三日目・・・つづき
知床岬先端の草原に寝そべって無心になっていると
「わぁ~!!」
何事かと起き上がると、スパッツにダニが這っていたらしい。自分のスパッツを確かめるとやはりいた。
どうやら草原の枯草はダニの温床となっていたみたいだ。長居は無用、すぐ出発だ。


草原のへりには巨大な吹き溜まりが。アカイワの海岸線にはもう雪はないようだ。
これからは、つらい海岸歩きが始まる。
最初の難所「カブト岩」の高巻きは、雪は付いていない様だったが、前回も雪のない最上部が凍っていたので、アイゼンを履いて登り始める。新しいクマの足跡が先行していた。やはり最上部は凍りついた土だった。
次の難所「念仏岩」がすぐ待ち受けている。
「念仏岩」にも雪はなかったが、途中で凍った所に出くわす可能性があるのでアイゼン着用して登る。

残置ロープを使ってずり上がる。ここにも新しいクマの足跡が、我々は必死で登らなければならないけどクマにはたいした難所でもないようだ。
雪解け水で水量の多くなった「女滝」「男滝」を横に見ながら行く砂地には大きなクマの足跡が、あっち向いたり、こっち向いたりして残っている。
この日の目的地は決めていなかったが、ここまで来れば後一日で相泊に行ける距離なのでもうどこでテントを張ってもいい。
ゴロタ石の浜辺を冬用の登山靴で歩くのはつらいです。一歩一歩本当にゆっくりな歩みになってしまった。
結局、2年前の夏に泊まったことのある洞窟の手前の海岸にテントを張った。
洞窟の奥にはまだ雪があって泊まるには除雪が必要のようだった。
予定よりペースよく進んで来て、予定より一日早く帰れそうだったので、この日は予備食を供出し、多めのご飯に大量のカレーを作ることにした。
雪がチラチラ降り出してきたが、酒の残量をあまり気にすることなく飲みながら飯を作り、久しぶりの満腹感を味わった。
知床岬先端の草原に寝そべって無心になっていると
「わぁ~!!」
何事かと起き上がると、スパッツにダニが這っていたらしい。自分のスパッツを確かめるとやはりいた。
どうやら草原の枯草はダニの温床となっていたみたいだ。長居は無用、すぐ出発だ。


草原のへりには巨大な吹き溜まりが。アカイワの海岸線にはもう雪はないようだ。
これからは、つらい海岸歩きが始まる。
最初の難所「カブト岩」の高巻きは、雪は付いていない様だったが、前回も雪のない最上部が凍っていたので、アイゼンを履いて登り始める。新しいクマの足跡が先行していた。やはり最上部は凍りついた土だった。

次の難所「念仏岩」がすぐ待ち受けている。
「念仏岩」にも雪はなかったが、途中で凍った所に出くわす可能性があるのでアイゼン着用して登る。

残置ロープを使ってずり上がる。ここにも新しいクマの足跡が、我々は必死で登らなければならないけどクマにはたいした難所でもないようだ。
雪解け水で水量の多くなった「女滝」「男滝」を横に見ながら行く砂地には大きなクマの足跡が、あっち向いたり、こっち向いたりして残っている。
この日の目的地は決めていなかったが、ここまで来れば後一日で相泊に行ける距離なのでもうどこでテントを張ってもいい。
ゴロタ石の浜辺を冬用の登山靴で歩くのはつらいです。一歩一歩本当にゆっくりな歩みになってしまった。
結局、2年前の夏に泊まったことのある洞窟の手前の海岸にテントを張った。
洞窟の奥にはまだ雪があって泊まるには除雪が必要のようだった。
予定よりペースよく進んで来て、予定より一日早く帰れそうだったので、この日は予備食を供出し、多めのご飯に大量のカレーを作ることにした。
雪がチラチラ降り出してきたが、酒の残量をあまり気にすることなく飲みながら飯を作り、久しぶりの満腹感を味わった。