10月6日(金)の海外市況概況です。
1.NYダウ
OSCを50%乗せ。MIN指数比も1.02へ。やっと復活の端緒についたような感じ。まだ各MAラインからは0.2%ー3.2%ほど下方乖離していますが、10日MAラインまでは後76ドルほどでキャッチします。短期のRSIも32%となり、3日の9.1%からは切り返し中。
2.Nasdaq
こちらは既に10日MAラインを220ドルほど上回っており、残りも0.7-2.2%ほどの下方乖離まで詰めてきております。9月27日の短期のRSI8.1%がNasdaqの底だったようです。この時の終値が13092ドル。今日の安値が13099ドル。綺麗に切り返しております。MIN指数比は1.05まで上昇。6月16日からに記録では1.06が最高値ですので、この1.06を上回れれば1.11という3月21日の記録も見えてきますが、このところの状況を考えれば、ひょっとすると1.06あたりで頭打ちになるかも知れません。つまり、あまり上値はないということ。突き抜けるにはしばらく揉み合いが必要ということになります。
10年債利回りの上昇がまだ止まっていないのも懸念材料。
3.ドル・円
じわりと円安へ回帰中。MIN指数比は1.01までしか、この間は落ちておりません。昨日が1.01で今日は1.02。しかし、各MAラインからはしっかりとまだ上に位置しております。但し、10MAラインまではあと0.1%の下落で到達。潮目の変わり目になりそうです。
4.CME日経平均先物
31330円で終了。日経平均終値比で336円ほど上。月曜日は高く始まりそうです。
5.VIX指数 17.45(ー1.04) 危機を脱した感あり。
6.米10年債利回り 4.795%(+0.013)