昨日書いた
「どっちも大好きです!~公開レッスン」の感激。
公開レッスンのときは、
樹原先生のおっしゃることを逃さず聞くのに必死だったけど
帰宅してから、いろいろ振り返ったら、いろんなことがすごい!と思えて・・・。
生徒が書いた
「ピアノの好きなところは、きれいな音がするところ」という言葉に、
樹原先生が
「自分の弾く音をきれいと感じて癒されることはすてきなこと」と。
私がレッスンの中で、
「曲を仕上げることも喜びだけど、
それより大切なのは、日々弾いている音がどれだけきれいな音で、
その音でどれだけ自分がしあわせになれるか。
そしたらミスも怖くないし、人に聞いてもらいたくなる。」
ということを大切に伝えています。
でも、なかなか難しいことでもあって
その生徒も昨年は、
「音を聴く」ということが、なかなかうまくいかなくて、大変な時期もありました。
ほかの教室からの転入で、すでにいろんな曲を弾けていたこともあり、
プレ・ピアノランド1、2を確認程度に併用しながら
プレ・ピアノランド3まで進んでいたのですが、
指先の感覚、音をじっくり聴くことが十分にできていないと気づき、
その生徒とお母様に、そのことをお話して、
プレ・ピアノランド1、2の大事なメニューを
もう一度やり直させてほしいとお願いしました。
生徒の言葉の端々から「先に進みたい」という気持ちを感じて葛藤もあったのですが、
地道な体操や、どこまでも音を聴いて弾く練習を、
本当によくがんばってくれました。
そして、今、自分のイメージの音楽と、
実際にピアノから出ていく音、
両方をじっくり聴ける耳ができていました
お母様は、はがゆさも感じられていましたが、
その時期を見守っていただけたことに感謝しています
音楽センスも持っていて、
それを表現するパワーも十分に持っている。
こうして曲も作れるという、
音楽の才能に恵まれている子ではありますが、
才能だけで、この日の演奏があったわけではなくて、
その子自身の地道な努力の積み重ね、
ピアノへの愛、
“その時期”を待ってもらえる環境。
そんな、いろんなことが、
統合して存在しているということを感じました。
先ほどの
「自分の弾く音をきれいと感じて癒されることはすてきなこと」という言葉に、
樹原先生が続けておっしゃったこと。
「それは、先生ができるいちばん大切なこと」。
私に向けられた言葉ではなく、
聴講にいらしていた先生方に向けられた言葉だったと思いますが、
私自身が大きな承認をいただいた気分です
埼玉と言っても、
東京に出ていくのに2時間半はかかるこの場所。
審査がトントン拍子で進んだ場合、
公開レッスンにフェスティバル本番と、
2回東京へ行くこと。
その参加費や交通費。
これらを考えると、応募を決断するのは
簡単なことではないと思います。
もちろん、もっと遠くからの参加もあるので、
シビアな目線では、そんなことは関係なのですが・・・。
今回応募をした生徒のお母様も
その大変さを思うと、初めは応募を考えていなかったそう。
6月に行ったピアノコンサート(発表会)での企画、
“みんなのゆめをかなえる”の“ゆめ”として、
その生徒が「自分の作った曲を聞いてもらいたい!」と、
自作曲を録音して、休憩中に流しました。
その録音のための練習をお家で聞いていて、
曲を作ることは誰でもできることじゃないことを知って、
「自分の曲を聞いてほしい気持ち。
自分の曲を大切にしてること。
先生がその曲をまた大切に扱ってくれたことが、
私の気持ちを後押ししてくれました。
応募してみないと、どこまで進めるかわからないのに、
先の大変さを考えて応募しないのも、もったいないのかも」と
応募を決められました
大人の都合で、子どもの可能性を狭めることは簡単
こうして、可能性を委ねてくださった柔軟な対応に、
私自身、学ぶべきことがたくさんありました
今回の記事は、
生徒とお母様に掲載許可をいただいています。
ありがとうございます
ピアノ教室 生徒募集中 ご案内は、コチラ。
“先生がいちばん楽しむ”発表会サポートセッション ご案内は、コチラ。
ピアノの先生♪サポートレッスンを行っています ご案内は、コチラ。
心の中にある大切なことを音楽にします “枝折りmusic”のご案内は、コチラ。
