万月堂通信

知床半島、標津町にある民宿「万月堂」から日々の出来事やアウトドアー情報(登山、シーカヤック、釣り、狩猟等)を発信します。

野付半島

2021-02-08 | 観光、温泉
 街まで用足しついでに、ちょっと足を延ばして「野付半島」に寄ってみました。

 

 もちろん尾岱沼は、全面結氷してます。

 ワカサギならぬチカ釣りのテントが、ちらほら見えてました。話だとかなりの数釣れるとのこと!


 鳥は、あまり見られませんでしたが、相変わらずシカは群れてます。

 すっかり人馴れしてます!


薫別温泉

2020-12-01 | 観光、温泉
 根雪になってしまう前に薫別温泉に行ってきた。

 天気は悪く、だんだん雪が強くなってきた。道中の笹に雪が被って、全身雪まみれです。

 小一時間ほどで到着。最後の温泉までの下り坂一段と悪くなってたし、笹の雪を被りたくなかったんで、少し下流からアプローチ。



 ムサ初めての薫別温泉。

 最近誰か来たのか?お湯はきれいで、落ち葉も浮いてなかった。水汲み用のバケツも数個、ブラシとゴミ掬いようのタモまでありました。残置物は全くない方がいいように感じました。

川北温泉

2014-07-21 | 観光、温泉
 大雨で林道が崩壊して通行止めになって、車でのアプローチが不可能な川北温泉、おかげですっかり秘湯化してしまいました。


 霧雨模様の生憎な空模様でしたが、温泉の様子を見に行ってきました。





 何箇所か、道が崩壊していました。重機が入っていて噂だと秋には開通すると言うことです。


 道路上はクマとシカの足跡が残っているだけで、最近人が来ている形跡はありませんでした。

 1時間くらいで到着。霧雨も上がりました。



 管理している「川北温泉同好会」も来れないためか?扉が痛んだりしてます。

 お湯はちゃんと湯船に貯まってましたが、源泉温度60度の湯加減はとても熱くて入れるものではありません!

 水ホースからは何も出てないので、ホースをたどって沢の上流を見に行く。
  
 取り入れ口がすっかり石に埋まってました。手で掘り出して戻ってみると、少ないながら何とか通水しました。

 入れるような温度になるにはかなりの時間がかかりそうなので・・・
 男湯に流れ込んでいる源泉をぬるい女湯に切り替える。
 女湯のぬるいお湯を洗面器リレーで男湯に投入。


 やっと入浴可能になりました!

 白濁のお湯は独特です。


 帰りはほとんど下りでビュ~ンと30分足らずで帰着。

 こんなに勲章を授かりました!



 


厳寒の薫別温泉

2013-01-07 | 観光、温泉
 先日、来月から北欧ノルウェーに海外遠征するメンバーが遊びに来てくれました。

 この遠征少し前に聞いてはいたのですが、メンバー全員カヤッカーなのでてっきりカヤックでの遠征だと思っていました。

 来てから話を聞いてみると、今回は140キロの距離をスキーで橇を引っ張りながら踏破するというものらしいのです。

 冬のノルウェーでは全土にスキーで踏破するコースが広がっていて、なかには20キロ位ごとに山小屋が設けられているコースもあるそうです。


 今回うちに寄ってくれたメンバーはこの年越し、遠征前のトレーニングで道北のサロベツ原野を縦断してきたそうです。


 折角なんでうちでもスキーをやってもらいました。

 午前中、自宅周辺でシカ猟。もしシカが獲れたら、その運搬がいいトレーニングになるかと思ってたんですが、残念ながらシカに出会えませんでした。

 ナミの体重でもぬからなくなったので自由に歩いてます。


 午後からうちの坊主二人も誘って薫別温泉に・・・

 山に入ると途端に雪が深くなる!無雪期車止めのあるゲートは雪の下。ここからは脛から膝くらいのラッセルに、うちの子供二人に先に行かせてラッセルをさせるが、速いこと、速いこと!


 奥に進むにつれ雪は多くなります。


 思ったより時間がかかりました。約二時間半。道から温泉に降りて行く坂道は雪崩れそうな感じで、ツボ足で胸までぬかった。


 いつもの様にバケツを持参したが、手を入れると丁度いい温度だった。

 気温はマイナス10度くらいか?谷間にはすでに陽は注がず、裸になるのに覚悟します。入ってしまえば極楽!!

 (危険を察してか?入ると言わなかった次男坊に撮影を頼みました。)とてもすぐ出る気にはなりません。 タオルを外で振り回すとあっという間に凍ってカチカチです。

 

 車に戻ったらちょうど真っ暗になりました。

 ノルウェーの土産話が楽しみです!!

