まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

さらば、デハ60

2006年10月15日 | 廊下から
一畑電鉄に残る最後の元西武車、デハ60型(61・62)が、10月22日のイベントをもって引退、廃車となります。

同車は昭和61年に西武鉄道から購入され、ラッシュ時の増結用としてデハ80型やデハ90型と組んで3連運用に着いたり、日中の単行運転にも用いられたようですが、私は遂に走行姿を見ぬまま、お星様となります。
車両の近代化により、現在では予備車として2両揃って川跡駅に留置されていますが、川跡駅から雲州平田駅に回送運転されるのがラストランとなるようです。



デハ62+61 平成16年8月16日 川跡


デハ90型と組んで留置中 昭和63年8月4日 平田車庫

これら元西武車には、入線当初には愛称板が取り付けられていました。昭和62~63年に撤去されてしまったようですが、また復活させて人々に親しんでもらえるようにすれば良いのではないでしょうか? 参考までに当時の愛称は…

デハ81+クハ181『くにびき』
デハ82+クハ182『いなさ』
デハ83+クハ183『まがたま』
デハ91+クハ191『やえがき』
デハ61・62 『はくちょう』 ※61・62号は同一名称だったと記憶します。

出雲平野をつり掛けモーター音を高らかに走る電車も、すっかり昔話となりました…。