いやはや、久しぶりに結構きつい場でしたね。ついに東証一部も空売りが始まったようですし、筆者の目につくところで調子がよいのは、4314ダヴィンチの一人旅の上昇くらいでしょうか。後場は、調子がよかった石油関連も軒並み下落開始でした。
何の支えもない新興市場の小型低位株はひとたまりもありません。幸い、筆者は防波堤の頑丈なところに身を隠していました。ところが、何と荒波が乗り越えて来て、一瞬ですが波をかぶってしまったのです。注目銘柄に挙げていた関係上、外海の様子を見張っていた2321ソフトフロントのことです。121Kで戯れに朝から指しておいたのが、昼下がりのけだるい瞬間に、ついに逆噴射ロケットまで発射されて出来てしまいました。こうなるとうかうかとできません。早速124Kで売り指しし、そこに届かないと見るや123Kで売りました。5分ほどの早業でした。こんな日に欲をかくのは罰当たりというものです。一応、これで昨日のリベンジは果たせたことになりましたが、こんな風に立ち回らなければ勝てない今の相場かと、少々複雑な気持ちです。
前場にも言いましたが、最悪の場に突入したようです。これから注目銘柄を挙げてみますが、多分注目するほどの銘柄はないかも知れません。
1.3760ケイブ △
何とOSCが17%で、RSIも10%です。ウォッチの中で最も凋落が激しかったのがこの株です。テクニカルにはこれ以上下げるにしても限界点が見えております。やはり、Caveという英語が持つ、洞窟=陥没=破産 といった意味合いは半端ではなかったようです。早く社名変更しないとまずいですよ。社長。しかし、虎穴に入らずんば虎児を得ずの諺通り、その洞穴に明日か明後日思い切って入ってみる絶好のチャンスです。くれぐれも電池をフルに充電した懐中電灯を忘れずに。さもないと、真っ暗闇に落ちてしまい誰も助けてくれませんから。
2.4238ミライアル △
配当増、好業績も織り込み済みということで8360円の高値からの調整が済んでいたのが、はからずも今回の下落に対しての免疫力を作っていたようです。今日も下げてはいますが、OSCは+4%の47%でRSIも+1%の48%です。この株、半導体関連のシリコンウェハー容器を作っている会社ですが、6769ザインエレクトロニクスも今日の荒波の中+3Kとしており、半導体関連銘柄の粘り腰が目につきました。しかし、この会社は原料のナフサの値上がりでの収益圧迫といった要因を、来期に向けてどうコスト低減を図り克服するのかをきちんと説明しないと、株価は一過性の戻しに留まるかも知れません。ミライアルという名前に負けない精進を望みます。
3.3773アドバンストメディア ▲
筆者は22日に780Kで買いその日777Kで撤退した苦い思い出をもつ株です。しかし、それは単にほろ苦いコーヒーに過ぎませんでした。その後のホルダーの苦労を誰が想像できたでしょうか。この株、筆者が昔飼っていた猫と同じく、「AMIちゃん」と掲示板などでは呼ばれているので何とかしてあげたいのですが、この嵐の中では荒波にブイを打とうにも全く方策がありませんでした。しかし、ホルダーの皆さん、今日でほのかな灯台の明かりが200海里ほど先に見えてきました。何と、OSCは25%と+2%コンバージェンスしております。乖離幅も-12Kと申し分ありません。RSIはまだ15%で下落しておりますが、ここからの下げはこれまでの苦労からするとたいしたことはありません。明日、場が悪ければそれなりに下げるでしょうが、今日の引けにかけての動静を見れば、灯台の光に少しでも近づこうとする一途な気持ちが勝ったように見えました。波間に浮かぶかわいそうなAMIちゃんに救いあれ。
4.2438アスカネット ▲