冬の薫別温泉

2012-12-07 | 観光、温泉
 夕べ寝ながらふと明日薫別温泉に行ってみようと思いついた。

 今朝、最近「太った!!」と言ってランニングを始めた女将を誘うと食いついてきた。

 凍りついた林道は開かずのゲートまで行くことができる。昨日の雨と今朝のシバレで林道はツルツル、徐行運転で安全に!

 ゲートからはコンクリートのように固く締まった雪面を楽に歩くことができた。

 今日は珍しくナミが行きたそうな顔つきだったので、一緒に行く。バケツも背負って行った。

 薄らスキーのトレースが残っていた。誰か日曜日の大雪後に来たみたいだ。

 30分ちょっとで薫別温泉に到着。

 残置バケツはやはりなかった。昨日の雨で増水気味の川からバケツで水を汲み湯船に繰り返し入れていると、女将はさっさと服を脱いで先に入ってしまった。

 いつもの角度から




 今日は真冬日で冷たい風も吹いていたので、カラスの行水はさすがに無理だった。

 出るときは冷たい風が堪えたが、さっとタオルで拭うと体はポカポカ温まりだした。

 林道から温泉への坂道は凍っている。



 帰り道は汗が出るくらい体が暖かかった。


 今日は掲示板によるとうちの前の道道が冬季閉鎖になる日だ。帰りの車の中で「もうゲートが締まってたりして!」とか話してたら、本当に締まっていた。


 これから来年のゴールデンウィークまでこのゲートは開きません。


 

 

暑くて!

2012-09-18 | 観光、温泉
 相変わらずこの時期にしては暑い日ばかりです。

 例年なら秋風が吹いて気持ちのいい天候なんですが・・・先日、お客さんと羅臼湖に行く予定で、朝は晴れていて全く問題のない日になるはずでした。

 知床横断道路を登り始めると山に雲がかかり始めました。羅臼湖の入り口が近くなると雨が降ってます。急遽予定変更で知床五湖に行くことに。峠を越えると天気良く、暑いです。せっかく五湖に行ってもクマの出没で周回路が閉鎖中でも嫌だったので、ヴィジターセンターに寄り確認すると今日は解放されているとの事。

 五湖の駐車場に向かうと車が並んでます。駐車場満車で渋滞中でした。この暑さの中待つのも嫌なので、カムイワッカに行くことに。運良くこの日がマイカーで行ける最終日だった。

 行ってもただ暑いだけで、規制中のカムイワッカの湯滝も見応えなく早々と退散。

 昼時になったし、今度は大丈夫だろうと五湖に向かう。結局3台待ちで駐車場に入れた。


 知床五湖はこの時期、レクチャーを受ければ五湖の周回路を歩けるので、とりあえず自販機でレクチャー受付券だけ買って昼食をとることにした。

 昼食後さて行くかと歩き始めると、まるで似合わないレンジャースタイルのおじさんが出て来て目の前の案内板に「ただ今クマ出没のため調査中、閉鎖します。」の看板を掛けて行きました。

 さっさと受付券を換金して羅臼湖にまっしぐらです。


 天気は幾分良くなったみたいで、標高の高い分暑さも凌げるくらいになった。入林名簿は我々しかいないようだ。

 汗をかきかき歩くといきなり地元小学校の一団に出会う。その後途中遊歩道整備の工事があちこちで行われていて結構賑やかだった。それでも羅臼湖周辺だけは、静かで暑さを忘れた。




川北温泉

2012-08-08 | 観光、温泉
 山に登った後、久しぶりに川北温泉に行ってきました。この前いつ来たのか?記憶にないくらいです。



 街灯が設置されてましたが、点くのか判りません。もう点いてもいいくらいの時間なのですが。

 長時間誰も来なかったのか、メチャ熱くて川水のホースを突っ込んでやや暫くして入ることができました。他のお客さんがいなくてよかったです。

 男女を分ける衝立が高くなったみたいです。最近作り変えたと見えて新しい感じです。以前は意識しなければ、丸見え状態でしたから。これだと女性も安心して入れると思います。

 白濁した温泉らしいお湯でした。温まりました。


 山は晴れていたのは山頂部分だけ、一時間以上日光浴をしてました。リスが二匹ウロチョロしてました。観察していると、どうやら人間の食べこぼしを物色しているようです。

 栄養状態がいいのか太ってました。


 ナミは今日から怪我のため自宅静養中です。とりあえずご報告まで。

結氷!摩周湖

2012-03-20 | 観光、温泉
 摩周湖は水深が深いので全面が結氷するのは珍しいらしい。

 今年は4年ぶりに結氷した。

 裏摩周展望台からの景色。湖面の黒く見えるのは雲の影で水ではありません。

 裏摩周展望台への道は冬季間は除雪されておらず、峠から約3キロ歩かなければならない。もちろんスキーかカンジキが必要!

