万月堂通信

知床半島、標津町にある民宿「万月堂」から日々の出来事やアウトドアー情報(登山、シーカヤック、釣り、狩猟等)を発信します。

犬ぞりツアー

2010-03-29 | Weblog
 いよいよ始まった犬ぞりツアー! 



 波乱万丈です!



 明晩は満月らしく、狼の遠吠えが谷間に木霊しそうです。

犬ぞり隊到着!

2010-03-25 | Weblog
 

 犬ぞり隊が無事到着しました。こんな専用トレーラーに乗って。

 その数26頭。潮の匂いを初めて感じた時は、皆この小窓から一斉に顔を出したらしいです。



 一列に繋ぎ、ひと段落すると一斉に遠吠えを始め、ガッシュもあせって一緒に啼いてましたが迫力に欠けてます。でも吠え終えると静かにしてます。



 寒くて、雪も降るようだし、・・・面白いツアーになるといいな!

犬ぞり体験! 募集中

2010-03-19 | Weblog
 今月末に行われる アウトライダー 知床犬ぞりツアー。松原氏のご好意でツアー後犬ぞり体験が出来ることになった。4月1日から3日まで場所は万月堂で老若男女問わず興味のある方は誰でも無料で松原さんからご指導いただける。希望者は万月堂まで連絡下さい。



 注・・・上の写真はイメージで現実とは異なります。


剣道昇級審査

2010-03-19 | Weblog
 長女と次男が剣道の昇級審査に挑戦! 町内の子供剣士13人が集まった。

 去年始めてから初めての審査と言うことでうちの二人は9級を受けることに。



 緊張したのかいつもの大声が出なかった様だが、結果は合格。なんと合格発表は審査の先生から「全員、合格!」と一瞬で終わった。




卒業式

2010-03-19 | Weblog
 長女が小学校を卒業しました。

 今回、我が小中学校では中学校が3人、小学校が1人の卒業生を出しました。



 唯でさえ少ない生徒数なのに父兄の移動もあり、この春からはかなりの少人数となりそう!

ラッセル

2010-03-11 | Weblog
 またまた大雪でした。それでも思ったよりひどい吹雪ではありませんでした。

 今日は朝から吹雪いていたので学校は2時間遅れで始業との連絡が入った。まだ天気は悪かったが、出発。本日はスキー3名、スノーシュー1名、ツボ足1名。重くて深い雪にラッセルをスキー部隊が交代しながら進む。



 スキーでヒザ下まで埋まる。

大雪・・・雪崩れ

2010-03-07 | 登山、スキー


 久しぶりの大雪でした。朝はたいした降りではなかったので長男にスノーシューを持たせて3人一緒に帰ってくるようにだけ言っておきました。

 夕方までに30センチ近く降り、降りが弱くなるのを待って除雪にかかった。子供だけでは大変そうなので女将はスキーを履いてラッセル道付け部隊で出動。何とか帰ってきたけど1人は、のんきに遊び呆けていて後でお説教をくらった。


 大雪の後は雪崩が心配だ。そんな訳で今日は網走、根室地区の遭難対策協議会の遭難救助訓練があった。雪崩で2人埋没したと言う想定で救助に向かった。まずはビーコンを使って埋没場所を絞ったところでゾンデ棒を使って雪の下を探る。反応のあるところを掘り出し、ソリを使って搬送。





 訓練だから緊迫感はないけどやってるのとやってないのでは実際の現場で差が出るんじゃないかなと思う。

 30年位前、ニセコで実際に経験した。

 一報を受けてすぐに現場に駆けつけた。大規模な雪崩で二人のスキーヤーのうち1人が埋ってしまった。雪崩発生地点までのシュプールがはっきりと残っていた。その日は雪崩が大規模なのと時間切れで翌日朝から自衛隊も動員され捜索が行われた。かなり時間がかかって発見されたが真っ白に凍った状態で発見された。伸びたまま凍った片腕はソリからはみ出したまま山から降ろされた。

 この時北海道新聞のカメラマンにゾンデ棒を使って探している時の写真を撮られ後で送ってきた。このカメラマンはこの数ヵ月後、取材中の飛行機が墜落し亡くなってしまった。

 残り少ない雪山シーズン、事故がありませんように!

初春の知床

2010-03-05 | Weblog
 春の訪れを告げる流氷が今年はさっぱり大した事無いらしい!ウトロ側はひとかけらも無い様で観光客のキャンセルも多いらしい。羅臼側は国後水道に閉じ込められて出られない流氷群が行ったり来たりするので、かろうじてその姿を拝める。ちょうどスケソウタラ漁の漁船団が見えた。



 流氷取材のマスコミも羅臼で少ない流氷を追って右往左往しているようだ。先日、地元の水中カメラマン達が、「今日は午前と午後の二連荘で仕事してきたと」 さすがに震えて帰って来た。すぐに風呂で温まってもらって手土産の殻付きウニをつまみに酒盛り!

 我々陸上班も負けじと午前と午後と500mくらいの二つの山に登った。



 天気はまずまず。昼近くには山にかかっていた雲も取れてきたが、吹きさらしの斜面は凍って長靴じゃ蹴り込めず、騙し騙し登る。下りはあまりにも危険なのでスノーシューを脱いで雪の付いている所を選びながら、降りて来た。休む暇なく夕日に輝く知床連山を拝むべく移動。



 日暮れまで寒い頂上で粘ったが、天気が悪くなるのが早すぎたようだ。太陽はだんだん弱くなり最後の輝きがないまま沈んでしまった。まー しょうがないでしょう。

 スノーシューで一日歩き続けてさすがに疲れた。夜は早々と轟沈した。

ライターのDJ MuyBienさんはシベリア、タイ、知床と来た後、今度はアマゾン川の大逆流「ポロロッカ」の取材に行くと言うのだから驚きだ!

イグルー

2010-03-03 | Weblog
 摩周湖調査の学生達が、早めに仕事を終えて帰ってきてイグルーを作ると言うので見ていた。初めての経験だと言う。

 傍観してるつもりだったが、少し手と口が出てしまった。(段取りの悪さとどこかで誰かが手持ち無沙汰にしている。)

 もうすぐ暗くなりそうになってやっと出来た。4人で3時間以上もかかった。しかもちょっと歪な格好。



 想像していたより難しかったらしい。今回は家の近くだったし、緊迫感はなかったが、
もっと過酷な条件下で作る時のいい練習にはなった。次回はチームワーク良く格好いいイグルーが出来るだろう?