228『岡山の今昔』岡山市(21世紀、商店街の現状)
岡山には、大まかに岡山駅周辺と、岡山城近くの二つの繁華街があるとされ、表町商店街は、岡山城近くのかつての繁華街である。後者は、駅前から岡電に乗るか、1キロメートル位は歩いて行かねばなるまい。
それと、こちらの商店街は、天井がとてもおしゃれで、ステンドグラスの豪華な装飾が施されていたりする。それにも関わらず、昼間からやや薄暗い、日光がうまく取り入れられていない気がするのだが、いかがだろうか。
それでも、高度成長期までは、岡山を代表するデパート「天満屋」を中心に、それなりの賑わいがあった。それが今では、人は概してまばらで、祝祭日でも活気がそこそこしか感じられないともいわれる、しかも、店内も古びた感じで、人の目を引く目新しいものが見つからないとも。
それでは、岡山の人はどこに行ったのかというと、地元の人までもが、岡山駅周辺は20年ぐらい前と比べると人が増えているというのである。
それでは、賑わいなり活気が感じられる場所はどうなのかというと、交通の便利、各種ホテル、洒落た食堂街のほか、イオンモール岡山(注)やビッグカメラといった大型店舗が岡山駅周辺に続々と開業したことがあろう。
特にイオンモールのような複合施設の中には色々な工夫があって、岡山駅から地下を通り直通で行けるアクセスの良さがあろう、これを評して、店舗の多さもあってイオンだけで買い物が済み、わざわざ表町まで行く必要に乏しいともいう。
岡山には、大まかに岡山駅周辺と、岡山城近くの二つの繁華街があるとされ、表町商店街は、岡山城近くのかつての繁華街である。後者は、駅前から岡電に乗るか、1キロメートル位は歩いて行かねばなるまい。
それと、こちらの商店街は、天井がとてもおしゃれで、ステンドグラスの豪華な装飾が施されていたりする。それにも関わらず、昼間からやや薄暗い、日光がうまく取り入れられていない気がするのだが、いかがだろうか。
それでも、高度成長期までは、岡山を代表するデパート「天満屋」を中心に、それなりの賑わいがあった。それが今では、人は概してまばらで、祝祭日でも活気がそこそこしか感じられないともいわれる、しかも、店内も古びた感じで、人の目を引く目新しいものが見つからないとも。
それでは、岡山の人はどこに行ったのかというと、地元の人までもが、岡山駅周辺は20年ぐらい前と比べると人が増えているというのである。
それでは、賑わいなり活気が感じられる場所はどうなのかというと、交通の便利、各種ホテル、洒落た食堂街のほか、イオンモール岡山(注)やビッグカメラといった大型店舗が岡山駅周辺に続々と開業したことがあろう。
特にイオンモールのような複合施設の中には色々な工夫があって、岡山駅から地下を通り直通で行けるアクセスの良さがあろう、これを評して、店舗の多さもあってイオンだけで買い物が済み、わざわざ表町まで行く必要に乏しいともいう。
(注)(2021年11月30日でのネット情報によると、敷地面積は4万6000 平方メートル、店舗数としては イオン・スタイルと356の専門店、開業は2014年12月5日、中核店舗は イオンスタイル岡山、東急ハンズ岡山店、イオンシネマなど)
こうしてみると、表町商店街に人が寄って来ない理由の最たるものは、交通の便利と魅力に裏付けられた集人力の優劣なのであろうか。だとすれば、21世紀も20年代をを迎えて、これらをどう補強していくか、新しい芽を育てていくかに未来がかかって、いくのだろう。
それでは、さしあたり何をどうすれば人の流れを復活させることが可能になるのだろうか。ざっと、名案は見当たらないものの、じっと手をこまねいている訳にもゆくまい、そんなおり、イオン・モールからほど近い、市民の憩いの森を目指しての公園にも、なんとか人出をとり戻そうと岡山市の取り組みが報じられている。
「岡山市中心部の下石井公園(北区幸町)に人工芝を張って市民の憩いのスペースをつくる市の社会実験が2日、スタートした。初日から早速、芝生の上で外遊びを楽しむ保育園児や親子連れらの姿が見られた。期間は12月18日までの48日間。市はにぎわい創出を目指しており、恒久的な芝生化も視野に、利用者アンケートで使い心地や課題を探っていく。
実験はグラウンドの半分(約900平方メートル)に人工芝を張って市民に開放する。(中略)
岡山市も昨年9月に下石井公園で行ったイベントの際、試験的にグラウンドの一部(約200平方メートル)に人工芝スペースを設けて好評だったことから、今回、広さを拡大。利用者の感想や課題、恒久化の是非などを検証する。事業費は130万円。
隣接する西川緑道公園や1車線化工事が進む県庁通りと合わせ、市中心部の回遊性向上にもつなげたい考え。市庭園都市推進課は「市民が楽しめる街の実現に向け、寄せられた意見を踏まえてしっかり検討したい」としている。」(2021年11月2日、山陽新聞電子版 から引用)
これなどは、常設ではなくて、そんなに上手くいくのかと効果を危ぶむ声もあろうが、一つひとつの試みを試行錯誤にて重ねていけばよいのかもしれない。
(続く)
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「岡山市中心部の下石井公園(北区幸町)に人工芝を張って市民の憩いのスペースをつくる市の社会実験が2日、スタートした。初日から早速、芝生の上で外遊びを楽しむ保育園児や親子連れらの姿が見られた。期間は12月18日までの48日間。市はにぎわい創出を目指しており、恒久的な芝生化も視野に、利用者アンケートで使い心地や課題を探っていく。
実験はグラウンドの半分(約900平方メートル)に人工芝を張って市民に開放する。(中略)
岡山市も昨年9月に下石井公園で行ったイベントの際、試験的にグラウンドの一部(約200平方メートル)に人工芝スペースを設けて好評だったことから、今回、広さを拡大。利用者の感想や課題、恒久化の是非などを検証する。事業費は130万円。
隣接する西川緑道公園や1車線化工事が進む県庁通りと合わせ、市中心部の回遊性向上にもつなげたい考え。市庭園都市推進課は「市民が楽しめる街の実現に向け、寄せられた意見を踏まえてしっかり検討したい」としている。」(2021年11月2日、山陽新聞電子版 から引用)
これなどは、常設ではなくて、そんなに上手くいくのかと効果を危ぶむ声もあろうが、一つひとつの試みを試行錯誤にて重ねていけばよいのかもしれない。
(続く)
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