10月20日子株環流までの調整が続いておりました。しかし、今日でOSCは17%までRSIも8%まで落ちました。いくら台風やハリケーンで葬式どころではないとはいえ、それら自然災害がもたらす災禍は、後でじわじわと業績に効いてくるはずです。この会社の亡き人の顔を見事に修正するレタッチの技術は、そこらのパソコンおたくでも多少は追随できそうですが、実は、全国津々浦々まで迅速に葬儀用の写真を届けるシステムにおいては、他社の追随を許さないようなのです。これは大きなアドバンテージです。ことは一刻を争います。1日延ばせば友引になったりします。かといって、前もって写真のネタを貰っておくことなど、口が裂けても看病に一生懸命の家族にお願いすることなどできません。いいニッチビジネスを手がけていますね。この会社。別にあわてて仲良くしたくはありませんが、そろそろ、この下落からむっくりと不死鳥のように起きあがって欲しいものです。そこまで考えたところで、とって付けた「ネット」は抜きにして、ひょっとして社名は飛鳥ではないかと推測して、HPを見たところやはり鳥に縁がありました。何と、昭和57年飛鳥写真工藝社が出発点の会社でした。こりゃあ、明日、この株で天国に羽ばたけるかも知れない。
【テクニカル妙味のある銘柄】
・9399新華ファイナンス
筆者が昨日けなしたのが効いたのか、反転しました。
・8701イートレード
わずかですが、54%とOSCがコンバージェンス。
・2446ゼンケンオール
OSCは+7%の40%と反転しました。
・3772ドリームバイザー
8月10日あたりからの業績失望売りからの回復途上で、また強烈なハリケーンにやられました。しかし、OSCが+3%の21%と反転です。
・8939大和システム
OSC46%と3%コンバージェンス。この株根強い上昇志向あり。
・2360ウィーヴ
OSCが何と20%、RSIは9%まで落ちましたが、200Kは死守しております。 そこからの攻防がみものです。
・4297インターネットセキュリティ
RSIが何と4%まで落ちました。ところがOSCはまだ46%もあります。20万円 割れは3月以来ですので、ここからはセキュリティの時代です。反発を期待。
・2351アドミラルシステム
後場174Kまで売られそこから脱出した模様です。OSCが27%と +3%コンバージェンス、RSIも10%です。しかし、まだ明確なサインでないので、うっかり近づかないほうが良いでしょう。
あれだけ好調だった東証一部銘柄から、テクニカルに注目銘柄を見つけようとしましたが見つかりませんでした。つまり、完全に下落局面です。下落しきればそこからテクニカルにも妙味が出てくる筈ですが、それが見あたらないということは、いよいよ空売りの方々の出番でしょうか。明日少々下がったからと言って東証に飛びつくのは控えた方がよさそうですね。
何の支えもない新興市場の小型低位株はひとたまりもありません。幸い、筆者は防波堤の頑丈なところに身を隠していました。ところが、何と荒波が乗り越えて来て、一瞬ですが波をかぶってしまったのです。注目銘柄に挙げていた関係上、外海の様子を見張っていた2321ソフトフロントのことです。121Kで戯れに朝から指しておいたのが、昼下がりのけだるい瞬間に、ついに逆噴射ロケットまで発射されて出来てしまいました。こうなるとうかうかとできません。早速124Kで売り指しし、そこに届かないと見るや123Kで売りました。5分ほどの早業でした。こんな日に欲をかくのは罰当たりというものです。一応、これで昨日のリベンジは果たせたことになりましたが、こんな風に立ち回らなければ勝てない今の相場かと、少々複雑な気持ちです。
前場にも言いましたが、最悪の場に突入したようです。これから注目銘柄を挙げてみますが、多分注目するほどの銘柄はないかも知れません。
1.3760ケイブ △
何とOSCが17%で、RSIも10%です。ウォッチの中で最も凋落が激しかったのがこの株です。テクニカルにはこれ以上下げるにしても限界点が見えております。やはり、Caveという英語が持つ、洞窟=陥没=破産 といった意味合いは半端ではなかったようです。早く社名変更しないとまずいですよ。社長。しかし、虎穴に入らずんば虎児を得ずの諺通り、その洞穴に明日か明後日思い切って入ってみる絶好のチャンスです。くれぐれも電池をフルに充電した懐中電灯を忘れずに。さもないと、真っ暗闇に落ちてしまい誰も助けてくれませんから。
2.4238ミライアル △
配当増、好業績も織り込み済みということで8360円の高値からの調整が済んでいたのが、はからずも今回の下落に対しての免疫力を作っていたようです。今日も下げてはいますが、OSCは+4%の47%でRSIも+1%の48%です。この株、半導体関連のシリコンウェハー容器を作っている会社ですが、6769ザインエレクトロニクスも今日の荒波の中+3Kとしており、半導体関連銘柄の粘り腰が目につきました。しかし、この会社は原料のナフサの値上がりでの収益圧迫といった要因を、来期に向けてどうコスト低減を図り克服するのかをきちんと説明しないと、株価は一過性の戻しに留まるかも知れません。ミライアルという名前に負けない精進を望みます。
