万月堂通信

知床半島、標津町にある民宿「万月堂」から日々の出来事やアウトドアー情報(登山、シーカヤック、釣り、狩猟等)を発信します。

標津沖、カレイの船釣り

2010-06-21 | 釣り
 釣り船をやっている知人から明日の船に余裕があるがどうする?と電話があった。
自分はもう行く気満々だが、子供らはどうかな?学校から帰ってきて聞いてみるとやはり行きたい様子。

 と言うのも去年の船釣りが面白かった経験があるからだ。私のほうは去年は裏方役で釣りをする事が出来なかったので行きたくてしょうがなかった次第。

 翌朝は4時出港にあわせて3時には起きる。弁当と水を持っていざ!

 天気はいいようだがガスって視界はない。

 釣り始めの合図と共に仕掛け投入。入れ食いではないけれどたまにあたりがあり、長男と私は獲物のヒラモノをボツボツあげた。外道のカジカもたまに釣れるが大きいのは今夜のカジカ汁用に残した。

 次男はカジカこそ釣れども肝心のカレイは結局釣れなかった。原因は釣り終了の直前に判った。なんと!仕掛けの上下を間違えて取り付けていたのだ!・・・付けたのは私でした。

 

 それでも大きいカジカを釣ったのでご機嫌でした。

 昼には切り上げる。クーラーにはクロガシラカレイ20枚くらいにカジカ4,5匹が収まった。最大は45センチほどあった。

 私が釣った中で一番の獲物はなんと釣り道具一式だった。

 巻く時魚はかかってないのにずいぶん抵抗があるな!と感じながら巻いていくと、針に釣り糸が掛かっていてそれを手繰るとリール付きの竿が見えた。しかもその仕掛けにはでかいカジカが二匹も付いていた。

 無線の情報によるとこの日他の船で釣り竿を海中に落とした人がいたらしい。早速回収の一報をいれるとすぐに取りに来た。たいそう喜んでいた。それもそのはず、ずいぶん高そうな代物でしたからね!

 

 是非、標津沖のカレイ釣り体験してみてください!

タンポポ

2010-06-20 | Weblog
 今年は6月の天気が良い!
 例年ならガスって霧雨がジリジリ降るような日が多いんだけど。

 この前まで満開で黄色く草地を染めていたタンポポの花がここ数日であっという間に種をつけ、一面真っ白になってしまった。



 まるで自分の白髪頭のようだ!



 近寄ると種を飛ばす前の完全な球体で、風でゆらゆら揺れ、無数の受精卵が浮遊しているかのよう。

 幻想的なんだが・・・ どうかこの種を家に向かって飛ばすような風向きになりませんように!

砂防ダム・・・むだ!

2010-06-18 | Weblog
 毎年今頃は、一人で山奥を歩く機会が多い。そんな時数年に一度くらいの割で必ず会う人達が数人いる。場所はその度に異なるが。

 そんな中のお一人に今年も出会った。お互い名乗りあったことも無いが、なんとなく素性は判っている様だ。座り込んでしばらく世間話などして別れた。

 その時気になる事を聞いたので、見に行ってみた。



 ここは薫別川中流域にある薫別砂防ダム。貼られてるプレートには着工昭和55年、完成60年と書かれている。管理者は北海道。
 別にどうってことない様に見えるが、3段に配置されてる放流用の穴の一番下から勢い良く水が流れている。

 実は最近まで(去年の秋なのか、今年の春なのか?はっきりしないけど)ほぼ一番上の穴まで詰まって、ほとんど上の天板から流れている状態だったのです。これが何かの拍子に貫けたのであろう。天板上には流木が引っ掛かってる。

 貫けた時はかなりの量のヘドロが流出したはずだ!
 問題は付設されている魚道だ。



 この魚道は、砂防ダムの砂が溜まって水位が上がった為、平成になって増設され一番上の取水口を開けて機能していた。それが水位が下がってしまった為、現在は一滴も水が流れなくなってしまった。
ダムの上は、



 水没していた木がすっかり顔を出した。

 丁度サクラマスの遡上時期。早急の対策を願うばかり!

