株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(8.4.05)

2005-08-03 18:10:59 | 明日のモニタリング銘柄
新興市場は調整の嵐がまだまだ吹くものと思われます。筆者が今日躓いたような轍を踏まないようにくれぐれもお気を付け下さい。とはいっても、明日も市場は開かれているのですから、うまく立ち回れば勝てるチャンスはあるはずです。決して、傍観者になることだけが良い訳ではありません。このように嵐が吹き始めた相場こそ、「勝てる」スキルを身につける良い機会です。

そこで、明日の注目銘柄は、これまでにも増して、厳選しながらお伝えしたいと思います。

1.6726OHT ▲

 今日、筆者が200Kで損切ったものの、引けにかけては200Kに50枚ほどの買いも入っておりました。OSCが35%とコンバージェンスし、RSIも21です。乖離幅もゼロ。この株、買い上がると早いのでよく注意しておいて下さい。そういえば、「非接触通電検査」という特殊技術を売り物にしている会社ですので、板の見かけだけで判断すると、密かに見えないところで進行している、売買のエネルギーの帰趨を見失う恐れがあります。そして、コメルツが162Kで増資を受けているという事実だけはお忘れなく。つまりこれ以下にはできないということと、逆にここまでは落ちるかも知れないということです。7月11日に266Kで掴んだ方がまだまだ潜んでいるかも知れませんので注意。

2.3751GF ○

 この株、場の悪さにつられて下げました。OSCも29%まで落ち、RSIも28です。指数値は5月26日以来の低さです。乖離幅は-2Kと良好。地味な銘柄ですが、テレマーケティングシステムというCRMのコアに卓越した技術があるようです。40万前後まで落ちる可能性がありますが、そこは絶好の買い場かも知れません。「GF」とは何ぞやと思ってHPを見てみましたが、社名の由来については説明がありませんでした。仕方ない、「Glorious Future」(栄光ある未来)とでも勝手に命名しておきましょう。これなら社長も文句を言わないでしょう。

3.4331テイクアンドギヴニーズ ▲

 この場の悪さの中でも出来高を伴い+-ゼロの銘柄がありました。OSCは53%と更にアップ。RSIも60です。つまり、全く影響を受けていないのがこの銘柄です。少し高価だが思い出に残る結婚式場を展開している、この舌を噛みそうな名前の会社、よく考えると、これきしの株安で結婚式の予約がよもやキャンセル続出することなどある筈がありません。それこそ、宇宙から大隕石でも落ちてきて騒乱状態にでもならない限り、世の親バカ連中は、我が子に「限りない愛情を注いでいるぞ」、というその証を、よせばいいのに、たった1日の結婚式に大金をはたくことで示そうとしているのです。何たる平和ぼけでしょうか。アフリカの難民に申し訳ない。しかし、そうした私見は私見として、我々トレーダーは、何はともあれ投資家を裏切らない株に限りない愛情を持ってしまうものです。その弱みがあるゆえ▲。それにしてもこの株の出来高が最近多いこと。今日も25日線を割り込むや否や瞬く間に戻しました。恐怖の2007年熟年離婚ブームを前にして、いよいよこの株一皮むけるのかも知れません。(離婚が多くなるということは、熟年の再婚も多くなり、そこに新たな市場が開けると、某友人が先日話しておりました。筆者にはそこまでのエネルギーがもはや残されておりませんが。)

4.2384SBS ○

 OSCが44%とコンバージェンスし、乖離幅も-1K。指数値は7月12日以来に落ちました。他の銘柄のように決して落ちきってはいません。しかし、この銘柄にしては結構落ちました。単なるメール便の会社と侮ってはいけません。この会社、東急系の物流会社3社を買収し、何と総合アウトソーシングサービサーへの脱却を図っているのです。メール便だけでも月間1400万通を1万人の要員を使って、カタログなどの宅配をしている会社です。HPには、「事業インフラ・プロバイダー SBS」と唱っておりますが、何とも希有壮大なことを考えている会社ではありませんか。しかも、メールとか物流とか、泥臭いところから徐々にお客さんの中枢部までのし上がろうとする、その姿は、どこか木下籐吉郎を彷彿とさせますね。

