万月堂通信

知床半島、標津町にある民宿「万月堂」から日々の出来事やアウトドアー情報(登山、シーカヤック、釣り、狩猟等)を発信します。

風力発電

2011-11-16 | Weblog
 根室の現場もこの日で終わり。弁当を食べ終えた後、せっかくなんで風力発電施設を見に行くことにする。

 真下から見上げる。

 非常にでかいです!ネットで調べてみるとサイズが書いてありました。→コチラ


 羽根一枚で40メーター近くありそうです。ざっと計算してみると3秒で一回転している時で先端部は時速300キロ位出ることになります。先端に磔され回されたら即死んでしまいそうです。


 風力発電で問題になってるのは、羽根が空気を切る際発生する低周波、鳥が羽根にぶつかる「バードストライク」、景観などがあるみたいです。7.8年前初めて稚内付近の風力発電施設を見た時はその唸る音に驚いたものです。

 根室地方は野鳥の宝庫なので「バードストライク」も大きな問題になりそうです。施設の真下にはちょうど鳥の白骨死体がありました。

 種類は判りませんが・・・

 自分個人としてはこの馬鹿でかい施設は景観的に好みではありません。


 それにしても同じ根室地方に住んでいながら景色が違いすぎます。テレビでよく見る北方領土の色丹島、国後島などの風景そのものです。
 花咲港

 港付近にはロシア語の看板がいたる所に・・・

 右に振ると沖合いに「ユルリ島、モユルリ島」




 

昔は木登り、今は・・・

2011-11-13 | Weblog
 小学生の時、近所の家や山にある木によく登ったものだ!たいてい元気よく登ったはいいが、思いのほか高いのに気付きおっかなびっくり降りる羽目になるのだけれど。

 そう言えば「ターザンごっこ」と言うのもあったっけ!木からロープ一本垂らして「あ~あ~」とターザンよろしく揺れるだけの遊びなんだけど、たまに手や足を骨折した友達もいた。「ターザンごっこ」禁止令が出たんじゃなかったけ!


 今流行の木登りは「ツリーイング」とかっこいい名前に変わって一部の愛好家の間で楽しまれているようだ。自分は木は手足を使って枝に摑まりながら登るものだと思っているのでたいしてやりたいと思っていないが、ロープのシステムには興味があった。





 なるほどうまく考えている。

 最近土方仕事で筋力アップした女将、重い尻もなんのその!簡単に登っていきました。

初冬の観光 2

2011-11-07 | 観光、温泉
 まずは開陽台へ、生憎の天気だが一応は360度を体感。

 裏摩周へ向かうも峠からの道は数日前に閉鎖、ゲートから片道3キロの歩きは時間が足りないので諦める。

 峠を下って「神の子池」へ
 「意外と小さいのね!」と後ろから旅行客の声が・・・



 清里町で地元産の蕎麦を昼食に。

 想定外に時間を食ってしまい、摩周湖は断念する。


 雨が降ってきたので藻琴山登頂を諦めて屈斜路湖湖畔に行く。

 砂湯の湖畔にたむろする白鳥たち、急に近寄ってきて一斉に鳴いたり、喧嘩したしてりアピールし始める。振り返るとバスで来たツアーの観光客、そのしたたかさに感心する。

 川湯の「ミュージアムセンター」以前から一度行きたかったところ。阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖一帯の成り立ちがよく解る。ここで展示してあった摩周湖の水、3年前、全面結氷した摩周湖をスキーをはいて採水したものだった、思いがけない再会に驚いた。


 


 



初冬の観光 1

2011-11-06 | 観光、温泉
 広葉樹の葉っぱも標高の高いところではすっかり落ちてしまい、森の中も見通しがよくなった。例年なら初雪が降っていてもおかしくないのだが、今年は当分降りそうにない雰囲気だ。ただ朝晩の冷え込みは厳しくなり、氷が張るのはもう珍しくない。


 早起きして野付半島に「四角い太陽」を期待して行くが、水平線付近に雲が横たわり拝めず。仕方ないので車止めから少し歩くと白鳥の鳴きあう声がするのでその方向に。

 ヨシ原に囲まれた沼にはカモと白鳥が一杯だ。忍び足で沼のほとりに近づき眺める。白鳥の離陸する際水面を走る音がやかましく響き、その優雅な姿との対照が面白い。


 羅臼のビジターセンターで知識を得た後は知床峠で頭を冷やそう!

 現在、知床横断道路の通行時間は10時から15時。明日7日からは冬季閉鎖にはいる。


 ウトロ側では、予定していた観光船の営業が先月で終了していた。
 ウトロ漁港にある「漁協婦人部食堂」もすで終了、残念!

 今年いろんな取り組みをしていた「知床五湖」、今は自由に歩けるようになった。まだクマがたまに出没していて地上歩道が閉鎖されることもあるらしい。

 この日は残念ながらクマには出会えず。


 沈む太陽にしばし瞑想・・・



 「ウナベツ保養所温泉」で肌をしっとりとして温まったら帰途に着く。