人前で楽しく演奏するための“殻破り会、ご案内はコチラ。
心ふるえるまっみのおうちコンサート“響きあい”その4・その5ご案内はコチラ。
「どっちも大好きです!~公開レッスン」の感激。
公開レッスンのときは、
樹原先生のおっしゃることを逃さず聞くのに必死だったけど
帰宅してから、いろいろ振り返ったら、いろんなことがすごい!と思えて・・・。
生徒が書いた
「ピアノの好きなところは、きれいな音がするところ」という言葉に、
樹原先生が
「自分の弾く音をきれいと感じて癒されることはすてきなこと」と。
私がレッスンの中で、
「曲を仕上げることも喜びだけど、
それより大切なのは、日々弾いている音がどれだけきれいな音で、
その音でどれだけ自分がしあわせになれるか。
そしたらミスも怖くないし、人に聞いてもらいたくなる。」
ということを大切に伝えています。
でも、なかなか難しいことでもあって
その生徒も昨年は、
「音を聴く」ということが、なかなかうまくいかなくて、大変な時期もありました。
ほかの教室からの転入で、すでにいろんな曲を弾けていたこともあり、
プレ・ピアノランド1、2を確認程度に併用しながら
プレ・ピアノランド3まで進んでいたのですが、
指先の感覚、音をじっくり聴くことが十分にできていないと気づき、
その生徒とお母様に、そのことをお話して、
プレ・ピアノランド1、2の大事なメニューを
もう一度やり直させてほしいとお願いしました。
生徒の言葉の端々から「先に進みたい」という気持ちを感じて葛藤もあったのですが、
地道な体操や、どこまでも音を聴いて弾く練習を、
本当によくがんばってくれました。
そして、今、自分のイメージの音楽と、
実際にピアノから出ていく音、
両方をじっくり聴ける耳ができていました
お母様は、はがゆさも感じられていましたが、
その時期を見守っていただけたことに感謝しています
音楽センスも持っていて、
それを表現するパワーも十分に持っている。
こうして曲も作れるという、
音楽の才能に恵まれている子ではありますが、
才能だけで、この日の演奏があったわけではなくて、
その子自身の地道な努力の積み重ね、
ピアノへの愛、
“その時期”を待ってもらえる環境。
そんな、いろんなことが、
統合して存在しているということを感じました。
先ほどの
「自分の弾く音をきれいと感じて癒されることはすてきなこと」という言葉に、
樹原先生が続けておっしゃったこと。
「それは、先生ができるいちばん大切なこと」。
私に向けられた言葉ではなく、
聴講にいらしていた先生方に向けられた言葉だったと思いますが、
私自身が大きな承認をいただいた気分です
埼玉と言っても、
東京に出ていくのに2時間半はかかるこの場所。
審査がトントン拍子で進んだ場合、
公開レッスンにフェスティバル本番と、
2回東京へ行くこと。
その参加費や交通費。
これらを考えると、応募を決断するのは
簡単なことではないと思います。
もちろん、もっと遠くからの参加もあるので、
シビアな目線では、そんなことは関係なのですが・・・。
今回応募をした生徒のお母様も
その大変さを思うと、初めは応募を考えていなかったそう。
6月に行ったピアノコンサート(発表会)での企画、
“みんなのゆめをかなえる”の“ゆめ”として、
その生徒が「自分の作った曲を聞いてもらいたい!」と、
自作曲を録音して、休憩中に流しました。
その録音のための練習をお家で聞いていて、
曲を作ることは誰でもできることじゃないことを知って、
「自分の曲を聞いてほしい気持ち。
自分の曲を大切にしてること。
先生がその曲をまた大切に扱ってくれたことが、
私の気持ちを後押ししてくれました。
応募してみないと、どこまで進めるかわからないのに、
先の大変さを考えて応募しないのも、もったいないのかも」と
応募を決められました
大人の都合で、子どもの可能性を狭めることは簡単
こうして、可能性を委ねてくださった柔軟な対応に、
私自身、学ぶべきことがたくさんありました
今回の記事は、
生徒とお母様に掲載許可をいただいています。
ありがとうございます
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