夏らしい天気が続いたが、山の様子はどうなってるでしょうか?
羅臼岳(ウトロ側コース)
残雪が多いと思われた今年、大沢の雪渓は最近の暑さのためか急速に減少したようです。かえって去年より少ないように感じた。雪面も柔らかくアイゼンを使用しないで登下降する人も少なからずいたようだ。
ただ寒い日や時間によっては硬くなる場合がありアイゼンの準備は必要だろう。
クマの出没も多いらしく、目撃情報が頻繁に寄せられている。650メーター岩峰付近には数箇所登山道上にクマの糞があった。羅臼平付近でも目撃されているそうだ。

羅臼岳頂上の三角点。ほとんどの人が降り去った頂上は雲の中で展望は無かったが、風も無く寒くも無くのんびり休んだ。
下りだしてしばらくすると男性が4人登ってきた。我々がどん尻だと思っていたので声を掛けると(ラウス側コース)から来たと言う。雪渓が長く、傾斜がきつく難儀したそうだ。ここまで7時間近く掛かっていると言うから、その苦労が伺われる。下りは予定を変更してウトロ側に降りることにしたみたいだ。
650メーター岩峰付近まで降りてきて、登山道脇の木の中をふと覗き込むとクマがいた。すぐ目の前だったので少し後戻りしてクマスプレーの安全弁を抜いた。クマに声を掛けるとどうやら距離を開けたようだった。しばらくスプレー片手に声を出しながら下って行ったが後をついてくる様子もなかった。同行の女性陣はかなり驚いたようで、以後スピードが速かった。初めからこのスピードだったら標準タイムで登れたであろう。
斜里岳(旧道コース~新道)
昨年は雪渓に悩まされた旧道だが、今年はもう雪渓は残っていなかった。
度重なる渡渉もテープ通りに行けばたいして深く潜ることなく渡れる。
頂上付近の高山植物が丁度見頃に花を咲かせきれいだった。こちらも雲の中、展望はなかったが無風でのんびりした。
我々の後に数人いたが新道の下りの途中で追い抜かれてどん尻になったようだった。

熊見峠で見たのはクマの尻ではなく、植物を接写する女性の大きな尻だった。新道の嫌らしい急坂は山開き前に整備したらしく、土嚢が敷設されていた。しかしこれもあっという間に雨で壊れるだろう。
この日気にしていた雷は車に着いて走り出した途端やって来た。いきなり土砂降りになりあっという間に道が川になってしまった。
羅臼岳(ウトロ側コース)
残雪が多いと思われた今年、大沢の雪渓は最近の暑さのためか急速に減少したようです。かえって去年より少ないように感じた。雪面も柔らかくアイゼンを使用しないで登下降する人も少なからずいたようだ。
ただ寒い日や時間によっては硬くなる場合がありアイゼンの準備は必要だろう。
クマの出没も多いらしく、目撃情報が頻繁に寄せられている。650メーター岩峰付近には数箇所登山道上にクマの糞があった。羅臼平付近でも目撃されているそうだ。

羅臼岳頂上の三角点。ほとんどの人が降り去った頂上は雲の中で展望は無かったが、風も無く寒くも無くのんびり休んだ。
下りだしてしばらくすると男性が4人登ってきた。我々がどん尻だと思っていたので声を掛けると(ラウス側コース)から来たと言う。雪渓が長く、傾斜がきつく難儀したそうだ。ここまで7時間近く掛かっていると言うから、その苦労が伺われる。下りは予定を変更してウトロ側に降りることにしたみたいだ。
650メーター岩峰付近まで降りてきて、登山道脇の木の中をふと覗き込むとクマがいた。すぐ目の前だったので少し後戻りしてクマスプレーの安全弁を抜いた。クマに声を掛けるとどうやら距離を開けたようだった。しばらくスプレー片手に声を出しながら下って行ったが後をついてくる様子もなかった。同行の女性陣はかなり驚いたようで、以後スピードが速かった。初めからこのスピードだったら標準タイムで登れたであろう。
斜里岳(旧道コース~新道)
昨年は雪渓に悩まされた旧道だが、今年はもう雪渓は残っていなかった。
度重なる渡渉もテープ通りに行けばたいして深く潜ることなく渡れる。
頂上付近の高山植物が丁度見頃に花を咲かせきれいだった。こちらも雲の中、展望はなかったが無風でのんびりした。
我々の後に数人いたが新道の下りの途中で追い抜かれてどん尻になったようだった。

熊見峠で見たのはクマの尻ではなく、植物を接写する女性の大きな尻だった。新道の嫌らしい急坂は山開き前に整備したらしく、土嚢が敷設されていた。しかしこれもあっという間に雨で壊れるだろう。
この日気にしていた雷は車に着いて走り出した途端やって来た。いきなり土砂降りになりあっという間に道が川になってしまった。