◻️203『岡山の今昔』歴史的現在から見据える岡山の近未来(産業など)

2021-09-27 08:29:51 | Weblog
203『岡山の今昔』歴史的現在から見据える岡山の近未来(産業など)
 
203『岡山の歴史と岡山人』岡山の近未来(歴史的現在からの視点、産業など)

 岡山の未来について考えるには、どんなふうにしたらよいのだろうか。そして今は、その地域にまつわる話と、これからの筋道につての何らかの価値創造性とがうまく折り合いをしながら、ともに進んでいく環境っくりとが、大事だと考えている。ここでは、この課題を考える際に、参考になりそうな指標を取り上げ、その有効性に、ついて、ごく大まかに検討してみたい。

 最初に、SDGsというのは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、日本での略称としては「SDGs(エス・ディー・ジーズ」が当てられている。
 ここでいうSDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標である。
 あわせて、このSDGsが採択されたときに、国連の壁にプロジェクションマッピングで模様を施したものが、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されている。
 その中身でまず飛び込んでくるのは、貧困や飢餓、健康や教育、さらには安全な生活環境(わけても水)など開発途上国に対する支援も取り上げられており、未来への全世界的な運動であることがわかる。
 しかし、日本では、このところマスコミなどでしばしば取り上げられる割には、実際には、日本の子どもの6人から7人に1人が貧困だと言われており、またジェンダー平等に関しても2020年12月に世界経済フォーラムで発表された数字によると153カ国のうち121位に留まっているという。


 そうなると、ここで取り上げたいのは、インターネットに「高梁市地域おこし協力隊」の募集記事が掲載されていて、現在の状況はどうなのか知れぬが、暖かみのある文章で、こうある。

 「あなたの「何かしたい」という想いと地域の「何かしてほしい」という気持ちは、ここにしかない地域資源が繋げてくれます。外からの目線と楽しむ気持ちで地域おこしにチャレンジしてみませんか。
 高梁市は、岡山県の中西部に位置し、豊かな自然と多様な歴史的・文化的遺産が息づくまちですが、人口減少や高齢化が進み、年々深刻な問題となっています。そこで、意欲ある地域外からの人材を積極的に受け入れ、新たな視点・発想により高梁市の地域資源を再発見し、地域の元気づくり、集落の維持・活性化を図っていくために、次のとおり「地域おこし協力隊員」を募集します。高梁市での地域おこし活動に意欲・興味のある方、将来高梁市内において起業、就業する思いを持った方などの応募をお待ちしております。」

 この募集で求められるのは「IT人材」のようであり、同市との雇用関係はないものの、月額で20万円が支給され、家賃の補助も付く、年齢はおおむね40歳までとされ、求人数は1名というから、狭き門なのだろう。
 実際の仕事はどうなるのだろう、一般的には、この範疇では、数え上げられられないほどのテーマが考えられるのかもしれない。

 例えば、「仮想空間」と呼ばれるものがあって、市内に無線LANを使える空間・場所がどのくらいかあると、ネット空間上に情報共有のための、開かれた場にアクセスすることができるという。そこでテーマの選択そして進捗の様子、これからの方向性をその都度載せてくれたならば、市民の多くがその情報を得ることにつながるのではないだろうか。

(続く)

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