まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

お知らせ

2009年03月29日 | 廊下から
引越しのため4月1日から当分の間、更新とコメントの書き込みをお休みさせて頂きます。ご了承下さいませ…m(_ _)m

U山『幾何学模様が、どう変化するか? こうご期待!』

まろ『あのぅ…別に変りませんよ。多分…』





らんでん…2

2009年03月29日 | 廊下から
“らんでん”といえば、ここで撮影しないといけないでしょう。いかにも京都らしい風景ですよね?


モボ621 太秦広隆寺~帷子ノ辻

広隆寺の門前を走る姿は、雑誌等でも紹介されており私も訪れてみました。しかし、ここは道幅が狭い上に交通量が多い! 一度は車が被って写ってしまい、ここで20分以上粘って撮影できたのがこれです。トリミングで誤魔化していますが、右端のタクシーが邪魔です…


モボ633 嵐山

不完全燃焼でしたが、太秦広隆寺駅から電車に乗って嵐山までやって来ました。駅の外に出ると、桜は3分咲き程度で見頃はこれからのようでしたが… せっかくの観光地も滞在時間は僅か10分! さっさと折り返してしまいました(笑)


トムリンソン式連結器

丁度良い感じの光線状態だったので、連結器をアップで撮影してみました。


足湯…

嵐山駅ホームには足湯があり、気温も低かったせいもあり浸かってみたかったのですが、何分にも時間が無い… やはり、また来るべきですな(息)


モボ633(右)と北野線モボ624

帷子ノ辻駅まで戻り、ここで北野線の北野白梅町行の乗車。今度は単線区間をのんびり走る姿を堪能しました。北野線には『桜のトンネル』と呼ばれる桜並木の中を走る区間もあり、満開の季節には多くの愛好家で賑わうのではないでしょうか?


北野白梅町駅

嫁が言うには、この先に美味しい蕎麦屋さんがあるとか… ウチの嫁さんは京都に詳しいようなので、今度は案内してもらわんと…(笑)


モボ624

行違い駅確認表示器?

北野白梅町駅と帷子ノ辻駅ホーム先端には、行違い駅を確認する為の表示器があります。これを確認する事により、運転士の誤認を防いでいるようです。


桜並木の中を… 宇多野~鳴滝

運転席横を陣取って、前面展望を楽しみました。でも悲しいかな、運転士の動作にばかり目が行く自分が悲しいです(涙) 電車だけを楽しみたいな… 運転してみたいし…


モボ26 鳴滝

鳴滝ではレトロ調電車と離合しました。この車両は、イベント用なのでしょうか?

帷子ノ辻駅から再び乗換、四条大宮駅まで戻り私の“初らんでん”の旅は終わりました。電車のスタイルも、どこか垢抜けない、ずんぐりむっくりの電車ですが、何か牽き付けられるものがありました。また機会があればゆっくりと訪れたいですね…

さて、鉄分補給も無事に終り、会議のある会場に向かう前にもう一仕事、出町柳駅近くの和菓子屋さんに、豆餅をお土産に買うために行ってまいりました。お店の前は既に行列… 結局、お昼抜きになってしまいました(涙)


ここで10分以上並んで…

会議も滞りなく終り、仕事の上でも“鉄”的にも収穫があり、充実した『1日』でした。他局社の先生方からは日帰りは勿体無いといわれましたが、それはそれ。その日のうちに広島に帰りました。今度は、仕事ではなく観光で京都に行きたいですね…


らんでん…1

2009年03月28日 | 廊下から
会議の為、出張へ出かけてきました…行先は京都。実は京都の街を訪れるのは中学の修学旅行以来だから、かれこれ…(遠い目)


久々のN700系

早すぎ!?(笑)

誰もいない車内

久々にN700系に乗りました。安っぽいシートですが、腰が悪い私にとっては、ちょうど良い硬さですな。しかし、シートを倒さないと窓の景色が見え難いのは如何なものか?

京都に着くと広い構内を迷う事無く(笑)地下鉄に乗り、阪急に乗り換えて河原町駅まで移動し荷物を預け、カメラ片手に“視察”を開始。向かった先は…↓



そう、“らんでん”こと『京福電気鉄道嵐山線』です。私的には面白味の無く興味が沸かない鉄道でしたが、ひょんな事から、YouTubeでココの映像を見て、ちょっと気になってしまいました(笑)


モボ301+モボ102 四条大宮

窓口で一日乗車券(500円)を購入し、ホームに出てみると丁度、ラッシュ輸送を終えた2両編成が入庫する所でした。ネットや書籍によると、朝ラッシュ時には1両編成と2両編成の電車が交互に運行され、日中は1両編成のワンマン運行だそうです。


連結部

連結運転に備え全車両に『トムリンソン式密着連結器』と電気連結器を装備しており、この連結器は京都市電に採用されたものと同一連結器だそうです。トムリンソン式は現在、ここでしか見ることの出来ない連結器だとか…


モボ621 四条大宮

モボ621に乗車してみると、車内は観光客と地元民が半々位でシートが埋まる程度の乗車率でした。走り出すと、そのスタイルとは裏腹に、お腹に響く釣掛けモーターの音が。この音には、しびれてしまいました(笑)


四条大宮~西院

パラ詰めて…(笑)

発車直前までマスコンにハンドルが付いていないので、どうするんだろうと思っていたら、運転士がおもむろにハンドルを差し込んでいるのを見てビックリ! 制動弁を見ると電気接点の無いM-18制動弁。ATSの解除はどうするんだろう?不思議です…


モボ613+モボ611 西大寺三条(四条大宮行乗場)

西大寺三条駅で下車し、併用軌道を走る電車を撮影しようと待っていると、やって来たのは2両編成。よく見えなかったけど、車掌が乗っているのかな?


