今朝のNHKテレビでは経済破綻に追い込まれているスペインの様子が流れていました。かつてユーロ圏の優等生といわれたスペインの国債が売り込まれ、利回りが危険水域の7%に近づいているとの報道でした。
不動産バブルがはじけてから不況に陥り、失業率は22%を越えたとのこと、私が5年前にマラガを訪れたときが17%、昨年バルセロナ旅行では20%と報道されていましたから、まったく歯止めがかかっていない現状です。
テレビではアンダルシア州マラガの様子をくわしく紹介していました。地中海沿いに建てられた別荘群は空室のまま、失業保険で生活する女性の部屋の冷蔵庫はほとんどカラッポ、職を求めて会社めぐりをする疲れ果てた彼女の表情が印象的でした。
一方、AP通信はバルセロナで無料の食品配給を待つ人々の姿を配信しました。
スペインの失業率ですが、以前から若年層に特に厳しく50%に近づき、二人に一人が職の無い状態で、大きな社会問題となっています。
対岸の火事のように考えていましたが、昨日の報道では、わが国の今年の大学生の就職内定率は59.9%、高校生では41.5%・・・学校を卒業しても二人に一人の若者が職がないということになり、スペインの若者となんら変わらない境遇にあると知って、りつぜんとしました。
11月20日にはスペイン総選挙・・・まだまだ混乱が続きます。観光立国のスペインです。クリスマスは特に多くの観光客がスペインにやってきます。社会的混乱を恐れてスペインを敬遠すれば、観光収入も減ってしまいます。
新政府が明確な施策を打ち出し、国民ともども財政再建への機運が高まることを願っています。
不動産バブルがはじけてから不況に陥り、失業率は22%を越えたとのこと、私が5年前にマラガを訪れたときが17%、昨年バルセロナ旅行では20%と報道されていましたから、まったく歯止めがかかっていない現状です。
テレビではアンダルシア州マラガの様子をくわしく紹介していました。地中海沿いに建てられた別荘群は空室のまま、失業保険で生活する女性の部屋の冷蔵庫はほとんどカラッポ、職を求めて会社めぐりをする疲れ果てた彼女の表情が印象的でした。
一方、AP通信はバルセロナで無料の食品配給を待つ人々の姿を配信しました。
スペインの失業率ですが、以前から若年層に特に厳しく50%に近づき、二人に一人が職の無い状態で、大きな社会問題となっています。
対岸の火事のように考えていましたが、昨日の報道では、わが国の今年の大学生の就職内定率は59.9%、高校生では41.5%・・・学校を卒業しても二人に一人の若者が職がないということになり、スペインの若者となんら変わらない境遇にあると知って、りつぜんとしました。
11月20日にはスペイン総選挙・・・まだまだ混乱が続きます。観光立国のスペインです。クリスマスは特に多くの観光客がスペインにやってきます。社会的混乱を恐れてスペインを敬遠すれば、観光収入も減ってしまいます。
新政府が明確な施策を打ち出し、国民ともども財政再建への機運が高まることを願っています。