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自衛隊による大阪城の石垣掃除と海外派兵。

2015-01-13 23:53:21 | 政治
2015年の新年と成人式が済んでやっとで年が明けて落ち着いた頃になりました。
この間にも昨年の総選挙後から安倍総理から消費税増税決定時期を判断する発表があると
示されたまま実現しないペンティング(宙ぶらり)の状態が続いています。
それに代わって戦後70年の新談話を発表するか否かの問題が沸き起こっています。


積極的平和主義による国際貢献と銘打っておそらくは自衛隊の海外派兵実現に向けた取り組みだと
思うのですが、改めてこの新談話にこの国際貢献を盛り込む総理自身の意図はどこにあるのか?

2014年の総選挙後に変化のあった組閣ポストは防衛相のみです。
安倍総理は中谷元氏を新たに防衛大臣の座に据えました。前防衛大の江渡 聡徳 は全くの見せ場無くして
僅か3ヶ月の在職に止まりました。本来ならば日本版NSC構想の担い手を期待されていたのだが
議題にも上らなかった。

安倍政権になってからの防衛相ポストは小野寺五典→江渡 聡徳 →中谷元と3人目です。
これまで平和維持活動として何度か日本の自衛隊が海外に派兵されたことはあるのだが、正直
自衛隊が喜んで海外派兵を希望している訳ではない。多くの自衛隊が国内勤務を望んでいる。

そうなると今の右派思想による当然のように海外派兵を期待する声と自衛隊内部の国内勤務希望の
意見が全く附合しないことになる。

今の右傾化の中で日本会議は若者が無為に過ごすことを危惧して若者を自衛隊に参加させて心身を
鍛え直そうとする考えがあり、それが兵役に大きく進展する思想ともなっていたが、
自衛官一人当たりにかかる予算が莫大になる他にも現代において素人の扱える武具や兵器などは少なく
そのほとんどが専門知識を有するためにマスアーミーは不必要だとの声もある。

もしも内々で防衛相から海外派兵が日米同盟の強化によりその頻度が上がるとクレームがついているならば
自衛官をまとめることが出来てないとして防衛大臣を更迭にしている可能性がある。

自衛隊では職務放棄やネグレストに成らないように大阪城の石垣の掃除に駆り出されているならば
かなりネガティブにその反応があるのかもしれない。

3.11では東京消防局と並んであからさまな職務放棄を行い、その後は職場放棄はしてないと碌でもない
言い訳が出てきた低レベルでの論争が起こる可能性がある。職務と職場の違いが問題じゃない。

敢えて言えば、自衛官による大阪城の石垣掃除は民間業を圧迫するので本来の公務の仕事としては
行えないものである。これが田母神の云う輝ける場所というのであれば、それは本来の意味を喪失した
現実逃避に近いものかもしれない。

石破茂との確執が9月の内閣改造では目立ったように安倍政権における右傾化の狙いは
防衛相の自衛官の職務における待遇の過剰さに不満を持っているかもしれない。

米軍の退役軍人年金など後々に財政負担が増すであろうとする自衛隊の編成について異議を唱えるものは
左翼として非難されるが、戦争ではなく、海外派兵となると大きく話が変わって右派の方が自衛隊の敵である。

財政的な負担を減らすことが不可能なのでならば、何かに使ってやろうと思っているのではなかろうか?
だから安倍総理は新型左翼なのかもしれない。



コメント
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