🔶🔶アメリカと中国はウクライナ問題解決のために協調を(2022.3.2)

2022-03-02 09:03:43 | Weblog
アメリカと中国はウクライナ問題解決のために協調を(2022.3.2)

 アメリカと中国は、世界の誰もが認める超大国だとされるが、いま展開中のウクライナ問題の解決に向けて、可能なかぎり協調していくべきであろう。
 この問題は、これから1~2週間位が解決に向けての少ない機会・期間となるのではないかと感じている。これまでのところ、その動きは見えないものの、両国ともに、是非ともその平和への努力が見えるようにしてほしい。両国とも、どうか、その線で国際社会の先頭に立ってもらいたい。
 また、国連は、今こそ、かつてハマーショルド事務総長がコンゴ動乱の時見せたような平和のための行動を先導してもらいたい。そのための時間は、そう多くはないと思う。
 なぜなら、この二つの超大国は、人類史の行方に大いなる責任があろう。目下のアメリカについて気掛かりの一つは、伸長著しい中国に対抗心を隠さないことだ。しかしながら、いまや発展途上国から離陸しようとしている、その中国は、人口がより多く、技術革新もアメリカと同等以上になりつつある、と見受けられる。たしかに、世界第一の経済力ということでは、遠からず中国の方が上に来るのは自然の成り行きなのであろう。そこで、アメリカがこれまでの世界的地位を保ちたい、そうしたことには、それなりの理屈が伴うのかも知れぬが、もうそんな独占欲は捨てたらよいのではないか。中国も、その辺り大いに自重してもらいたい。
 繰り返しになるが、他ならぬ、このウクライナを舞台とした国際平和危機を克服し、人類のより良き未来を守り抜くべく、両者が協調すべきはともに行動することを強く望む。とりわけ、ロシアの今回の要求を全否定するばかりでは、そこからは解決に向けての何も産まれないと思う、このような戦争に勝者はいない。

(続く)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

コメントを投稿