万月堂通信

知床半島、標津町にある民宿「万月堂」から日々の出来事やアウトドアー情報(登山、シーカヤック、釣り、狩猟等)を発信します。

原野を流れる川

2013-06-14 | 釣り
 標津町内、忠類川を境に川の様子が変わります。

 ここより南の川は原野を曲がりくねって流れ、広い湿原を周囲に伴ってます。



 山岳を流れる渓流と異なり、水量は豊富なのですが、せせらぎの音が聞こえません。

 生い茂る草は、現在腹から胸くらいの高さがあり、知らないうちに川の位置が判らなくなってしまいます。

 またイラクサが容赦なく肌をひっかきます。自分はほとんど手袋を履かないので、手が真っ赤になってしまいます。夕べは寝ながら痒くて痒くて、夢うつつに手を掻いてました。


 忠類川より北にある川は、いわゆる渓流になります。

 ところで近所の知人から「瑪瑙(めのう)」の原石と切断したものを見せてもらいました。

 近くの川で採ったものだそうです。

 ネットで調べてみましたが、面白いですね!

 折角なので川を歩く時、注意して見ると結構な確率で瑪瑙の原石に当たることが判りました。

 ただせっかく原石を拾っても、切断、研磨する道具がないとしょせんただの石にすぎません!


 
 ナミのことですが、去年は水をおっかながって川に入ろうとしなかったのですが、今年は果敢に水に飛び込んでます。

 今は雪解けの水が入って冷たくて、水量も多いので結構必死な様子です。

 危険な個所の渡渉は私が抱きかかえてやりますが、ほとんどホッテおきます。

一度姿が見えなくなった事がありました。、心配して戻ってみると崖の下から情けない泣き声が聞こえます。

 降りて行ってみると、川と崖に進退窮まったみたいです。けっこう向う見ずな所があるので、こういう時は、大声で怒ってやると耳を後ろに下げて、かなりへこむみたいです!

 でも山に行くのが楽しいのか?誘うと喜んで車に乗るようになりました。

 帰って来るとどういう訳か?タンポポの中を走り回って、体中黄色くなってしまいます。



 タンポポ満開です。


 家の周りでは、ウド、フキ、三つ葉が採れてます。そろそろワラビも時期です。

 畑の「ルバーブ」は今年元気がよくて、早速ジャムになりました。独特の酸っぱ味がたまりません!



 早いもので来月一日はヤマベ釣り解禁になります。楽しみがまた増えます!