万月堂通信

知床半島、標津町にある民宿「万月堂」から日々の出来事やアウトドアー情報(登山、シーカヤック、釣り、狩猟等)を発信します。

暑くなりました。

2012-06-30 | Weblog
 先週まで毎日寒くてストーブが欠かせなかったのに、今週は天気も良くなったかと思ったら気温が急に上がってきました。

 「暑い!ですね。」がこのところの挨拶ですが、暑いと言っても25度くらいなんです。みんな体が暑さに慣れてないだけの話です。


 今頃は毎年近所の農家の手伝いを頼まれます。


 天気勝負の仕事なので休みは雨の日だけです。

 今年は3軒連続で頼まれてるので週間予報を見る限り当分休みはないようです。



 そう言えば今年は蝶々が飛んでません。あの寒さが来初めの時はちらほら姿を見たのですが、タンポポ満開の頃霜が降りるような寒さがやってきてそれが続いたのでやられてしまったような気がします。マルハナバチも然りです。

原野の川

2012-06-24 | 釣り
 道東地方の原野を流れる川。

 蛇行する流れ、コーヒー色の水、うっそうと茂る草・・・

 山岳の渓流とは違いせせらぎの音は聞こえず、静かですぐそこに川が流れているのさへ判らない。



 川に被さる木や、沈んだ木の下が魚たちの棲家。


 湿原はクマたちのお気に入りの場所。こんな山から遠く離れた所まで何か所も大きい道路を横断して来るのだが、ほとんど人目に付くことはない。

「寒いです。」!

2012-06-20 | Weblog
 台風一過で熱中症に注意だって!

 信じられません!今日も終日ストーブ焚きっぱなしでした。最高気温一桁です。しかも雨降りで湿度高いです。

 一昨日今季最後のつもりで煙突掃除しました。


 今年もみごとな「テマリカンボク」の花が見られそうです。

 今のところつぼみは固い。

 たまに「テマリカンボク」の変化の様子をお届けするつもりです。

忠類川サーモンフィッシング申込み受付開始のお知らせ

2012-06-19 | 釣り
 7月1日からサーモンフィッシングの申込み受付が始まります。

 今年の釣り期間は8月10日から10月20日になります。

 詳しくは→忠類川ホームページ


 同じく7月1日から道東地方のヤマベ釣りが解禁になります。

 うちの近所の忠類川、薫別川、崎無異川、植別川はゴールデンウィーク後半の大雨の影響で川の流れがそれまでと大きく変わってしまいました。

 今のところ気温は低めですが、ブヨ、蚊などの吸血昆虫も飛び始めました。クマの活動も活発です。ご注意ください!

 
 皆さん楽しんで下さい。

 

処理は慎重に!

2012-06-18 | Weblog
 クマが活動する時期山や川に行く時必ず持ち歩いているのは、クマスプレー。

 今まで必要に迫られてクマに噴射したことは一度もありませんが、破損したりなくしたりで、結構消耗している。

 去年ノズル部分が破損して微妙にガスが漏れ出したものがあり、ずーっと外に出しておいたのだが、先日ふと思い出して処分することにした。

 振ってみるとほとんどカラの様だったので、ガスカートリッジに穴を開ける要領で足で押さえ、先の尖った金属棒で突っついた瞬間


 「ブシュッ!」という音と共にガスが噴出しました。本体はガスの勢いで足からはずれクルクル回って飛んで行った。



 まだ圧が残ってたみたいです。危うく顔面直噴射は免れましたが、ひどくせき込んでしまいえらい目に会いました。

 片づけ終わって軍手のまま額の冷や汗を拭いた途端、今度は皮膚がヒリヒリ、目はシバシバ。

 実はクマスプレーによる自分自身への誤噴射過去にも何回かやらかしてます。


 こんなこと都会の住宅街に住んでいてやらかしたら、大変でした!

食材二題

2012-06-17 | Weblog
 卵の話

 売っている卵のサイズ、S、M、Lと普通別れてますが、産む親鶏が年を取るほど産み落とす卵のサイズが大きくなる。という事、ほとんどの方は知らないのではないでしょうか!



 上の2個の卵は今年の若鶏が初めて産んだもの。少し大きめのウズラの卵ほどしかありません。下はどちらかと言えば年寄鶏が産んだもの。

 これから産むにしたがってサイズが変わっていきます。


 ルバーブ

 

 そこら辺に一杯生えているイタドリに出始め非常に似ていますが、この葉っぱの茎からできるジャムは美味いです!

 先日の霜の影響で花のついた茎は痛めつけられたが、葉は被害にあわなかった。

 これからジャムを作ることを見つけた人はすごい!!
 

北海道爬虫類両生類研究会へのお誘い

2012-06-16 | Weblog
 「北海道爬虫類両生類研究会」という集まりの案内が来たので皆さんにもご紹介します。

 詳しくは→コチラ

 二男坊はえらく興味津々なのですが、私は爬虫類に関しては不得手です。一応昔ヘビは食べたことはあるんですが・・・

 爬虫類、両生類という目立たない分野の敷居が低くなるのはいいですよね!


 ところで


 こちらは昆虫採集に興じている女将の後姿ではありません。

 実はセイヨウオオマルハナバチという外来のハチを網でとらえ駆除しているんです。女将は、町(もっと広くは、北海道)からセイヨウオオマルハナバチバスターズとして登録されていて暇な時間家の周りでこうしてハチ捕りしています。

 マルハナバチも種類が多く、見分けるのも大変です。セイヨウの他に在来種が8種類あるらしく、それぞれに女王、働き、オスと微妙に様子が変わるので27通りの個体差があるみたいです。

 捕えたハチは冷凍して駆除するわけですが、報告書を提出してその結果が集計されて年度末に送られてきます。

 同じようなことが外来種「ウチダザリガニ」でもやられているようです。

疥癬工房その後

2012-06-07 | Weblog
 ご無沙汰してました。

 何だかんだこの時期やることが多いもんです。休みの日にはいろんな行事が・・・

 ある日曜日は

 会場は根室市内だったので遠いのです。


 ずーっと寒い日が続いていたので、ストーブもあいかわらずほとんど毎日稼働しているんですが、もう来シーズンの薪の段取り。


 恒例の植樹、今年は家の周りに60本以上木を植えました。

 
 山のシイタケは今年は雨が少ないせいか、不作でした。

 今はタランボが時期で、先日は女将をタイヤショベルのバケットに載せたまま上下左右に移動しながら大収穫しました。ウドもフキもこれからよくなりそうです。


 川原は大雨が残した残骸で荒れてます。

 歩きにくいです。



 さて、最近すっかり「ナミ~」から「並」に名前が変わってきた奴のその後ですが、
暖かい日には

 ぬるま湯で体を拭いて、薬を塗ってやり、かゆみ止めなどの飲み薬も毎日欠かさないでやったりしたおかげで、すっかり元気良くなり体も大きくなった感じです。

 しかし先日獣医に見せたらまだお許しが出ませんでした。今度は薬用シャンプーをもらいました。当然我々が使っているのより遥かに高いものでした。