まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

1M電車

2006年07月30日 | 廊下から
宇部線の電車に色気を感じるのは、地方私鉄のような使い方をされているからでは? と思う今日この頃です。
クモハ123は単行運用の他に105系の増結運用があり、105系はクモハ+クハのユニットの他に、クモハだけの増結車あり、クモハ同士のユニットがありで、編成のバラエティーが楽しめます。

JR西日本の車両もさることながら、更に私鉄のような使い方をしているのが、JR四国の7000系ではないでしょうか?
この車両は、1M両運車の7000型と、下り向きに運転室があるTc車の7100型があり、これらの組み合わせにより最大4両編成で運行されており編成のバラエティーが楽しめます。今春のダイヤ改正以降は判りませんが、3両ユニットの6000型の増結運用として7100型が琴平~多度津~高松間にあります。一度撮影してみたい列車ですね。

以前、四国の知人から車両運用を教えて頂きましたが、国鉄時代から継承(?)されている、アクロバット的運用には感心させられます。7000型もそうですが、高徳線の1000系気動車も、複数車両1組ではなく全て単車運用であるのが驚きでした。パズルのような運用を考える人スゴイですね…


7100+7000の予讃線各駅停車 高松


7000型

7100型

viva!本山支線

2006年07月28日 | 廊下から
宇部新川駅の戻った後、小野田に向かおうと思い小野田線の電車に乗ると、時間になっても発車しない…『おかしい?』と思ってよく見ると、一部列車の時刻を修正しましたとの張り紙が… さぁ大変、本山線に間に合わなくなりそうなので、宇部に出て山陽本線から小野田に向かいました。
小野田駅で、立ち食いスタンドが目に留まり、ソバをすすっていると何やら構内放送が流れていました。特に気も留めず改札を出ようとすると、駅員に止められ行き先を聞かれたので不思議に思い、ホームに出ると目の前に貨物列車が停車中で、再度構内放送が流れたのでよく聞くと『…只今、埴生・小月間で線路が陥没し運転を見合わせております…』
まぁ、小野田線には関係がなかったので電車に乗り込み、無事に本山線の電車に間に合いました。


クモハ123-3 1325M 雀田

以前に、何かの本で浜河内付近に田んぼの中の直線コースがあると読んだ記憶があり、浜河内で下車し歩く事にしました。初めての土地で地図も無く、ちょっと無謀(方向音痴なんです…笑)でしたが、何とか夕陽を浴びた電車を撮る事が出来ました。


1326M 浜河内~長門本山

ここまで着たら、長門本山駅まで歩こうと思い、これまた無謀な徒歩行軍となりましたが、犬に吠えられながらも駅に着く事が出来ました。その昔、クモハ42を見下ろして撮影した場所は、雑草に覆われており撮影不可能。仕方なく下から見上げたアングルで1枚…


長門本山に到着する1327M

長門本山駅の周辺には家が特に多いわけでもなく、どんな人々が利用するのか謎です。実際に私が乗った本山行は3人(私を含めて2人が浜河内下車)、雀田行は本山から3人、浜河内から1人。本当に少ない…


発車を待つ1328M

昔と違い立派な方向幕があります。

雀田駅から宇部新川行1240Mに乗換え、宇部新川に向かいましたが、夕方のラッシュ時間帯にもかかわらず、クモハ123の単行で車内はシート一杯で5~6名が立っている程度。妻崎で離合した列車も同じ程度の乗車率でした。少し寂しかったですね…


左 本山行最終電車 右 宇部新川行1240M

宇部新川に着くと、日中に見た3連も新山口行として出庫準備を整えており、その後には更にI編成の3連が留置されていました。この編成はオールM車で3丁パンタを上げて走る姿を今度は撮影したいと思いつつ、宇部線をあとにしました。


留置中のI07編成他

残り4回の18切符。四国で1回、帰省で1回使う予定なんですが、以前書き込んだ『くろがね線』も行きたいので、あと1回は宇部線に来れますな。

viva!宇部線

2006年07月27日 | 廊下から
『青春18切符』を使って、17年振りに宇部線と小野田線を尋ねてみました。以前は石灰石列車やクモハ42を訪ねただけでしたが、今回は105系とクモハ123を堪能し全線走破を目的とした、極めて健全(?)な旅でした…(笑)

