あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

HONDA 草刈り機 UMK425Hの整備

2023年04月28日 17時52分51秒 | 日記
この草刈り機はヤフオクで2018年7月に中古で購入したものです。
使用時間はそれほど多くないのですが、グリスアップとオイル交換、燃料フィルタの交換を行いました。

エンジンは4サイクルのGX25です。


ギャヘッドです。グリスアップならパイプから外す必要はないのですが、
構造を知るため、今回は外した状態でグリスアップします。
大きいネジ穴(注1)がグリス供給と思います。 その下の小さいネジ穴(注2)は
首下が長いボルトが刺さっていますが、目的は不明です。
この穴がグリスの出口と考えました。
 (注1) トルクス(ヘックスローブ) T27 六角レンチでも外せます。
 (注2) トルクス T25 いじり防止付き




この機種の駆動シャフトの先端はスプラインではなく5mm角の正方形です。


グリスアップし、小さい穴から古いグリスが排出されると同時に、入力シャフト穴からもグリスが出てきました。
このことから、ギャボックスにはグリスが充填されたと思うのですが、満杯だと使用時に温度が上がって、内圧が高くなりベアリングシールに悪い影響があると思い、充填後小さい穴をあけたまましばらく運転し、グリスがはみ出したことを確認してから、ネジを閉めました。
この方法が正解かどうか不明ですが、多少グリスが少なくとも問題ないと思います。


エンジンオイルは少なくとも5年間、交換していなかったので、このようにかなり汚れていました。(新品オイルは10W-30で飴色です。)


燃料フィルタの交換
前回使ったときから、エンジンの高回転の吹けが悪く、息つきしていたのでフィルタを疑い新品と交換しました。

古いフィルタです。 あまり汚れていないのですが交換です。


フィルタの構造です。 


フェルトの奥にメッシュが Oリングで固定されています。
しかし、このOリングが緩くメッシュが固定されないので、メッシュの効果が発揮できないように思います。


これは置換したHONDA純正のフィルタです。 構造は同じようですが、奥のフィルタはメッシュではなく不織布のようでしっかり固定されています。
フィルタ交換の効果か高回転でも安定して吹けるようになりました。
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