まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

思案中…

2010年04月30日 | 工作室から
EF58の旧製品には、先台車の誘導ステップがありません。ここをどう表現するかが悩む所です。

以前、5号機を作った理由の一つが、この問題がクリアーできなかったことです。



この問題を解決しようと、広島車両所に保存されている113号機のカットモデルを撮影していますが、見れば見るほど悩んでしまいます。




旧製品のスノウプロウ取付座は、単なるプレスパーツです。これにステップを自作しハンダ付けするのも難しそうです。

真鍮板からスノウプロウ取付座を自作した方が早いか? それともプレスのパーツへ強引にハンダ付けするか? 

未だ思案中です。

更に妄想は飛躍し…

2010年04月26日 | 工作室から
10系寝台と言えば、往年の夜行急行列車を思い出される方が多くいらっしゃる筈…

アタシ的には、新幹線博多開業以前に山陽本線を闊歩していた急行列車を思い出します。まぁ、その頃は“山向こう”でスクスクと育つ、汚れを知らない4歳児でしたが…(汗)

いずれにせよ、これら列車を牽引するカマが必要なので、仕掛品の山を物色するとこんなものが出てきました。


天賞堂製EF58の旧製品

この車両は広島を震撼させた“あの時”に購入したものですが、プラパーツの塗装が剥げ哀れな状態になっていたので、これらを金属パーツに交換しレストアしようと意気込んだ車両でした。
駆動関係はいち早くレストアしましたが、車体のパーツが揃わず、そのままとなって10年近く…(汗)

やはり山陽筋の牽引機となると、宮原区か広島区のカマでしょうなぁ…来年の競作を考えるとやはり… 

U山『そして、妄想するだけで夜は更けてゆく…』

10系寝台車が気になる…

2010年04月15日 | 廊下から
最近、無性に10系寝台車が気になる… ゆっくり模型を眺める時間が取れませんが、それでも寝る前に“幾何学模様”の一角から箱を取り出して悶々…

アタシが初めて撮影した10系寝台車は、『山陰』号のオハネフ12です。あれは確か、近所の知り合いと一緒に12系の臨時列車で出雲大社へ初詣に行った時でした。目の前に予備車が留置してあったので、それを撮ったのが最初です。


オハネフ12-4 出雲市 昭和57年1月撮影(多分…)


銘板が外されたオハネフ12 出雲市 昭和58年1月撮影(きっと…)

中学生の時、タッチの差で切符が取れなかった『山陰』号。名前だけ知っていた『ながさき』号や『はやたま』号に一度は乗ってみたかったですね。





ヨンサントーの貨物列車…

2010年04月09日 | 泥沼より
先頃、交通新聞社から国鉄監修の貨物時刻表が復刻された。時は昭和43年10月1日改正のモノ…いわゆる“ヨンサントー”改正のものです。



この改正といえば、国鉄にとって節目の改正だったといえるでしょう。貨物列車にとっても、一部の貨車を除き最高速度が75km/hとなり、貨物列車の運転速度が上がり到達時間の大幅短縮を図った改正でしたよね。

その頃を知らないアタシにとっては、当時の貨物列車の本数や輸送経路等が全て新鮮に見えます。我が故郷の駅も小口貨物取扱駅だし本数もありました。

貨物時刻表が復刻され、次の楽しみは、『日本の客車』の復刻かな?

阪堺電軌…終

2010年04月04日 | 廊下から
ファインダー越しに161号が見え、気が付けば車中の人となっていたアタシ…
乗客も疎らだったので、定位位置(?)に座りながら車内を観察してみた。



まずは運転台仕切りの造作に先人の意識の高さに感銘…



吊革で見難いのですが、飾り柱もあります。



入口扉付近は広いのですが、ステップの奥行きには驚きです!



歴史を感じさせる銘板



“レトロ”などと、軽い言葉では表現できない雰囲気が良いですね。



運転台にはマスコンが鎮座、この車両は間接非自動制御方式のようです。


再び浜寺駅前…(笑)

心地よい釣り掛けモーター音に酔いしれ、気が付けば再び浜寺駅… 運転士の立場だと足が速くなく運転時分に余裕が無さそうでしたが、趣味の視点からだと大変面白かったです。
折返し時間の合間に、運転台をじっくり観察し、今度こそ帰るために天王寺駅前に向かう事に。


センターリザベーション区間

気持ちよく走れそうですが、アタシ的には諸車からの死角が増えるので、こういった区間は運転したくありませんね…


天王寺駅前

足かけ1時間以上、161号の走りを堪能させていただきました。非冷房車ですからこれからの時期、活躍する姿を見る機会が少なくなるでしょう。

またいつの日か、普段着の161形を楽しみたいですね。