5.3350ダイキサウンド △

 今日の注目銘柄であり、更に下げたのであまり強気にはなれませんが、2399総合臨床薬理研が、今日何と+8Kで終わっているのを見て考えを改めました。2399は、昨日、OSC17%でRSIは5まで売り込まれていました。それに対して、ダイキサウンドは、本日でOSCが23%、RSIは7です。乖離幅ゼロ。指数値は上場来最低値です。11月25日に255Kという安値があります。ここに少しでも近づけば買いかも知れません。それをもし抜けると、後は上場時の200Kしか防御ラインはありません。


他にもオシュレーターがコンバージェンスしている銘柄を中心にテクニカルには買いサインの銘柄があります。もし、場が一気に好転すれば、これらの銘柄に注意して買いに入ると良いかも知れません。その意味で、ご参考までにあえて載せておきます。

8936リプラス、2369メディビック、4316B-MAP、2379ディップ、3734MPテクノロジー、3328ネットプライス、3722ベリサイン、4751サイバーエージェント、7717V-テクノロジー、2341アルバイトタイムス、4835インデックス、2389オプト。

明日こそ、欲をかいてやけどをしないように注意しましょうね。
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返り血を浴びてしまった。

2005-08-03 15:43:12 | 株に出会う
3日の後場は、久しぶりに最後まで見ることが出来たので、つい、買いを入れてしまって案の定、返り血を浴びてしまった。

まず、GDHを懲りもせず、481Kで買い478K売り、-3K。終値470K。
それから、6726OHTを203Kで買い200K売り、-3K。終値201K。
そして、3376オンリーを366Kで買い359K売り、-7K。終値353K。

前場に買った8701イートレードのみ318Kで売り、+7K。終値319Kでした。

指標にしているマザーズ指数が最初は-25ポイント位だったのが引けにかけて-54ポイントまで落ちてきました。これと軌を一にして、うっかり手を出していた銘柄が揃って下落に見舞われました。

落ちたら拾おうと待ちかまえていた3746MEXは、引け際に何とストップ安を一瞬付けました。すぐに買いを入れましたが既に遅し。引けでは+16Kの389Kでした。このように、相場が波乱局面を迎えているときは、一瞬の大波で大きく下に持って行かれますので、リスクをとるならそれこそ、ストップで待ちかまえる位がちょうど良いようです。昨日は3773アドバンスト・メディアも一瞬ストップ安を付けました。しかし、この場の悪さから今日は、889Kまで上げましたが、その後安値776Kまでマークしております。昨日のストップの828Kで拾ったお方も、801Kで終わっていますので結局はマイナスなのですね。相場全体の下落の勢いにはとても勝てません。

全面的下落は通常1-2日程度で終わることなく最低3-4日は続きます。このことが分かっていても、つい目先の値動きから、反転する予感を抱いてしまい、買ってしまうこの人間の「業」が、日々の株式市場を支えているのでしょうね。

明日の注目銘柄は、今日のイートレードのような、下落エネルギーが放電し尽くし、後は充電しかないような銘柄をゆっくりと探して、また追ってご報告します。

とりあえず、後場の感想のみ。
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日経に支えられて急落を免れているだけ?

2005-08-03 11:32:59 | 株に出会う
今日も、新興市場は全般に悪さを引きずっておりますが、20ポイント前後の下落に留まっております。総弱気というわけではないようです。これは、暑さから来る変種の副作用のせいでしょう。

前場は、9時半頃出かけることになっていましたので、8701イートレードを311Kで指しておきました。届かないかも知れないと思っていると、150枚を上回る売り手が3回現れて、気がついたらその大波にさらわれておりました。310Kが節目だと思っていたのですが、今日は寄りつきで高く始まっていたので、+1Kだけ高めで指しておきました。前場は309Kまでオーバーランしております。場の目くらませに合わないよう、気を付けた方がいいですよ。例えば、小さな機関でもテクニカルに売買をしているはずです。機械的な売買と言ってもよいかも知れません。それに対抗するには、こちらもそれを上回る心理要素も加味したテクニカル手法が必要ですね。

雪辱を期すため、483Kで指していた3755GDHは、さすがにそこまでは届いていませんでした。

まだまだ下げ基調ですので、特にここのところ上げている銘柄を中心に、騙しの手口にうっかりと乗らないように心して後場はかかりましょうね。
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