広島駅5:45発下関行に乗車し、宇部駅で下車すると隣のホームに宇部岬発下関行3835Mが停車しています。この列車は、クモハ123+クモハ105+クハ104の3連ですが、日によってはクモハ123+クモハ105+クモハ105の場合もあり、各車扉数がマチマチの編成となることもあるそうです。この日は残念ながら“まとも”な編成でした(笑)


下関行3835M 宇部駅

この列車を撮影後、嘉川駅まで戻り徒歩で宇部線を目指しました。この付近は山陽本線と宇部線が、ほぼ並走している区間で掛け持ち撮影が出来るとの事ですが、往復するには若干距離があり腰の悪い私には無理。大人しく撮影ポイントでもあるカーブで電車を狙いました。ここは午前中は順光で撮影が出来ます。1841Mはクモハ123の2連で、手元の資料では唯一の列車です。因みに、この列車は宇部新川到着後に分割され、後位車は午後の本山線運用に、前位車は夕方から小野田線運用に入ります。


宇部新川行1841M 上嘉川~深溝

新山口行1840M 上嘉川~深溝

宇部線の東側は今回初めての乗車だったので、次回以降のロケハンも兼ねて、車内から面白そうな場所を探しつつ、撮影ポイントだと教わった、琴芝~宇部新川のお堀端のような雰囲気の場所に向かいました。とりあえず、宇部新川まで乗車し徒歩で戻ればよいと思い、宇部新川で下車すると、小野田線のクモハ123や、I編成(クモハ105)を連結した輸送力列車がいたりと、腰が痛いのも忘れてハイテンションで撮影。特にクモハ123は6番であった為にネチネチと…(笑)
軽く昼食をとった後、琴芝駅まで徒歩で戻り、お堀端のような川沿いで撮影しました。


小野田行1233M

I04編成+U08編成 宇部新川駅


新山口行1846M

宇部岬発厚狭行5991列車 宇部新川~琴芝

琴芝駅に向かう途中、古びたトラス橋(新川橋梁)を見かけたので、近付いて製造銘板を見てビックリ! 何と大正12年製とあるではないですか。自宅に帰って調べてみると、宇部鉄道が宇部新川から小郡に向けて工事を開始したのが大正12年、開通当時のトラス橋のようです。歴史を感じますねぇ~



1846M 宇部新川~琴芝

琴芝界隈で撮影後は、宇部に移動して山陽線に乗換て小野田に向かいました。その続きは次回に…


654号 その後…

2006年07月25日 | ひろでん
6月26日のダイヤ改正を前に引退した654号ですが、廃車手続きの後に7月18~19日にかけて広島市安佐南区の『広島市交通科学館』に移送され展示されました。21日には式典も行われたそうです。

さて、今日は本当にと言っていい位、雨が上がり天気も良くなりました。せっかくなのでカメラを担いで654号に逢いに行って来ました。
アストラムライン『長楽寺駅』から徒歩5分の所にある『広島市交通科学館』は、アストラムラインの車庫の上に設けられています。その建物の裏手に公園があり、その奥に654号は鎮座しておりました。実際に目にすると、つい1ヶ月前まで現役だったとはとても思えず、何だか不思議な気分にさえなってきました。将来的には上屋を設けるそうなので、こうしてスッキリと撮れるのも今のうちでしょうね。

多くの人々が水を求めたあの日を経験した車両が、噴水の横で長年の疲れを癒している… そんな意図もあってこの場所に置かれたのでしょうか…



子供達の歓声が聞こえる中、静かに佇む654号


アストラムラインと初めてのツーショット


目の前には噴水が… 実は突然吹き出したので驚いたのでした(笑)

EF59

2006年07月23日 | 廊下から
暴掲示板で、下関運転所に留置(放置?)されていた、EF59-10号機が解体されたとの書き込みがありました。
同機は遮音壁代用のような役目で留置されていたようでしたが、昨年初めてその姿を目にした時には、余りの哀れな姿にただ唖然とするだけでした。EF59の種車となったEF53は、戦前の省型旅客用機関車の中で、大変美しい機関車でしたが、ここまで哀れになると誰が想像したでしょうか? 
ところで、私はEF59の現役時代を知りません。初めて目にしたのが3年前の、広島車両所公開で見た21号機でした。初めて見るその姿にただ圧倒され、重連で貨物列車を押す姿を一度見てみたかったと、ただ思うばかりでした。

今度は横川の保存機を見に行きたいな…


下関で放置中の10号機


車両所に保管中の21号機


16号機のカットモデルと。せめてエンドを合わせて欲しかった…