埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

顔を見てごあいさつ

2009年06月06日 | レッスンの出来事
ある本の中で「あいさつでの未完了はありませんか?」という問いがあった。

コミュニケーションの基本となるあいさつで、未完了と感じていることがあると、
コミュニケーションがうまくいかない原因にもなりやすい、と。


すぐに思い浮かんだのが、生徒とのあいさつで、顔を見ないこと。


レッスンでは、
「こんにちは」「よろしくお願いします」「ありがとうございました」「さようなら」を
お互いにすることを約束している。


照れて、ちゃんとごあいさつできない子もときどきいるけど、
今いる生徒は、うれしいことに、みんなきちんとあいさつしてくれる。

でも、顔を見ないであいさつすることも多い。

子どもでも大人でも。


そして、私も前後のレッスンがあると、
チラッと見るだけであいさつしてしまうこともあって、反省していた。


私が行動するだけじゃ、なかなか気づいてもらえないし、
顔を見てあいさつことが気持ちよいことと、知ってもらおうと思って、
“ピアノだより”に
「私の未完了を完了させるために、協力してね」と「顔を見てごあいさつ」をお願いした。

そしたら、みんな素直に受け入れてくれて、
しっかり私の顔をみてあいさつしてくれるようになった。

やけにジッと見られて、ちょっと照れくさいくらい

ときどきは、私が忘れていて、生徒がジッと見ていることで気づかされることもある


これによって、レッスン自体も気持ち良く進められるようになった。

声だけでなく、顔を見ることで、
お互いの存在を承認していることになっているのでしょうね。


ときどきは、生徒たちが元気のない顔で「こんにちは…」と入ってくることもある。

こちらの顔もちゃんと見ていない。

でもそういうときは、顔を見てあいさつすることが難しい気分なのかも、と思って、
それには触れずにレッスンに入る。


帰るときに、少しでも明るい表情で「さようなら」を言ってくれたら、
とてもうれしい

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