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TPP参加への進歩

2013-02-28 16:18:38 | 政治
どもども、(´・ω・`)ノ ワンバンコ♪
日米首脳会談でTPP参加への足踏みがいよいよ本格化になりそうです。
今更、ながら、TPP参加への前向きの姿勢が懸念材料となっていた
民主党を総選挙で落としたものの、実質的には何ら変化がない日本の
外交での貿易交渉ですが、こんな時だからこそ、
今一度TPPとは何ぞやという話です。そして少し懐かしいです。

皆さんは、以前小泉政権時代の田中真紀子外務大臣がASEAN会議に
参加した事を覚えてますか??
当時アメリカの国務長官のパウエルさんと会議の後に即興の寸劇を
2人で披露した模様が田中真紀子外務大臣の活躍振りとして
日本のTV番組でも話題を呼びました。

実はこれがASEANのTPP事前会合なのです。
当時は環太平洋戦略的経済協定とそのまま呼ばれていました。

実は太平洋を中心とした自由貿易構想は80年代から存在してました。
ヨーロッパ諸国のEU欧州経済共同体の活動がにわかに本格化して世界貿易の
形を変えようとする働きかけに対して、アジアやアメリカ、南アメリカ大陸
などは、国際的な進歩に遅れを取るまいとして新しいスタイルを模索してました。

そこでアメリカは環太平洋間での自由貿易へ積極的な移行を希望していた
ブルネイやチリなどの数か国間で協議されていた貿易自由化の声に
目を付け、将来的に利用できないものかと下心を隠しながらもこの協議会合に
経済的出資をする見返りに協議に参加したいと出てきたのです。

それがあの田中真紀子とパウエルさんの初顔合わせでした。
TPPは80年代から存在していた貿易スタイルです。今更、日本だけが
騒いでも仕方のない問題なんだな。20年以上の外交の積み重ねが
今の結果になってる以上政権交代でどうにかなる問題だと考えてる方が
馬鹿らしいです。

だから、自民党の米を交渉対象外にするとか、品質のよい日本の物が多く売れる
なんて適当な都合のよい話など馬耳東風で構わないのですよ。

つづく







コメント
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