 賑やかな表の第一展望台より、自分は好きですが・・・時間と天候が許せば弁当持って行ってはいかが?


 4年前の3月には友人の仕事の手伝いで湖心近くまでスキーで歩いていって、研究用の湖水を採取した。(以前にも書いたが、このときの水は川湯の「川湯エコミュージアムセンター」に展示されている。)今年は残念ながら、お手伝いできなかった。



 子供達も今日から春休み。来月からはいよいよ新しい学校です。

 そんな次男坊のちょっと前の朝の様子。




 硬い雪面になったので突然自転車通学始めました。この先1キロはただ押していくだけで、残り400メーターくらい辛うじて乗れるみたいです。大人から見れば自転車なしの方が、はるかに楽だと思うのですが・・・?   しかも帰る頃には雪も緩んでなおさら大変。言っても聞かないので好きにさせてます。
 

冬の薫別温泉

2011-12-07 | 観光、温泉
 12月の今になって今年初めての薫別温泉に行った。

 開かずのゲートまでは、車高の高い四駆なら辿り着ける。

 足ごしらえは、かんじき。

 今時この様な木のかんじきを履いている人は見たことがない。いわゆる北海道かんじきで本州の丸いものとは違い、長い。軽くていいんです!

 本当はスキーにしたかったんだけど、穴の開いてないまともな長靴がスパイク付きの物しかなかったんです。



 雪の上にはテン、ウサギ、シカ、キツネ、エゾリス、ネズミの足跡が交錯しています。



 やっぱりスキーの方がよかったです。進むにつれて微妙にぬかります。1時間ちょっとで到着。少し汗をかきました。

 いつもの角度から

 急な下り坂は硬い雪が着いていて踵を蹴りこむ。かえって無雪期より滑らず楽かも!

 湯船の中にはバケツが二つ沈んでいた。しばらく誰も来ていない様だったが、落ち葉は溜っていなかったので、たまに訪れる人もいたのだろう。


 入るつもりはなかったんだけど、手を入れてみると丁度いい温度で水を入れる必要はなさそうだった。氷点下だったので川の水汲みだけは、したくなかったんです。

 せっかくなので入湯!


 最高にいいお湯でした。温まりました。ガッシュにも入るよう勧めたんですけど
・・・ 実は一昨日の午後からガッシュに元気がありません。一応ついて歩くのですが、いつもの無駄走りをしません。5日くらい前にクマの足跡を辿るのに何度も川を泳いだせいか?風邪かもしれません。なんせ寒い日で川の表面が凍るような朝だったんで。

 ちなみに去年の真冬の薫別温泉は→コチラ

 秋は→こちら

根室市の観光スポット

2011-12-06 | 観光、温泉
 前回、同じ根室地方でも景色が随分異なると書いた。

 ここ数日の雪の後、久しぶりに町に出てみたら驚いた。数キロしか離れていない国道のトンネルを抜けた途端、雪がなく黒々とした世界が広がっているんです!

 家の周りは少ないながら積雪状態で白い部分の方が目立っている。山の麓の林道を奥に走れば、だんだん積雪が増えデフを引きずり出し早々に退却の羽目に・・・悪雪が30センチを超えると四駆も厳しくなる。

 山の雪は増えたが、まだ冬眠に入らないクマもいてご馳走のエゾシカを追い掛け回している。

 ここの所、近所の山ばかり歩いていたので、すっかり世間知らずになってました。

 
 そんな南北に長い根室地方の根室市の観光スポットの紹介の続きです・・・

落石岬(おちいしみさき)

 根室半島の基部付近から太平洋にちょこっと飛び出している岬。ここにサカイツツジという珍しい植物が群落を作り自生しており、国の天然記念物に指定された場所がある。

 入り口には廃墟となってる旧無線局跡

 たしかここには15年位前に来たはずなんだけど、確かな記憶がない!

 こんな海に飛び出た岬なのに湿地状、木道がまっすぐサカイツツジの保護林の中に伸びている。


 ここのアカエゾマツは、風の影響か?盆栽の松の様

 アフリカサバンナに生えている木の様にも


 アカエゾマツの林を抜けると落石岬です。

 この灯台は現在は使われていないそうです。


長節湖(ちょうぼしこ)

 花咲と落石の間くらいにある湖。遊歩道が一周しており、所々に何やら怪しげな仏像なのか神様なのか祭ってある。


 まだまだある根室市の観光スポット等知りたい方は根室市観光協会へ