goo blog サービス終了のお知らせ 

株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(2.15.07)

2007-02-14 21:12:08 | 明日のモニタリング銘柄
しかし、あの3240野村レジデンシャル投資法人を26株も持っており、初値で全部売却したお方がおりますが、どうやってそれだけの玉を手に入れたのでしょうか?

まあ、人のことはどうでも良いことですが、新興市場がやっと反発しました。3時少し前に出かけたので、持株は因縁の3814アルファックス・フード・システムに加えて、3815メディア工房、4841ダブルクリック、それにテコでも275K以上は行かなかった3783ナノメディアの4つです。この中でアルファックス・フード・システムのみ含み損です。本来なら損切りケースですが、今日は145Kあたりでかろうじて踏ん張っておりました。そしてRSIが7%まで落ち、VR改も39%と40%のブレーク寸前まで行っておりますので、お情けでもう1日我慢することにしました。多少は柔軟に立ち回る必要がありそうです。特に底値圏では。

新興市場が反発したというのは、OSCで見ると歴然としております。マザーズ指数が引けにかけて騰勢を強めて31%→38%、ヘラクレス指数のOSCも前場はへこんでおりましたが、46%→50%でわずかですが指数もプラ転。1月15日のようなことは在りますが、明日もしわずかなマイナスかプラスで終わるようなら、日経平均と歩調を合わせての戻り高値追いとなるかと思います。マザーズの出来高も、悪さをする低位株の4740ニューディールは前日と同じ程度ですが、前日より30万株ほど増えております。

日経平均よりTOPIXの動きも注目です。OSCは55%→56%とこれまた2月8日の49%を底に切り返しが順調です。日経平均は56%→59%です。今回の相場、60%台の後半までは伸びる可能性があるかと思います。

さて、そんな好転した状況ですが、明日は業績が不安のない出遅れ銘柄がいの一番に買われると想定し、注目銘柄を探ってみました。

テクニカル用語の簡単解説


【順張り】OSC、終値ともプラ転し、乖離幅もマイナスならなお良し。

1.2497ネットエイジ ○
 OSC45%→50%で乖離幅-5K。1月15日のOSC39%、終値850Kが起点。今日は50%で終値833Kです。ダイバージェンスの度合いが強い。押し目があればあるほど良し。800K割れなら買いか。

2.5742エヌアイシ・オートテック ◎
 この株なりに戻してきました。途中まで注目して見ていたのですが、水面上に出るまでは苦労しておりました。結果はOSCも+2%の35%に戻して+1400円でした。VR改は何と6%です。(前日はわずか2%)こんなに貶められる銘柄も珍しいものです。つい先日2月6日は9000株を越える出来高で上方修正がもて囃されたものでした。それがその前日よりも落とされるとは、何とハイエナタイプの投資家が多いことでしょう。(筆者もバッタ類ハイエナ科みたいなものですから、こんなことを言えたものではありませんが。)この株、結果としてまたしても「エヌアイシ=アイシエヌ=愛し得ぬ)株に転落です。しかし、今日の切り返しで明日は何としてもそのハイエナ科トレーダー属を見返してやって欲しいものです。段々とこのブログ、株式動物品評会のような様相を呈してきました。

3.3812ゲームオン △
 来期利益横ばいからの失望売りがやっと止まったようです。チャートとしては綺麗な形です。OSCは24%→27%へ、乖離幅も-6K。指数値は昨日を底値に大きく切り返し。しかし、こういう病み上がり銘柄は油断大敵です。少し稼げるような健康状態になったら、容赦なく鞭打ちながらどこかの闇市にでも売り飛ばすお方が控えているものです。もしその鞭が明日飛ばなければ株価は飛ぶでしょう。

4.4063信越化学 ○
 ハイテック関連銘柄が世界的に弱くなっておりますが、そろそろこの株は反転しそうな気配です。OSCも38%→44%へと一歩抜け出しました。RSIも18%→24%へと反転です。

5.4680ラウンドワン △
 今日、この株水面上へ出られなければ、お陀仏か?と昨日書きましたが、さすがに引けにかけて出てきました。しかし、いかにもトリッキーな株です。上げては下げの繰り返しです。こういう株価の動きは見ていて疲れます。しかし、一応これで底打ちサインが出ていることだけはご報告。OSC36%→38%で終値が284Kですが、OSCが31%をつけた2月9日の終値が282Kでした。如何に焦れ焦れする値動きだったかお分かりでしょう。利益減速が顕著になった今、もうこの株に上にぶっ飛ばすようなエネルギーは残っていないと見るが、さて明日はどうなるか注目です。

6.5017AOCホールディングス △
 まだこの株の方が素直です。原油が持ち直してきているのと歩を一にして株価も戻すと思いきや、まだまだ原油バブル崩壊?の余波は強かったようです。来期四季報を下回るとの決算から13日に大きく下げてのリバウンドです。今日でOSCは41%→42%と上げ、乖離幅もお-24円。秘やかながら切りかえしております。明日はさてここから上げに転じられるか?

