錦織選手だが、その土台となる下半身の安定感を保てる状態でないと
あのスイングは可能とならない。そしてラケットを被せるようにボールにドライブ回転を加えることに重点を置いた
左肩へ抜けるスイングは少しだけボールを撫でる癖があると直ぐに解る。

両手バックハンドとフォアストロークが持ち味のタイプとしてナダルが居るが彼は全仏の柔らかいクレーコートを
モノともしない程の勝率の良さだ。ストロークの強さと柔らかさだけではハードコート以外のテニスでは
苦労するものだと思う。ナダルと錦織の最大の差はトータルフィジカル。最も日本人が不得手な所なのだ。

滑るコートでどれだけ錦織選手のショットが安定するかが今後の大きなカギとなる。
次の全仏オープンのクレーコートは錦織にとって鬼門となるかもしれない。

要は片手バックハンドと下半身の安定感に欠いたプレーは柔らかいコートでは苦労するぞ。ということ。
このセオリーから見てNHKが次の全仏オープンの放映権を買い取るかは疑問だ。







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