まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

コードネーム『せのはち』…終

2006年10月05日 | 廊下から
跨線橋ポイントから移動して、あれこれ思案して落ち着いた場所は、番堂原第4踏切からSカーブを上る列車を狙ってみました。勾配表を絡めて撮影してみましたが、勾配の具合が少しでも判るかなと、また腰具合も考えて、地べたにあぐらをかいて座り込んでアンダーから狙ってみました。


EF67-1 2088レ 

暫く、番堂原第4踏切で撮影した後、少し移動して川上西トンネル東口の手前、一般道の横から撮影をして、午後からはここでの定点撮影とすることにしました。ここらも有名なポイントで、国道からSカーブを俯瞰できる場所の下です。


EF67-1+EF67-101 単593レ

単593レを撮影後、昼食と相成ったのですが、昼食は高宮さまオススメの駅前食堂に…。外食する習慣のない地域に育った私には、敷居の高い感じのする食堂なのですが高宮さまのオススメなら間違いなし。実際に中に入ると素晴らしいシチュエーションが私たちを迎えてくれました。飾りッけない古びた店内、テーブルの上に七燐が乗っておでんがふつふつ… 近所のおじい達がNHKの連ドラ見ながら丁々発止の世間話。冷蔵ケースに並んだ一品のおかず。天井に近い壁には、定番ともいえる戎さまの顔が二つ並んだ壁掛け…そして、割烹着をきたおばあちゃん… 素晴らしい! 欲を言えば、テレビではなくラジオから『昼の憩い』が流れていると、『これぞ、日本のお昼!』だったのですが(笑)

メニューは高宮さまにつられて中華そばと、冷蔵ケースから見事な煮付けを見つけて頂きました。煮付けの味付けも素晴らしい、こんな事なら味噌汁を頼むべきだった…(爆)
『お店を見つける不親切ガイド…八本松駅から山側に降りたら暖簾が見える。以上…』


名前はしみず屋

テーブルの花瓶が素晴らしい

中華そばと煮付け(何とエイだそうな)、小御飯

素晴らしい昼食後、再び川上西トンネルの撮影ポイントに戻り撮影開始。現場に戻りカメラの準備をしていると、高宮さまが何かを持ってニコニコ。よく見るとキウイを握っているではありませんか。なんで山の中にキウイがなっているの…?


三脚を使って収穫中…(笑)

しかし、まぁなんですねぇ…広島の115系は侮れませんな。車種もですが形態が違う車両が突然やって来ますね。6個クーラーにデカ目、最近は“ちくビーム”改造車もいますしね~。


デカ目 G01編成 1557M

EF67-105 5092レ

EF67-1 2072レ

C43編成 1556M

N07編成 5359M

EF210-2 1055レ

ちくビーム C21編成 1565M

陽も随分と西に傾き、そろそろ陰って来たので、撤収しようか話している矢先に踏切の警報が鳴り出し、トンネルの方を眺めていると、ゆっくりと近付くライトを見て、貨物が上がってきたのかとカメラを構えるも、時間がおかしい… 210の正面を撮影して列車を眺めると、何と東葉高速鉄道の甲種回送列車が。2人の悲鳴が山々にこだましたのは言うまでもありませんが、早く情報をキャッチしていたらトンネルの上に上がって俯瞰撮影したのに…(涙) 本当はもっと早く撤収していたのですが、虫の知らせか少しだけ粘った結果、撮影する事が出来ました。コレに浮かれて、福知山色の115系が下ってくるのをすっかり忘れてましたが…(爆)



山の中で見る地下鉄も不思議な感じ…

この日は、久々の広島周辺での“鉄”でしたが、予想以上に濃い内容で満足しました。高宮さまの案内が無ければ知りえなかった駅前食堂… 本当にえかったなぁ…(笑)
今度撮影に来るなら、弁当持参でじっくりと構えたいものですな。

愛車で撮影ポイントを案内していただいた、高宮今日子さまには感謝しております。
ありがとうございました。



コードネーム『せのはち』…2

2006年10月05日 | 廊下から
八本松駅で、高宮今日子さまと合流して、広島が生んだ名車『ポーターキャブ』に乗り込み、まずは川上弾薬庫への引込線跡へ向かった。車内からも見える築堤には、プレートガータも残っており、撮影しておきたかった場所でもありました。


山間地には良く似合う…



白い建物の奥に弾薬庫の入口が…

十数年前に、何度か撮影した事があった場所には、鉄道黎明期に使用された双頭レールを使用した跨線橋があります。以前は『ここにあるな…』程度にしか感じませんでしたが、今回はじっくりと観察しました。
双頭レールには刻印も残っているのですが、長年の風雪で殆ど読み取る事が出来ません。高宮さまの判読では『DA(R?)INGTON』とある様なんですが、これ以上の知識がない故に何も語れません。どなたかご教示を…


踏切より全景を望む


レール刻印


人が通るだけの狭い道

さて、そんなこんなで観察をしている間、高宮さまは撮影ポイントを探している…と思いきや草むらで何かを見つけてご満悦。よく見ると、でっかい瓜を持ってニヤついとる(笑)


高宮『粕漬けにしたら旨そ~』

ここで、上り貨物1082レを含めた何本かを撮影し、次のポイントへと向かったのでした。私的には瀬野駅から歩いてこれる限界の撮影ポイントがここなんです。


344M

1079レ

さらにつづく…