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狐になるか狸に化けるか

2007-08-14 11:21:04 | 株に出会う
今日のようなどっちつかずの日は、原発銘柄のような仕手株に人気が集まるのを、すっかり忘却しておりました。

1755富士電機E&Cがずっと押されていて、昨日のプラ転でいい形になっていたのですが、つい監視を忘れてしまいました。こうした銘柄はいつ噴くのか分かったものではありませんので、いわば「ヤクザ銘柄」」として遇しております。堅気の素人の方々に、通常の神経では、とてもお勧めできるような株ではありません。その分、いつ薬(ヤク)が切れて暴れ出すのか、日頃から注意を怠らないようにしなければならなかったのですが、よりによって今日がその日だったとは。

こういうヤクザ銘柄を家人は感心なことに常時監視しております。類は類を呼ぶと言ったらよいのでしょうか。300円を超えた時に何気なく、この株のことを囁きましたら、290円で持っているよ、ですって。304円での指しというのも、筆者からすると絶妙なところです。ちょうど薬が切れるか切れないかというのがこのあたりでしょう。

そんなこんなで、注目銘柄の堅気株はよく分からない値動きです。高値掴みは戒めつつ、下がったら下がったで、更に下に行く株は出るは、そこから反発する株は出るは、一体全体どちらに行きたいのか、皆てんでバラバラの動きです。

いわば、俗に言う狐と狸の化かし合いの様相を呈しておりますが、根がホモサピエンスである筆者は、お狐さんにも狸さんにも化ける術を幸か不幸かマスターしておりません。しかしこの相場、どちらかに化けなければ勝つのは難しいようですが、いっそのこと、どちらにも化けないという手もあります。虚心坦懐、無垢の心で持って相場に向かうのです。

先物、日経平均ともにOSCをかろうじて1%上げて44%と45%です。ここから落ちるような理由もなし、かといって積極的に買い上がるにはお盆休みでもあるし、NYがまだよく分からないし、といった逡巡した気持ちが場に表れておりますが、上がるべき株は上がるはずです。それをじっくりと見定めて、後場は仕切直しです。

呉々も「ヤクザ株」にだけは手を染めないように注意せねば。身ぐるみ剥がれるのは家人だけで十分です。

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