久しぶりのブログです。
一カ月前には問題なく使えていたのに、いざ使おうとするとエンジンが起動しないトラブルが起こりました。
キャブは1年ほど前に交換したので、電気系のトラブルと考え先ずイグニッションコイルを疑いました。
イグニッションコイルの回路図です。
イグニッションコイルの外観です。 フライフォイルの磁石に近接して発電するような構造です。
ハンドルのSTOPスイッチと+マークの端子が接続されており、エンジンを止めるときにSTOP側にスライドさせ、+線をグランドに落とす構造です。
この+端子とグランドの抵抗を測ると1.2Ωほどありました。
この低い抵抗値を短絡と勘違いし、イグニッションコイルの破損と考え、新品を購入しました。
この新品の+端子とグランドも同じように1.2Ωだったので、イグニッションコイルの故障ではなかったようです。
(回路図からわかるように1.2Ωは1次コイルの抵抗だったようです。)
イグニッションコイルを戻し、スパークするかどうかチェックしたところ、火花が飛んでおり電気系統はOKと分かりました。
(最初からこれをやれば良かったと反省)
予備のキャブに交換したところ、あっさりと起動しました。
なぜキャブがダメだったのか、後日分解調査する予定です。