株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(8.15.07)

2007-08-14 20:56:08 | 明日のモニタリング銘柄
どうも地合の悪さに引っ張られてか、拙速なトレードで利益が出ません。損もあまりありませんが、とにかくこれでは上がったりです。

もう一度、今使っているツールでの仕掛けどころを再考しました。何のことはありません。OSCが特に急落した翌日の安値を拾い、翌日からOSCが上昇する限り持ち越しをするというのが、セオリー通りですが、最も勝ちが稼げるパターンでした。これは以前から分かってはいたことなのですが、その日限りの勝敗にこだわるあまり、膠着状態に陥っていたようです。

このセオリーに沿って、しばらくは明日の注目銘柄も抽出し、我慢のトレードを行ってみることとします。結果が出ない時は何かそれまでのやり方が適合していないのは明らかです。それが何かを絶えず追求する以外に、この変幻自在の難解な相場を生き抜くことは出来ないものと思います。

日経平均と先物はOSCを+3%と+2%上げていい形ですが、新興市場はマザーズ指数が-1%の26%でまだ低迷中。ヘラクレス指数は+1%の26%です。

これでNYダウがプラスで今晩終わってくれれば、明日の騰勢に弾みがつくポジションかと思います。

持ち越しは今回はあります。6457グローリーと4613関西ペイントです。

さて、明日の注目銘柄です。

1.2138ウェブドゥジャパン
 直近IPO(といっても今年2月上場)からはこれを久々に注目。8月10日の159Kからは下値を着実に切り上げての+8K終了です。間欠温泉のようにあるインターバルを置いて噴きます。171Kの節目に並びましたので、明日は190Kから、場合によっては200Kあたりまでの切り返しを期待。出来高に注目。

2.9020JR東日本旅客鉄道
 852K割れがないことを確認しての買い。しかしこの内需株、ジリジリと押されておりますね。時折反発するのですが、今日は出来高も細っております。やはり機関投資家がカムバックするまでは駄目か?

3.5405住友金属工業
 鉄鋼株が今ひとつ精彩を欠いておりますが、これもOSCを31%にまで落としてのRSIも19%と低位水準です。しかし616円を2日連続で踏み固めております。その前日は614円。このあたりが底値と言いたげです。もしこれを突破されれば、600円割れも視野に入ってきます。そうならいことを確認してからの参入です。

4.7236ティラド
 もう1日ティラド。今日の安値の645円が踏み固められるまでは軟調かも知れません。明日はそのことを確認しての騰勢に乗る形です。崩れればしばし時間を置くのが良いかと。

5.6362石井鐵工所
 ご存じの仕手株がチョイと上げかねております。270円まで今日は付けました。これを下回ると262円あたりまでの下落が見込まれます。そうならないように270円近辺で踏ん張るかどうか注目。指数値面では既に底値です。

6.4822ハドソン
 もう1日この株に注目。安値は2日連続切り上げ。明日もう1度試すならそこで拾う手も。任天堂は切りかえしました。

以上です。
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狐になるか狸に化けるか

2007-08-14 11:21:04 | 株に出会う
今日のようなどっちつかずの日は、原発銘柄のような仕手株に人気が集まるのを、すっかり忘却しておりました。

1755富士電機E&Cがずっと押されていて、昨日のプラ転でいい形になっていたのですが、つい監視を忘れてしまいました。こうした銘柄はいつ噴くのか分かったものではありませんので、いわば「ヤクザ銘柄」」として遇しております。堅気の素人の方々に、通常の神経では、とてもお勧めできるような株ではありません。その分、いつ薬(ヤク)が切れて暴れ出すのか、日頃から注意を怠らないようにしなければならなかったのですが、よりによって今日がその日だったとは。

こういうヤクザ銘柄を家人は感心なことに常時監視しております。類は類を呼ぶと言ったらよいのでしょうか。300円を超えた時に何気なく、この株のことを囁きましたら、290円で持っているよ、ですって。304円での指しというのも、筆者からすると絶妙なところです。ちょうど薬が切れるか切れないかというのがこのあたりでしょう。

そんなこんなで、注目銘柄の堅気株はよく分からない値動きです。高値掴みは戒めつつ、下がったら下がったで、更に下に行く株は出るは、そこから反発する株は出るは、一体全体どちらに行きたいのか、皆てんでバラバラの動きです。

いわば、俗に言う狐と狸の化かし合いの様相を呈しておりますが、根がホモサピエンスである筆者は、お狐さんにも狸さんにも化ける術を幸か不幸かマスターしておりません。しかしこの相場、どちらかに化けなければ勝つのは難しいようですが、いっそのこと、どちらにも化けないという手もあります。虚心坦懐、無垢の心で持って相場に向かうのです。

先物、日経平均ともにOSCをかろうじて1%上げて44%と45%です。ここから落ちるような理由もなし、かといって積極的に買い上がるにはお盆休みでもあるし、NYがまだよく分からないし、といった逡巡した気持ちが場に表れておりますが、上がるべき株は上がるはずです。それをじっくりと見定めて、後場は仕切直しです。

呉々も「ヤクザ株」にだけは手を染めないように注意せねば。身ぐるみ剥がれるのは家人だけで十分です。
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