万月堂通信

知床半島、標津町にある民宿「万月堂」から日々の出来事やアウトドアー情報(登山、シーカヤック、釣り、狩猟等)を発信します。

最後のヤマベ釣り

2012-09-19 | 釣り
 今、川にはカラフトマス、シロサケが産卵のために盛んに遡上しています。

 ちょっとした浅瀬を歩くとあちらこちらで砂利を掘って産卵用のホリを作っているのが見えます。人が近づくと右往左往して足元にぶつかったりします。

 ヤマベの親であるサクラマスも春に川に入ってようやく産卵が始まりました。産卵場所はカラフトマスやサケよりやや上流で、川に残留していたオスのヤマベ(残留するヤマベのほとんどはオス)も色や姿を豹変させて大きなオスのサクラマスに混じって繁殖に参戦している。

 顔つきは鋭く、黒く変色した体は「渓流の女王」と呼ばれている時期からはかけ離れた姿です。この時期は肉質も落ちるのでほとんど釣りの対象からは外れるが、この時期でも繁殖に関係しない小型の姿も美しいヤマベがいるんです。



 テンプラにちょうどいい大きさでおいしいです。

 このサイズのヤマベもちょっと時期がずれるとどこに移動するのか?一匹も釣れなくなってしまいます。


 今年もおいしいテンプラ堪能しました。

 7月1日からのヤマベ解禁ですが、実質二ヶ月半のシーズン、また来年が楽しみです。




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