つり橋

　羅臼町内の山奥で本格的なつり橋を見つけた。ワイヤーと木の板でできており長さ10メーターくらいで高さ3，4メーターくらい。渡ってみるとかなり揺れ二人同時は無理のようだ。実はこのつり橋、送電線の巡視用に川にかけてあるもの。大昔、ネパールでわたって以来のつり橋、下を流れる川の色が違うくらいで雰囲気はネパールと変らなかった。
　
　

中秋の名月

　今夜の月は「中秋の名月」近くで採ったススキと自家製の月見団子、畑で採れた野菜を添えて東の空から出てきた月に早速お供えする。あとは月見で一杯が楽しみ。

初秋、羅臼岳

　高山ものは実を付けてはいるがまだ霜にあたってなく甘くない。ただ着実に冬に向かっているのがあちらこちらに感じられる。

　下界がＴシャツ一枚で暑くても稜線に上がればセーターに防風着が必要です。くれぐれも秋の登山を甘く見ないでしっかりとした装備で出かけてください。また日の入りも早くなっています、ライトもお忘れなく。今回我々はライト頼りに無事下山できました。

乙女の涙

　久しぶりに（おそらく25年ぶりくらい）ウトロのビジターセンターから歩いてプユニ岬から乙女の涙を見に行った。丁度、ユースのカヤックが入り江に入ってきた。もう何十回も下から見上げるばかりだったので新鮮で妙な感じがした。しかし静かで雄大な景色に静かなカヤックは溶け込んでいた。

マス不漁

　今年は前評判通りカラフトマスが不漁です。例年なら今頃をピークにかなりの数（川が真っ黒に見えるくらいとか、棒を立てても倒れないとかの表現を使うほど）川に遡上しているのだが、数える事ができるくらいの魚しかいません。おかげでクマたちもご馳走にありつけません。毎日川に見回りに来るのだがマスは広々した川を自由に逃げ回りほとんど捕まるようなどじは踏みません。ただこれからはシロサケの遡上も始まります。クマ達にはもう少しからぶりの見回りが続くことでしょう。