まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

プチ変化…?

2006年10月20日 | ひろでん
先日、全検を終えて試運転を行った762号を見てビックリ! 何と台車が住友大阪市電型から、ブリル台車に交換されているではありませんか。どうも、廃車解体された584号の台車をもらったようです。

762号の台車は、私が運転士に登用された平成2年頃に、休車中だった771号の台車と振替えており、今回は私の知る限り2回目です。私は584号を、1~2回しか運転していないのでその走りが判りませんが、足の遅い762号が少しでも変ったのか、今度乗務するのが楽しみです。



営業運転中の762号 10月20日 広電本社前


全検前の姿 2月27日 千田車庫


解体整備中の762号台車 9月30日

762号の住友台車には、『昭和四年 神戸製鋼所』の鋳物製の製造銘板があり、貴重な存在でしたが、そのまま廃棄処分となるのでしょうか…? 写真が無いのが残念…(涙)

井笠鉄道…終

2006年10月20日 | 廊下から
井原市内にある、『経ヶ丸グリーンパーク』には、ホジ101とホハ8が保存されています。私たちが訪れた時には、窓ガラスは殆どなくなっており、ホジの車体には心無い者の下品な落書きがあり、とても見れる状態ではありませんでした。
車内に入ると、外観とは裏腹に意外と綺麗な状態で残っており、シフトレバーの差込部分が僅かだけ動かす事が出来、少し感動しました。


ホジ101外観(画像処理をして落書きを消去しました。)

ホジ室内

運転席

全線廃止となる前の、矢掛線・神辺線廃止時に余剰廃車となったはずのホハ8が、全線廃止時まで、くじば車庫に残されていた為に現在もこうして姿を見ることが出来ます。
井笠鉄道って、本当に物持ちが良かったんですね…


ホハ8

車内

こうして、当時の標準編成だったホジ+ホハの編成を見ていますと、こんな列車に一度揺られてみたかったと思うのは私だけではないはずです。
願わくば、失われた窓ガラス位は復元して、綺麗な姿で後世に残してやりたいですね。