3.3773アドバンストメディア ▲
筆者は22日に780Kで買いその日777Kで撤退した苦い思い出をもつ株です。しかし、それは単にほろ苦いコーヒーに過ぎませんでした。その後のホルダーの苦労を誰が想像できたでしょうか。この株、筆者が昔飼っていた猫と同じく、「AMIちゃん」と掲示板などでは呼ばれているので何とかしてあげたいのですが、この嵐の中では荒波にブイを打とうにも全く方策がありませんでした。しかし、ホルダーの皆さん、今日でほのかな灯台の明かりが200海里ほど先に見えてきました。何と、OSCは25%と+2%コンバージェンスしております。乖離幅も-12Kと申し分ありません。RSIはまだ15%で下落しておりますが、ここからの下げはこれまでの苦労からするとたいしたことはありません。明日、場が悪ければそれなりに下げるでしょうが、今日の引けにかけての動静を見れば、灯台の光に少しでも近づこうとする一途な気持ちが勝ったように見えました。波間に浮かぶかわいそうなAMIちゃんに救いあれ。
4.2438アスカネット ▲
10月20日子株環流までの調整が続いておりました。しかし、今日でOSCは17%までRSIも8%まで落ちました。いくら台風やハリケーンで葬式どころではないとはいえ、それら自然災害がもたらす災禍は、後でじわじわと業績に効いてくるはずです。この会社の亡き人の顔を見事に修正するレタッチの技術は、そこらのパソコンおたくでも多少は追随できそうですが、実は、全国津々浦々まで迅速に葬儀用の写真を届けるシステムにおいては、他社の追随を許さないようなのです。これは大きなアドバンテージです。ことは一刻を争います。1日延ばせば友引になったりします。かといって、前もって写真のネタを貰っておくことなど、口が裂けても看病に一生懸命の家族にお願いすることなどできません。いいニッチビジネスを手がけていますね。この会社。別にあわてて仲良くしたくはありませんが、そろそろ、この下落からむっくりと不死鳥のように起きあがって欲しいものです。そこまで考えたところで、とって付けた「ネット」は抜きにして、ひょっとして社名は飛鳥ではないかと推測して、HPを見たところやはり鳥に縁がありました。何と、昭和57年飛鳥写真工藝社が出発点の会社でした。こりゃあ、明日、この株で天国に羽ばたけるかも知れない。
【テクニカル妙味のある銘柄】
・9399新華ファイナンス
筆者が昨日けなしたのが効いたのか、反転しました。
・8701イートレード
わずかですが、54%とOSCがコンバージェンス。
・2446ゼンケンオール
OSCは+7%の40%と反転しました。
・3772ドリームバイザー
8月10日あたりからの業績失望売りからの回復途上で、また強烈なハリケーンにやられました。しかし、OSCが+3%の21%と反転です。
・8939大和システム
OSC46%と3%コンバージェンス。この株根強い上昇志向あり。
・2360ウィーヴ
OSCが何と20%、RSIは9%まで落ちましたが、200Kは死守しております。 そこからの攻防がみものです。
・4297インターネットセキュリティ
RSIが何と4%まで落ちました。ところがOSCはまだ46%もあります。20万円 割れは3月以来ですので、ここからはセキュリティの時代です。反発を期待。
・2351アドミラルシステム
後場174Kまで売られそこから脱出した模様です。OSCが27%と +3%コンバージェンス、RSIも10%です。しかし、まだ明確なサインでないので、うっかり近づかないほうが良いでしょう。
あれだけ好調だった東証一部銘柄から、テクニカルに注目銘柄を見つけようとしましたが見つかりませんでした。つまり、完全に下落局面です。下落しきればそこからテクニカルにも妙味が出てくる筈ですが、それが見あたらないということは、いよいよ空売りの方々の出番でしょうか。明日少々下がったからと言って東証に飛びつくのは控えた方がよさそうですね。