ネイチャークルーズ

2010-06-17 | Weblog
 前回のブログでご紹介したラジコンヘリの空撮の助手(?テコ)として羅臼港出港のネイチャークルーズにお供した。



 前日まで強風で数日延期されていたので今日こそはと意気込んだものの天気は下り坂で出港時はガスって視界悪く、風もあった。

 船の屋上のオープンデッキにヘリポートを仮設し、女性のガイドが必死に双眼鏡で鳥の群れやクジラなどを捜した。



 ヘリの大敵、湿気から守る為本番まではシートでくるまれている。

 羅臼のネイチャークルーズは数社あるようだが、今回は「知床ネイチャークルーズ

 以前から一度乗ってみたかったのだが、なかなか機会がなかった。

 シャチやクジラが高い確率で間近で見られるらしい。

 私自身では15年位前、車から数頭のシャチを目撃したことがある。うちの近くの国道が海に一番近く寄る所を走っていて沖のほうを何気なく見てたら、丁度泳いでいたのだ。
 最初はクジラかな?と思ったが、良くみると白い柄があったのでシャチだと判った。
 数日後、別の所で目撃されたのが新聞にも載った。

 
 結局、今回はお目当ての「ハシボソミズナギドリ」の群れにも遭遇したのだが、霧雨模様で空撮には適わなかった。他にはイシイルカの群れはいたが、残念ながらクジラ、シャチは見られなかった。

 

 このハシボソミズナギドリは大きい群れを作って、エサとなるオキアミを潜水して獲っている。

 船の上からでも潜水しているのが、透けて見えた。船が近づき泡を食った鳥の中には思わず食ったオキアミを吐き出すものもいて、いったん腹に収まったオキアミが海面にしばらく漂っていた。満腹の鳥は重くて飛ぶことも出来ないらしく、せっかく食ったのに気の毒なことをした。


タンポポの絨毯の上空を!

2010-06-13 | Weblog
 昼ごはんを食ってたら、近くをヘリコプターが飛んでいった。何やら変わった形なので思わず写真に収めた。



 かごみたいな物をぶら下げて、音も変だ!

 実は正体はラジコンヘリコプター。




 以前もお越しになった道北、遠別町のSさん。(今年の2月26日のブログで紹介した)

 再び羅臼での洋上撮影の為、機体の整備中でした。

 満開のタンポポの絨毯の上を軽快に飛んだ。


天気・・・・グ~!

2010-06-08 | Weblog
 日曜日からやっといい天気になってきました。日差しが強いです。ただ風は時折冷たく感じます。植物も急に元気良くなったようです。日に日に景色が変わっていくのが判ります。

 昼飯を食っている時、雲が虹色に輝いてました。



 これを「彩雲」と言うのでしょうか? 

 タンポポも背は低いが咲いてます。カッコーも鳴きだしてます。


 暇をみては手を付けてたウッドデッキがやっと出来た。





 材料は床が古枕木、テーブルとイスは何年も前にもらっていた知り合いの農家で掲げていた看板。枕木も重いが、看板これもすごく重くて、初っ端から足の上に落として足がつぶれたかと思った。幸い足の甲がドス黒く変色したくらいですんだ。

 使える材料の量が限られるので、サイズとデザインが異なるイスになってしまった。

 

運動会

2010-06-02 | Weblog
 子供の運動会が予定通り行われた。北海道は秋ではなく、今頃運動会を催すところが多いようだ。

 例年霧雨模様で催行するかどうか関係者を悩ませる天気だが、今年は朝から天気が良く悩む必要はなかった。ただ海から吹く浜風は冷たく、閉会式に立つ子供らは震えていた。



 小、中あわせて9名の「よさこいソーラン」元気はよかった!



 川原のウドが採り頃になっていた。うちの周りのウドはまだ顔も出していない。あと2週間くらいかな?



 タランボは若干早かったけど一回分あった。個人的にはタランボは好きでも嫌いでもない。かえってウドは葉のテンプラにしても皮のきんぴらにしても大好きだ。

 フキも食卓にあがりだした。

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詳しくは、忠類川ホームページ

ウェブ上での申し込みも出来るようです。