モボ105 西大寺三条

2両編成の電車も撮影でき、満足して再び乗車。車内放送でも流れていた京都市内を走る唯一の路面電車を堪能しました。狭い道路ですけど結構な速度で走ってます。法定速度は越えてませんが…


狭っ! 山ノ内停留場

道路は狭い、停留場も狭いし車両との段差は大きい。ちょっとこれは考え物ですが、この道幅を考えると無理な話なんでしょうね…

さて、次に降りた場所は… つづく

一畑のデハニ

2009年03月23日 | 廊下から
一畑電鉄最後の旧型車『デハニ50』が今月末をもって引退します。一畑電鉄HPのプレスリリースによると、デハニ52は昭和3年、デハニ53は昭和4年に製造された車両で、最後の自社発注車両です。

平成に入り冷房車両が登場すると、客室がお座敷に改造されてしまい、イベントや貸切運転に用いられておりました。
旧型車全盛の頃は、デハ20+クハ100といった、直通ブレーキ編成のラッシュ時の増結用やデハの代走、ト60+61を牽引してバラスト散布に、スノウプロウを取り付け除雪列車にと、裏方の車両であったような印象さえありますね。

最近の写真は全くありませんので、私が若い頃に撮ったヘタクソ写真の中から幾つか紹介します。


デハニ52 昭和62年1月8日 平田市車庫

この頃は棒状の排障器(?)が目立っておりますが…


デハニ53 同上

検査中だったデハニ53を見ると、アンチクライマーに何やら取付台が付いておりました。撮影はしていませんが、横の点検台の裏にはスノウプロウが立てかけてありました。今思えば撮影しておけば良かったと後悔しております。


荷物室から客室を見る(デハニ52) 昭和63年8月14日


デハニ52運転席(荷物室側) 同上

自社発注車であったデハ1型、デハ20型、デハ11(元デハニ54)+クハ111(元デハ7?)と異なり、最後までニス塗りの車内を保っておりました。えんじ色のシートといい、違った雰囲気の味わえる車両でした。


デハニ52+デハ3 平成4年4月5日 平田市

光が漏れて大変見苦しい写真ですが、貴重な救援列車(?)の姿を捕らえたもので、大社線内で故障したデハ3を牽引してきたものです。


デハニ53+クハ101 平成8年夏頃? 松江温泉

正確な撮影データが判りませんが、私が最後に見た営業運転です。一畑口駅から松江温泉駅までこの編成に乗車しましたが、確かこの時はクハに乗車した筈… 車内の様子は何れも記録しておらず残念…(涙)

私が生れて初めて乗った電車は一畑電車でした。あれは家族で一畑薬師に参拝して、島根県唯一の遊園地だった『一畑パーク』で遊んで…そうだ、ボンネットバスに乗ったのもこの時だった。(遠い目)

また一つ、思い出が消えてゆきます… 


大社詣…

2009年03月20日 | 廊下から
今日は、久々に出雲大社を訪れました。現在は『平成の大遷宮』が行われており、仮本殿への参拝でしたが、何か重要な祭事があったらしく、厳かな雰囲気に包まれておりました。

さて、大社詣でと言えばここも忘れてはいけません。



一畑電鉄の出雲大社前駅は、西洋建築の駅舎を持つ駅で、国の『登録有形文化財』の建造物となっており、それを記念するプレートも取り付けられております。



待合室内にはステンドグラスから差し込む光に包まれ、昭和のモダンな雰囲気が今も味わう事が出来ます。改札口横には手小荷物取扱窓口も健在でした。今でも『チッキ』の取扱があるのでしょうか…?

西洋建築の駅舎とくれば、ここも忘れてはいけませんね…



旧JR大社駅は、改めて申す必要も無いでしょう。国の重要文化財にも指定されている駅舎は、今でも訪れる方が多くいらっしゃるようで、朝早い時間にも拘らず、数名の方がカメラ片手に見学されておりました。
久々に訪れてみると、心なしか軒が下がっているように思えます。建物の状況が少し気になりますね…



旧ホームに出てみると、参拝客で賑わい優等列車も発着していた頃の名残は充分に残っております。

構内に立ち、道路に転用された旧路盤を眺めていると、小学生の頃に12系の団臨に揺られて初詣にやって来た思い出が鮮明に蘇ってきました。楽しかったなぁ…