あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

PC-9801VXでWindows機にLANでFTP

2022年02月25日 16時38分14秒 | PC-9801
下記の記事に触発され、PC-9801VXでLAN接続しようと思い、
先日Win3.1をインストールしたのですが、このインストールに少し難航し、
LAN接続が遅れました。

「PC98をLANに接続してみた」
https://techracho.bpsinc.jp/okada-ken/2020_08_25/96544

(そもそもPC-9801VXはi486にアップグレードしたといえども、Windows3.1は
対応機ではないと最近知りました。 インストール出来、Win3.1は走っていますが、
ときどきハングアップし、不安定で使い物にはならない感じです。)

手持ちのLANカードは以前仕入れたものがあり、下記の3枚です。
ジャパンマクニクス NE2098E  パケットドライバはNETPD98.COM
Allied Telesis RE1000Plus パケットドライバはPD1000.COM
Bufflalo LGY-98  パケットドライバはLGYPKT.COM

また、ftpなどのソフトはAllied Telesisの
CentreNETのPC/TCP Ver.6.0(Advanced)をインストールしました。
LANカードとしてRE100Plusを使おうとしたのですが、ハードエラーで
使えなかったので、LGY-98に変えました。

パッケトドライバーのインストールにちょっと悩みましたが、
autoexec.batに下記を書き込めばOKと分かりました。
LGYPKT packet_int_no <int_level> <io_addr> に従い、
LGYPKT 0x60 3 0x00d0 としました。

これで起動すると、下記のようにドライバーが組み込まれたことが分かります。
pingを実行してpingが通ることが確認できたので、パケットドライバは正常に動いているようです。


PC/TCPのWindows用のアプリもインストールしました。
(Win31は不安定なので、多分Windows版は使うことなく、DOS版をもっぱら使うことになりそうです)。




Windows11でFTPサーバーを立ち上げる方法は、下記の記事に従いました。
この記事はWindows10なのでWindows11と少し違うところはありましたが、
問題なく実行できました。

「中堅プログラマーの備忘録」
https://www.chuken-engineer.com/entry/2020/10/16/181736

userは pc98ftp とし、passowrd はxxxxxx、ポートは60021としました。

Winodwos機に C:\ryzenFTP のディレクトリを作り、試験的に2つのファイル
ADACHI.TXT, IFC-NN.IMG を置きました。

ftpを実行し、lsコマンドでホルダの内容を見ると
Win11機の2つのファイルが見えています。 


試しにPC-9801のrootにあるAUTOEXEC.BATをWin11機に SENDで送った結果、
Win11機のryzenFTPホルダにautoexec.batが転送されていることが
確認できます。                        


これでPC98とWindows11機との間でファイル転送ができるようになり、
これまでのように、MOディスクを介さずに直接やり取りが可能となり、
自由度が増えました。
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