7.4973日本高純度化学 △
 まだこの株行けそうです。OSCも37%→44%と上げの旬を迎えております。しかし待つとしたらあくまで押し目です。今日は少しこの株にしては上げすぎました。515Kの今日の安値は無理にしても高値の519Kあたりまで落ちてからの反転狙いか。

【逆張り】

1.3831パイプドビッツ ▲
 OSCが31%→36%とやっとコンバージェンス。RSIは13%、乖離幅はたったの+1K。OSCは2月5日の24%というのがありますので、まだ押される可能性は明日は残っております。但し416Kという今日の安値を下回らなければ問題ありません。今日と同じパターンで13日は寄り天でした。明日はやはり地合によってはその可能性もあり。

2.7974任天堂 △
 さすがの当世一の人気株も35000円台からは利確の動きに晒されました。この株、ちょうど反発に転じるか、それとも底抜けして更に下を目指すかの微妙な位置まで今日来ました。OSCで見ると38%です。1月10日に36%(終値29000円)というのがあります。ここから騰勢に転じて2月1日に高値を付けました。明日はTOPIXのコア銘柄が売られるようだと、この株の反転もないでしょう。その場合は、3万円割れまでは覚悟をしなければならないかも知れません。いずれにしてもあの足立真一氏も大注目のまさに旬のテーマ株です。ズルズルと後退するようなことはないと思いますが、イベントのハイライトはとりあえず終わっていることには変わりありません。ここから買い上がるのはやはりチョイと冒険か?

3.8894原弘産 ▲
 OSCは+2%の44%ですが、2月7日の41%(終値222K)からのダイバージェンス著しい銘柄。今日は200K割れの危機からはさすがに反発。RSIは更に下げて12%でVR改は33%です。昨年11月に193Kというのがありますが、まさかそこまでは押されないでしょう。

【その他反転注意】

1.3810サイバーステップ ○
 綺麗に切り返しOSC37%→42%で、終値がOSCが30%だった2月5日よりも7K安で終了。RSIも17%と急落。指数値は昨日を底にして切り返し。

2.3030ハブ ▲
 先日から全くもって不可解な動きです。出来高は極端に細り、OSCは上げ続けるも1月30日につけた36%(終値223K)からは、ダイバージェンス現象が続いております。今日の終値はまだ219Kです。その間にもRSIは下げ続け前日同値の26%。VR改も21%と低迷中。沖縄あたりの「ハブ」は冬眠するのかどうかは定かではありませんが、この株に限ってはまさに冬眠中と見受けます。しかし、この暖冬で急に鎌首をもたげながら出来高が伴えば、まさかの「ハブ乱舞」かも知れません。真冬の夜の夢か??

以上です。明日は大切な日です。呉々も場全体の動き、出来高、など大局的に見定めながらトレードをしたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

REITの狂乱価格

2007-02-14 11:19:17 | 株に出会う
いやいや、びっくりしました。嬉しいビックリですが、今日上場の3240野村レジデンス投資法人ですが、朝方からやけに気配値が良く、それば見せ板ではなく実需だったようなのです。前場の引け際に初値がついて公募630Kのところ、992Kで初値がつきました。もちろんありがたく初値で売りました。これまでのREITの初値上昇率はせいぜい10%位で初値割れも結構あります。これもせいぜい5万円くらい手元に利益が残ればと思っていたくらいです。日銀の2月の利上げがあれば相場は下がると思い、最初は大和での申込みをキャンセルしたのですが、REIT市場が昨年終わりから過熱しているのを後から知って、考えを改め申込みをし直しました。それが運良く当選。主幹事でもないのに。最初から50K以上とれれば初値売りの予定でした。金利上昇が決定すれば、これまでの過熱相場が一斉に冷やされるのは目に見えております。何事も上がりすぎたものは是正されます。昨年5月の金のファンドの買い上がりによる720ドル近辺までの上昇はいかにも急でした。600ドル割れまでそこからは調整されております。相場はそういうものですね。

一方、カブドットコム証券で初めて当選した6660インネクストは35K公募価格のところ、前場でも値が付かずに30Kそこそこです。初値+1Kでやむなく注文を入れてありますが、果たして幾らで付くのか?ここで10Kやそこら損してもあまり痛くないのは野村レジデンス投資法人のせいです。しかし、昨夜カブコムから怪しいメールが届けられておりました。「当社は一切責任を負わない」、といった趣旨です。こんなメールを前もって受け取ったのは初めて。案の定寄り付きから売り気配。IPOも銘柄選びがいよいよ大切です。

持ち越しのアルファックス・フード・システムも調子悪いのですが、引けにかけて損切りするかどうかを判断します。

後は、3783ナノメディアを新規口座開設したジョインベスト証券で買いました。この会社のシステムですが、2月後半からシンプレクステクノロジーが開発した受発注システムを使わない限り、受発注に手間取りこれでは役に立ちません。通りで計画通りに口座数が増えなかった訳です。3233ファンドクリエーションも下げが急になったところで-1Kで売れるところ、操作に手間取り結局-2Kでの損切りとなりました。

さて、市況概況ですが、新興市場はまだ資金が本格的には集まってきておりません。しかし、マザーズ指数は今日このままで推移すると、OSCが現在+3%の34%で+5ポイント少々と戻しておりますので、明日に一旦最初の反発が期待できる値動きです。一方、ヘラクレス指数の方は、今日は不動産銘柄の低迷がありOSCも-3%の43%と下げ、指数値もマイナス14ポイントほどです。これもプラ転すればなお明日以降に新興市場へ目が向く方が増えるでしょう。

個別では、新製品開発や提携のニュースで上げている6769ザインエレクトロニクスや3823アクロディアがありますが、それも寄りつき以上には買い上がられてはおりません。皆さん半信半疑の状態です。どうせ利確の嵐に晒されるのだろうと。いくら餌がぶら下がっても、この種の「騙し」に免疫力を得ている従来の新興市場ファンは様子見の状態です。これも一種の「生活の知恵」です。やむを得ません。日経がこのように上げている限りそちらに主力資金が行っているのは致し方ありませんが、日経にしてもOSCは既に59%です。そろそろ上値が重くなる頃です。すると一旦値動きの軽い押されている新興市場に資金移動が起こる可能性もあります。そのあたりの胎動をじっくりと後場にかけて観察したいと思っております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする